久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【起業家応援ブログ 大阪支社】

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大阪日記「Englishスピーチ&でき若ディスカッション」

2012年08月27日 | はじめに 「経営理念」

大阪日記
8月24日
PC担当:中島

本日のPC担当は恵谷です。少しずつ涼しくなってはきていますが、風邪をひかないように気をつけましょう。


<1分間スピーチ>
1人目 谷山さんのスピーチ
「でき若」を読みまして、考えること、行動することについて興味を持ちました。みなさんは考えること又は行動することのどちらを先に選びますか。一般的には、最初に考えることを優先しがちだと思います。これは、深く考えることで行動がより良くなると考えるからだと思います。しかし、これには不利な点があります。タイム・イズ・マネー。すなわち、深く考えることは、私達からマネーを奪うことになります。私たちは、これを認識しておかなければなりません。その上で、考えることの時間をいかにコントロールすることが大切となると思います。

<スピーチに関する意見・質問等>
【金沢さん】
スピーチの内容が、一般的で既にみんなが知っている内容となってしまっていました。谷山さんの実体験に基づく話はありますか。

【谷山さん】
例えば学生の頃、アルバイトの選択に多くの時間をかけてしまった経験があります。どのような種類の仕事、どれくらいのペース、どの時間帯など。そこで、すぐにこれらを決定して働き始めていたら、悩んでいた時間の分だけお金を稼げていたじゃないかと、考えました。

【小林さん】
時間を有効活用するというテーマに対して、難しい単語や、難しい説明の言い回しがあったように思います。質問がきた時の為、もっと簡単な言葉で違う言葉で説明できるようにしたら更にいいと思います。

【淺野さん】
時間を有効に使うということに関して、アルバイト以外に成功体験はありますか。

【谷山さん】
考えるよりまず行動ということで、見知らぬ外国人に、あまり考えることなく話しかけることができたのが成功です。

【ショウさん】
タイムイズマネーとは、例えば1時間にどのぐらいのボリュームの仕事ができるかだと思います。タイムイズマネーをどう定義しますか。

【谷山さん】
定義というのは私には難しいですが、私はこの言葉を、自分の考えや意識についてのものだと捉えています。時間の経過とともに金銭を失うという事を意識することで、仕事をスピーディに取り組もうとするなどシンプルに捉えています。

2人目 安村さんのスピーチ
ビジネスにおいて、決断力はとても大切だと思います。なぜなら私が投資業界で働いていたとき、決断力がないために絶好の投資機会を逃したという人を多く見てきたからです。正しい知識がないと正しい決断ができないです。だから私は知識を得るために勉強し続けることが重要だと思います。

<スピーチに関する意見・質問等>
【中島さん】
安村さんは、決断力を持っていますか。

【安村さん】
持っていないと思います。なぜなら、知識のなさに不安を覚えて判断基準に自信が持てずに決断しきれないことがあります。

【中島さん】
足りないと考えられている知識は、例えばどのようなものでしょうか。

【安村さん】
仕事の面で、長期目標を持つ為の知識が不足していると思います。

【中島さん】
決断力を身につけるために何をしますか。

【安村さん】
継続的な努力が必要となると思います。判断基準となる情報に自信が持てるようになるために普段から意識して、取り組んでいきます。

【小林さん】
私は決断力を持っていませんとはっきり明言してしまうのはよくないと思います。自社内では、全員がコンサルタントとしてプロ意識をもって仕事をしなければいけません。コンサルタントとして決断力は必須ですし、今後業務をやっていくうえで顧客の前では堂々としていることが必要です。


<「できる若者は3年で辞める!」ディスカッション(英語)>
P197~199「やりたい目標こそすべて」
Q1 あなたの目標はなんですか。
Q2 あなたはなぜその目標を持っているのですか。
Q3 その目標は「やりたい目標」だと思いますか。

【小林さん】
会計分野で仕事をするために、実務でも知識の習得に努め経験を積みたいと思います。

【北口さん】
なぜ会計士になりたいのですか。

【小林さん】
会計という分野が好きだからです。企業を運営していく中で、会計は必要不可欠ですし、業種・規模によって会計から見えるものはさまざまです。そこが面白いと思います。

【安村さん】
私も会計士になるという目標を持っています。

【谷山さん】
仕事をしながら会計士になることはとても難しいことです。合格できますか。どのように勉強しようという方法論やアイデア、意気込みを教えてください。

【安村さん】
例えば、暗記する分野については、時間を効率的に使い、忘れないようにするために会計士試験に合格した友人から絵を描いて覚えるという勉強法を教わりました。それを私も実践してみようと思っています。

【北口さん】
現在作成している海外の法制度に関わるレポートを無事終わらせることです。私は国際事業に携わりたい気持ちがあるのですが、知識やスキルが足りず、自信がありません。もし、この業務を無事終わらせることができれば、自信がつくだけでなく、知識も増えると思います。この短期的目標は、長期的目標に基づいた目標であり、私が本当にやりたい目標です。

【淺野さん】
会計士になることが目標です。顧客に対して客観的に自分の知識をアピールできます。会計士試験合格は最終目標ではなく前提だと思います。

【中島さん】
なぜ会計士になりたいと思ったのですか。

【淺野さん】
会計士は、ビジネスチャンスがあるからです。

【谷山さん】
たくさんの企業の成長に貢献することが、私の目標です。友人が経営する飲食店で働いた経験があります。そこで、彼と経営について深く話し合ったことや、会計の面で少し役に立てたことから、会社の成長に貢献することに非常に喜びを感じたからです。この目標はもちろん私のやりたいことです。

【中島さん】
私は会計の専門家になりたいと思います。なぜなら、ビジネスの世界で強みを活かして仕事がしたいと思っており、かつ人を助けたいと思ったからです。
そして、その目標は私のやりたい目標です。人を助ければ、人は便益を得ます。助けられた人がまた別の人を助ければ、同様に人は便益を得ます。この流れが繰り返されることによって全ての人が幸せになれるからです。

以上

大阪日記「Englishスピーチ&でき若ディスカッション」

2012年08月27日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月23日
PC担当:恵谷

本日のPC担当は恵谷です。脱水症状を起こしやすい季節です。適度に水分補給し体調管理を徹底させていきましょう。


<1分間スピーチ>
1人目 安村さんのスピーチ
 私は会社や顧客、そして社会に貢献できるような人間になりたいと思います。
そのためにこの研修でビジネスマナーや会計ソフトの使い方を学び、スピーチの技術を高めたいと思います。
 また、公認会計士資格を取得するために、しっかりとした計画を立て一生懸命勉強していきます。

<スピーチに関する意見・質問等>
【淺野さん】
どのように社会に貢献していきたいですか。

【安村さん】
 この会社や顧客に対して貢献することを通じて社会に貢献していきたいです。

【淺野さん】
 確かにTCGは、顧客や社会に貢献しているかもしれませんが、安村さん自身が顧客や社会に貢献するために、どうしていこうと思っていますか。

【安村さん】
 その最初の手段として、より多くの人達とのコミュニケーションが大切だと思います。より多くの人達と関わることで、顧客と社会に貢献できるきっかけはできます。後は、スキルを上げるために日々勉強し、相手に与える価値を高めていきます。

2人目 淺野さんのスピーチ
BMIについてお話します。BMIとはBody Mass Indexの略称です。BMIは22が理想的と言われていて、18.5以下や25以上だと病気になりやすいと言われています。健康を保つためにもBMIを覚えておいてください。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 最も伝えたかったことは何ですか。

【淺野さん】
 人を構成する要素は心技体があります。心と技はみんな研鑽していると思いますが、体に関しても研鑽するべきだと思います。BMIはその助けになると思います。

【黒岩さん】
 淺野さんはどうやって健康を維持していますか。

【淺野さん】
 食事には気をつけています。食べ過ぎるとすぐに太ってしまうので、食事の量にも気をつけています。

【ショウさん】
 健康を維持するためにどんな栄養を摂っていますか。

【淺野さん】
 食事のバランスを大切にしています。タンパク質、脂質、野菜、穀物などをバランス良く食べています。


<「できる若者は3年で辞める!」ディスカッション(英語)>
P194~196「生と死の境界線をなくす~死生観を持つ」
Q1 ポジティブなマインドを維持するためにどんな努力をしていますか。
Q2 あなたはどのようにして(精神的な意味で)社会に貢献しますか。

【中島さん】
 失敗を失敗と考えないようにしています。失敗は誰にでもあり、失敗を乗り越えてこそ成功に繋がると思うからです。私は、会計のフィールドで顧客に貢献します。そして、顧客が顧客の顧客に貢献をします。それが社会貢献につながると思っています。

【ショウさん】
 どんな失敗をしたのですか。

【中島さん】
 コミュニケーションエラーを起こすことがありました。

【安村さん】
 考え方を変えることが大事だと思っています。

【廣庭さん】
 なぜそう思うのですか。

【安村さん】
 ミスをしたとき気持ちを入れ替えられなかったら、成功しません。加えて、長い間そのミスについて考えていてはいけないと思います。

【廣庭さん】
 端的に言うと、どういうことでしょうか。

【安村さん】
 考え方を変えることです。

【北口さん】
 考え方を変えられなかった経験はありますか。

【安村さん】
 あります、そういうときはたくさんミスをしました。

【北口さん】
 考え方を変えるために具体的にはどのような行動をしていますか。

【安村さん】
 人と関わる時間を増やし、人とコミュニケーションをよくとります。

【廣庭さん】
長期的目標を持つことです。私の長期的目標は海外進出をする日本企業を助けることです。それを得るために努力を続けることが必要です。また、ポジティブ思考を保ちます。例えば他者の立場や会社の状況を考えることで、社会貢献につながると思います。私たちのクライアントは会計税務のプロではありません。難しい言葉は使わず、簡単な言葉を使って説明することも必要です。

【淺野さん】
 短期的な目標はいかがですか。短期的な目標は、ポジティブ思考を維持するために、重要ではないと考えていますか。

【廣庭さん】
私の短期的な目標も大事ですが、長期的な目標から落とし込んだ目標でないとモチベーションを維持することは難しいです。淺野さんは、何かあるのでしょうか。

【淺野さん】
 睡眠をとったりお酒を飲んだりしてリフレッシュすることです。嫌なことを忘れるように心がけて、ポジティブ思考を保ちます。

【北口さん】
 私は、考え方を変えてリフレッシュします。自分の経験や知識をシェアすることで、当社、クライアント、そして社会に貢献していけると考えています。

【淺野さん】
 どのように営業電話をするかを北口さんに聞いたことがあり、その日に営業電話でアポイントメントを取れたので、アドバイスに感謝しています。

【黒岩さん】
 ポジティブやネガティブとモチベーションを深く考えないことにしています。仕事においては結果が大事です。モチベーションを意識してしまうと、仕事の結果にも影響を与えてしまいます。
 人を育て、人を残すことが社会貢献につながると思います。

【廣庭さん】
 他者を育てるには何が大事だと思いますか。

【黒岩さん】
 まずは自分自身が挑戦をする姿勢を取るようにします。自分から動くことが大切だと思います。
以上

大阪日記「3分間スピーチ」

2012年08月27日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月22日
PC担当:中島

本日のPC担当は中島です。まだまだ暑い日が続きますが、暑さに負けずがんばっていきましょう。


<3分間スピーチ>
1人目 安村さんのスピーチ
仕事の楽しさについて話したいと思います。学生の頃、飲食店でアルバイトをしていました。当時の上司は、ミスをしても怒ることはなく笑って許してくれるような人でした。それは結果最終的に、職場の雰囲気を明るくするためです。怒られることを恐れ、失敗をしないようにしようと積極的になれない部下をやる気にさせるためだと思います。これから社内で働く際は、仕事の楽しさを教えられる人になりたいと思います。仕事の中で、楽しさを見つけたいと思います。

<スピーチに関する意見・質問等>
【藤川さん】
 今回のスピーチの反省点などありますか。

【安村さん】
 構成をまとめきれなかったと思います。

【藤川さん】
 反復して意識を行動に、そして行動を習慣化してください。人によっては改善を口に出して実行しないことが往々に見受けられるので習慣化することで次に繋いでください。

【淺野さん】
 過去の経験はスムーズに話せたと思いますが、結論部分がスムーズではなかったのが残念です。上司のどのようなところを真似していきたいですか。

【安村さん】
 困ったことがあっても常に笑顔になることです。

【黒岩さん】
スピーチ中の表情が硬いと思います。表情を柔らかくすると相手に安心感を与えられると思います。

【廣庭さん】
 楽しさを見つける重要性を伝えたいのはわかるのですが、具体的事例との繋がりが見えづらかったです。そこを改善していただくとよいと思います。

2人目 谷山さんのスピーチ
外国人の人と仲良くなることは、日本人と仲良くなるより簡単だと思います。私には、カナダ人の友人がいます。外国人との間には、習慣や考え方などのちょっとしたことにも違いがあり、様々な部分で気づきを感じることができます。これは、日本人と外国人のお互いに言えることであり、違うからこそ仲良くなれる要素があると考えられます。このようなことを意識して接するといいと思います。

<スピーチに関する意見・質問等>
【廣庭さん】
 具体例を盛り込むのはいいことですが、結論として何を言いたいのかをスピーチで伝えてほしかったです。

【藤川さん】
単純な話ですが、ビジネスシーンで話すということを意識してスピーチしていただきたかったです。これでは単なる学生のスピーチです。

【谷山さん】
 ビジネスの場でお客さんにどういった貢献ができるかという視点に結び付けて、スピーチをすればよかったと思います。

【菊田さん】
個人的には気づきがあったと思います。日本人同士と外国人と一緒にいるときで何が違うと思いますか。

【谷山さん】
外国人はオープンです。日本人なら恥ずかしいようなことも、直球で発言します。このような人間関係もあるのだと気づきました。

【長戸さん】
スピーチは、ユーモアがあり素晴らしかったのですが、そこを偏重すると反感を買うおそれがあります。気をつけてください。しかし谷山さんは、自分で考えていることを素直に発表する積極性が素晴らしいと思います。そこは忘れないでください。ただし、注意すべき点として、指摘を受けたところを修正してください。その積極性に修正できる習慣が身につけば、成長スピードは人より早くなります。

【恵谷さん】
谷山さんの人間性がわかる、個人的にはとても好きなスピーチでした。それだけに話をまとめきれなかったところが非常にもったいないと思います。経験談や気づき、ユーモアなど、全体のバランスを考えて話していただくとより伝わったのではと思います。

【山本さん】
仲間でやっていくことは大切ですが、なぜやっていくのかを伝えることがさらに重要です。当社の海外事業を通して、海外ビジネスについて知っていただくといいです。

以上

大阪日記「3分間スピーチ」

2012年08月26日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月21日
PC担当:坂本

本日のPC担当は坂本です。先日の銀座でのオリンピックメダリスト凱旋パレードは非常に活気溢れたものでした。パワーでは大阪も負けていられませんね。


<3分間スピーチ>
1人目 谷山さんのスピーチ
本日は経営者マインドについて話します。友人が開業した飲食店の経営に協力する機会がありました。そのときは開業前の準備から会計的分析まで幅広く協力しました。その際に、友人が私に相談をもちかけてくれたこと、私の意見に聞く耳を持ってくれたことから、経営者と同じ目線で物事を考えることができたため、モチベーションが上がりました。経営者マインドの本質は、様々な問題を自分だけの問題とすることにあり、安定的なモチベーションの維持につながります。これに加え、私のこの経験からも、経営者マインドを持つことに重要な意義があると感じました。そして、実際に経営者マインドを持つには、会社がそのような組織風土を提供すること、社員がそのような環境を有効に活用することの二点が必要だと考えました。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 今回のスピーチの要点をもう少し端的に教えていただけますか。

【谷山さん】
 経営者マインドを持つことが大事だということです。経営者マインドには2つ必要であり、機会を得ることと、それを活かすことだと思います。

【黒岩さん】
 谷山さんが経営者マインドを持つためにしていることは何かありますか。

【谷山さん】
 何らかの問題があったときにそれを内的な要因だけにせず、しっかりと解決していこうと意識しています。

【中島さん】
 ご自身の体験談を踏まえたうえでのスピーチでしたが、気づきや感動というものがなく、でき若を読んで内容に共感しましただけで終わっていたと感じました。気づきや感動を与えられるようなスピーチというものを意識していただきたいと思います。

【金沢さん】
経営者マインドの部分が、少しぼやけてしまったと思います。何かをしたという話だけでは作業で終わってしまいます。経営者が何を考えているか、という話と経営者マインドを結びつけて話していただければと思います。

2人目 安村さんのスピーチ
成果主義について話したいと思います。前職では営業をしていて成果主義となっていました。営業では契約を成立させることでそれが給与に反映されるので、モチベーションにつながることが良い面です。しかし、逆に契約の成立をゴールとすることで短期的な思考となってしまいがちになってしまいます。相手のために仕事をするはずが、自分のために、そして会社のためにという考えになってしまいます。私が実際にお会いしたお客様で契約してもいいが、今ではないと仰っている方もいました。
成果主義を採用すると自分のためにという思考に陥りやすいですが、相手のために仕事をするということを忘れてしまいます。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 ぜひ出向することで、お客様に貢献すると言うことを感じて欲しいと思います。そして、ただ経験を積むだけではなく、今後また入社される方にも広めていって欲しいと思います。

【西井さん】
とても興味深く聞いていました。最初の成果主義の長所短所は一般論でしたので、安村さんが過去の経験から改善されたことをもう少し深く話していただければ聞いている側の気づきとなったと思います。その当時具体的に改善されたことを教えてください。

【安村さん】
 以前の上司は今契約とならないのではあまり価値がないと考えているように感じました。私がもう少し時間をおいてから契約とした方がよいという話を相談してもあまり良い印象にとってもらえなかったのですが、私はこの契約を成約に結びつけることができました。

【西井さん】
 ぜひ普段の業務や出向したときでも相手のためにというところを常に意識して頂きたいと思います。

【恵谷さん】
投資に関する営業は私にはない経験だったので興味深く聞いていました。内容を広く話そうとするのではなく、もう少しまとめて話して頂くとより伝わりやすいのではないかと思います。

【菊田さん】
投資の業界では期間をおいてから契約は非常に難しいと思います。どのように契約に結びつけたのですか。

【安村さん】
しっかりとフォローし続けていたので長い期間を使って契約に結びつけたとは感じていませんでした。

【金沢さん】
今回はどのような人を対象にスピーチをされましたか。

【安村さん】
営業経験の有無など様々な人がいらっしゃるので、あまりターゲットを考えずにスピーチをしました。そのため、人によってわかりづらい内容になってしまったと思います。

【金沢さん】
次回はその点を意識して頂くと良いスピーチになると思います。

以上

大阪日記「3分間スピーチ」

2012年08月26日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月20日
PC担当:淺野

本日のPC担当は淺野です。世間でもお盆休みが明けましたので、気を入れ直して仕事に取り組みましょう。


<3分間スピーチ>
1人目 小林さんのスピーチ
 去年の3月から約1年半出向していました。そこでの経験をお伝えします。総務業務では事務面や営業担当の世話、経理業務では日々の精算、家賃等の請求書処理など幅広い業務に携わりました。各週で行われる外部の講師を呼んでの講習では受講費の回収から収支まで全般管理も担当することが出来ました。
出向先クライアントは、自社の出向者=経験者=プロを当然イメージしています。しかし、出向者の知識面・経験面のスキルが顧客の求めるレベルに達していないということは多々あると思います。その差異があることを常に念頭に置いて、他社よりも単価が高いことの意味を考えながら、日々の業務や仕事をする必要があると思います。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 出向先で多くのことを学んだと思いますが、1年半で顧客に提供できたものは何ですか。

【小林さん】
 私が出向した際、前任者が引き継ぎをせずに退社していたため、出向時から手探りで全業務をやっている状況でした。当然日々の業務でも貢献できたと考えていますし、今後誰でも引継がスムーズにいくように業務自体の改善提案も含めて引継資料も作成してきました。業務面、成果物作成といった意味でクライアントへ貢献できたと考えています。

【黒岩さん】
 求められた仕事以外にプラスαで、顧客に価値あるものを残してきて欲しいと思います。

【安村さん】
 コミュニケーションで苦労されたとき、どうされましたか。

【小林さん】
 出向先企業の方は、顧客であると同時に一緒に仕事をする人間でもあります。コミュニケーションを密に取る中で、顧客であるという意識を持ちつつ、垣根は作らないように努力しました。また職場には、多くの方々と関わらなければ完成しない仕事が多く存在します。業務の中で幅広く交流を持っておけば、問題が起きた時に対処しやすくなるのも事実です。いい意味でも悪い意味でも常に人とかかわることが重要です。 

2人目 谷山さんのスピーチ
組織力について、事例を取り上げて、理解を深めたいと思います。学生時代に部活動をされている方は、クラスと部活の二つの組織に属していたと思います。おそらく、部活の方が団結力はあったのではないでしょうか。それを、「でき若」にある理論との整合性の観点で検討すると、部活動には、1.組織目標と個人目標が一致している(チームが勝つという目標が一致している。) 2組織目標が明確 3組織目標に賛同して集まっている、という要件を満たしています。そして、このような組織力向上の要件を満たしている部活動という組織、ひいては、様々なスポーツとしての組織から、逆に我々企業が学びとって役立てることもできる部分があるのではないかと考えました。私は、その一つとして、上手く機能している具体的なチームの事例を、自社における望ましい人間関係等の参考にしてみたらどうかと考えました。例えば、オリンピックで女子サッカーは、チームとして上手く機能していました。女性選手20名以上を率いる男性監督の、選手への接し方、距離感の保ち方、モチベーションの喚起の仕方等は、同じような環境にある男性上司に非常に参考になるのではないでしょうか。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 言いたいことを一言で言うと何ですか?

【谷山さん】
組織力を高めるには要件があります。それを意識しなければならないと思います。

【黒岩さん】
その話を実体験と交えて話してください。内容が抽象的になってしまって、聞き手に伝わりにくくなってしまいます。

【谷山さん】
中学時代にバスケチームに所属していました。そこで、顧問に「たるんでる」と注意され、今後勝つためにやるのか、それとも、楽しむためにやるのかを自分たちで話し合うように促されました。そこで私達は、勝つためにやると話し合って決めました。これにより、部員の意識が統一され、組織目標と個人目標のベクトルが同じ方向になることで、チームの雰囲気が良くなったという経験があります。

【黒岩さん】
 今の話のほうが伝わりやすいです。今後は体験談を交えて話してほしいと思います。

【菊田さん】
 何が言いたいか伝わりづらいです。趣旨説明にあったように、気づきや感動のポイントはどのようなところですか。

【谷山さん】
組織力を強める要件を満たすようなスポーツチームからは、逆に企業の側が学べることもあるのではないかということです。

【菊田さん】
 みなさんに何を気づかせるか考えてスピーチを作ることを意識してください。

【恵谷さん】
 姿勢や話し方はいいと思うのですが、声が小さいのが気になります。声が小さいと内容よりもそちらが気になってしまいます。声というのは自分が思っているよりも出ていないものなので注意してください。

3人目 安村さんのスピーチ
東京での研修で気づいたことについてお話ししていきたいと思います。自分が成長する中で、人のいいところを吸収することが大事だと思いました。退職してから今までは人と接して学ぶことがあまりなかったです。最初は厳しい意見の理由が分からなかったです。自分に欠けていることに気づきました。教えてもらっているのに実践できず、申し訳なく思いました。
最初の自分のスピーチは、感想を述べているだけでした。スピーチの3つの目的をしっかり考えて、自分の考えを述べる必要があることに気づきました。
これまでは人の話を聞いても、そういう方法もあると思うぐらいで、自分から改善することがあまりありませんでした。絵を描いてみるという勉強法を教わって、実際に絵を描いてみると、頭に入ってきやすかったです。そのことから人の言うことを素直に従って行動することを学びました。とりあえずやってみることが大切だと気づきました。

<スピーチに関する意見・質問等>
【廣庭さん】
 今回のスピーチで伝えたかったことは何ですか。

【安村さん】
人と接することで多くのことが学べるということです。

【廣庭さん】
話し方は自分の言葉で話していたので個人的には好感が持てたのですが、言いたいことを思いつくままに話しているように聞こえ、聞いている側からは何を伝えたいのかがはっきりしませんでした。

【小林さん】
自分の言葉で話そうと意識していることは伝わります。ただ3分間スピーチという枠の中で、人前で話す内容としては不十分すぎると思います。起承転結、構成を考えて話をしないと話の途中で軸がぶれていくかと思いますので気をつけて下さい。

【黒岩さん】
 準備不足を感じます。スピーチする機会は今後少なくなっていきます。一つ一つの研修内容を意識的に取り組んで下さい。スピーチの内容から感じることは、指摘された事を理解してから行動に移すのではなく、指摘された段階ですぐに行動に移してほしいと思います。その方が結果を早く変えられます。

【恵谷さん】
手の動作が落ち着かないのが気になります。スピーチにおいては話の構成も大事ですが、見られ方というのも意識して下さい。

4人目 淺野さんのスピーチ
目標の設定と達成についてお話します。私は公認会計士を目指しています。簿記の1級は合格できましたが、公認会計士試験の短答式試験にはまだ合格できていません。それは試験が難しいからだと思っていました。しかし公認会計士を目指してレベルの高い勉強をしていたから簿記1級に合格でき、公認会計士試験に何とか受かろうと思うレベルだったから短答式試験に合格できていないのだと最近思うようになりました。ほどほどの目標設定をしていたら、実際にはそれにすら到達しないと思います。
仕事でも同様のことが言えます。クライアントや同僚に求められているときに、そこそこのレベルを目標に仕事をしたら結果は悲惨なものになってしまうと思います。


<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 わかりやすくいいスピーチだったと思います。実際に今、仕事面で取り組んでいることは何ですか。

【淺野さん】
 営業電話でアポがまだ取れていないので、1件取ることを目標にするのではなく、2件、3件取るつもりでやりたいと思っています。

【黒岩さん】
 極端に考えることも必要だと思います。電話であれば1時間20件が目標ですが、「40件かけるにはどうすればいいか」と考えると今までのやり方も疑い、取り組み方も変わると思います。

【廣庭さん】
話し方、構成は10日間で成長が見られたと思います。より高い目標を設定することは大事だと思います。また、公認会計士の試験でも点数を目標にすることも大事ですが、合格解答として試験委員が何を求めているのかということを意識することにより今後仕事をする上でお客様とやり取りする上で役立つと思います。

以上