田川市石炭・歴史博物館のブログ

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ロマンスヶ丘

2016年05月08日 | 日記

こんにちは!

本日は、石炭・歴史博物館にいらっしゃられた際に行ってみたい、田川市のあまり知られていない観光スポット「ロマンスヶ丘」をご紹介いたします♪

場所は田川市の北東部にある夏吉地区。
北九州市八幡東区の皿倉山から香春町の香春岳まで、約30kmにも及ぶ福智山地の南部にあります。

標高は約255m、遠くからみるとまるで羊が群れているかのように見える石灰岩のカルスト台地です。

標高200mくらいまでは車道が通っていますので、車でアクセス可能ですが、登り口付近には駐車場がありませんので、その先にあるキャンプ場の駐車場をご利用くださいマセ。


登り口はこんな感じです。

 

金川小学校の子どもたちが、登山用の杖を設置してくれています♪
出来れば二本借りて登るとラクですヨ!



距離は短いのですが、なかなかの急坂をヒーコラと10分ほど歩くと、思わず「ロ・マ・ン・ス」と呟いてしまう絶景が広がっています!

同じカルスト地形としての規模は、北九州の平尾台や山口の秋吉台に比べるとかなーりコンパクトですが、田川郡一体をパノラマで体感でき、眺めの良さではけっして引けをとりません!!

左手には同じ石灰岩の山である香春岳が見えまして、採掘で削られた一ノ岳がだいたい250mくらいですので、同じくらい高さで見ることができマス♪

田川の街並みも両手ですっぽりおさまるくらいにぜーんぶ見えます。

奥に見えるのは、日本三大修験山として知られる「英彦山」を有する英彦山山地です。
この山地から流れ出すふたつの河川、「彦山川」・「中元寺川」は、鉄道が出来るまでの明治中期まで、石炭の輸送路として活躍をしておりまして、田川の炭坑にとって重要なモノでした。



足元の石は、かつて白ダイヤとして、黒ダイヤ(石炭)とともに田川の産業を支えた「石灰石」で、ゴロゴロ転がっておりますデス。



当日は曇りでやや霞んでおりましたので、あまり鮮明ではありませんが、田川市のシンボル二本煙突も見えますよ!



知る人ぞ知る観光スポット「ロマンスヶ丘」。

「ゼヒゼヒ!」 とは言いませんが(汗) 当館にお寄りの際、もし時間や体力があれば、遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

ロマンスヶ丘の地図

田川市石炭・歴史博物館ホームページ

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