1月22日(水)の午後
大田区の私立幼稚園の先生たちが一同に集まる研修会が
大田区民プラザで開かれました。
第1部は永年勤続の先生方の表彰式です。
天使幼稚園からも勤続20年の先生と勤続5年の先生が表彰されました。
第2部は教養講演会です。
ソウルオリンピックのシンクロナイズドスイミングで銅メダルを獲得した
小谷実可子さんのお話をみんなで伺いました。
幼いころから水泳を始め、シンクロに誘われた経緯や、アメリカに留学した話、
そしてオリンピックに向けてがんばり銅メダルを獲得したこと
その後、長野オリンピックや東京オリンピックの招致に向けてお手伝いしたこと、
バルセロナオリンピックの時は補欠で終わり挫折を味わったことなどを
その時々の情景を交え細やかにお話してくださいました。
「ソウルオリンピックの時は、やるべきことをしっかりやり
メダルをとる自信が300%あったのでメダルを確保できたけれど
バルセロナの時はメンバーの一人に選ばれた喜びはあったけれど
『私で良いのかな』という思いもあり、最終的に選ばれなかった。
その時、やっぱりオリンピックの神さまは、よく見てくれているんだなと思い
オリンピックは厳しい舞台なんだなとその意義や魅力を教わりました。」
「補欠に終わったバルセロナオリンピックから帰国した時
(小谷さんの)お母さんが自分で作ったメダルを持って
成田に迎えに来てくれていました。」
など、家族の素晴らしさが分かるエピソードなども紹介してくれました。
「もうすぐ東京オリンピック・パラリンピックが開幕します。
そのステージに向けて、(小谷さんと)同じように
一人ひとりのアスリートが自分の人生をかけて臨んでいます。
そのような背景も思い描きながら応援してください。」
と、この日のお話を結ばれました。