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大阪日記「3分間スピーチ」

2012年08月26日 | あさけん(朝の実務者研修講座)

大阪日記
8月20日
PC担当:淺野

本日のPC担当は淺野です。世間でもお盆休みが明けましたので、気を入れ直して仕事に取り組みましょう。


<3分間スピーチ>
1人目 小林さんのスピーチ
 去年の3月から約1年半出向していました。そこでの経験をお伝えします。総務業務では事務面や営業担当の世話、経理業務では日々の精算、家賃等の請求書処理など幅広い業務に携わりました。各週で行われる外部の講師を呼んでの講習では受講費の回収から収支まで全般管理も担当することが出来ました。
出向先クライアントは、自社の出向者=経験者=プロを当然イメージしています。しかし、出向者の知識面・経験面のスキルが顧客の求めるレベルに達していないということは多々あると思います。その差異があることを常に念頭に置いて、他社よりも単価が高いことの意味を考えながら、日々の業務や仕事をする必要があると思います。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 出向先で多くのことを学んだと思いますが、1年半で顧客に提供できたものは何ですか。

【小林さん】
 私が出向した際、前任者が引き継ぎをせずに退社していたため、出向時から手探りで全業務をやっている状況でした。当然日々の業務でも貢献できたと考えていますし、今後誰でも引継がスムーズにいくように業務自体の改善提案も含めて引継資料も作成してきました。業務面、成果物作成といった意味でクライアントへ貢献できたと考えています。

【黒岩さん】
 求められた仕事以外にプラスαで、顧客に価値あるものを残してきて欲しいと思います。

【安村さん】
 コミュニケーションで苦労されたとき、どうされましたか。

【小林さん】
 出向先企業の方は、顧客であると同時に一緒に仕事をする人間でもあります。コミュニケーションを密に取る中で、顧客であるという意識を持ちつつ、垣根は作らないように努力しました。また職場には、多くの方々と関わらなければ完成しない仕事が多く存在します。業務の中で幅広く交流を持っておけば、問題が起きた時に対処しやすくなるのも事実です。いい意味でも悪い意味でも常に人とかかわることが重要です。 

2人目 谷山さんのスピーチ
組織力について、事例を取り上げて、理解を深めたいと思います。学生時代に部活動をされている方は、クラスと部活の二つの組織に属していたと思います。おそらく、部活の方が団結力はあったのではないでしょうか。それを、「でき若」にある理論との整合性の観点で検討すると、部活動には、1.組織目標と個人目標が一致している(チームが勝つという目標が一致している。) 2組織目標が明確 3組織目標に賛同して集まっている、という要件を満たしています。そして、このような組織力向上の要件を満たしている部活動という組織、ひいては、様々なスポーツとしての組織から、逆に我々企業が学びとって役立てることもできる部分があるのではないかと考えました。私は、その一つとして、上手く機能している具体的なチームの事例を、自社における望ましい人間関係等の参考にしてみたらどうかと考えました。例えば、オリンピックで女子サッカーは、チームとして上手く機能していました。女性選手20名以上を率いる男性監督の、選手への接し方、距離感の保ち方、モチベーションの喚起の仕方等は、同じような環境にある男性上司に非常に参考になるのではないでしょうか。

<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 言いたいことを一言で言うと何ですか?

【谷山さん】
組織力を高めるには要件があります。それを意識しなければならないと思います。

【黒岩さん】
その話を実体験と交えて話してください。内容が抽象的になってしまって、聞き手に伝わりにくくなってしまいます。

【谷山さん】
中学時代にバスケチームに所属していました。そこで、顧問に「たるんでる」と注意され、今後勝つためにやるのか、それとも、楽しむためにやるのかを自分たちで話し合うように促されました。そこで私達は、勝つためにやると話し合って決めました。これにより、部員の意識が統一され、組織目標と個人目標のベクトルが同じ方向になることで、チームの雰囲気が良くなったという経験があります。

【黒岩さん】
 今の話のほうが伝わりやすいです。今後は体験談を交えて話してほしいと思います。

【菊田さん】
 何が言いたいか伝わりづらいです。趣旨説明にあったように、気づきや感動のポイントはどのようなところですか。

【谷山さん】
組織力を強める要件を満たすようなスポーツチームからは、逆に企業の側が学べることもあるのではないかということです。

【菊田さん】
 みなさんに何を気づかせるか考えてスピーチを作ることを意識してください。

【恵谷さん】
 姿勢や話し方はいいと思うのですが、声が小さいのが気になります。声が小さいと内容よりもそちらが気になってしまいます。声というのは自分が思っているよりも出ていないものなので注意してください。

3人目 安村さんのスピーチ
東京での研修で気づいたことについてお話ししていきたいと思います。自分が成長する中で、人のいいところを吸収することが大事だと思いました。退職してから今までは人と接して学ぶことがあまりなかったです。最初は厳しい意見の理由が分からなかったです。自分に欠けていることに気づきました。教えてもらっているのに実践できず、申し訳なく思いました。
最初の自分のスピーチは、感想を述べているだけでした。スピーチの3つの目的をしっかり考えて、自分の考えを述べる必要があることに気づきました。
これまでは人の話を聞いても、そういう方法もあると思うぐらいで、自分から改善することがあまりありませんでした。絵を描いてみるという勉強法を教わって、実際に絵を描いてみると、頭に入ってきやすかったです。そのことから人の言うことを素直に従って行動することを学びました。とりあえずやってみることが大切だと気づきました。

<スピーチに関する意見・質問等>
【廣庭さん】
 今回のスピーチで伝えたかったことは何ですか。

【安村さん】
人と接することで多くのことが学べるということです。

【廣庭さん】
話し方は自分の言葉で話していたので個人的には好感が持てたのですが、言いたいことを思いつくままに話しているように聞こえ、聞いている側からは何を伝えたいのかがはっきりしませんでした。

【小林さん】
自分の言葉で話そうと意識していることは伝わります。ただ3分間スピーチという枠の中で、人前で話す内容としては不十分すぎると思います。起承転結、構成を考えて話をしないと話の途中で軸がぶれていくかと思いますので気をつけて下さい。

【黒岩さん】
 準備不足を感じます。スピーチする機会は今後少なくなっていきます。一つ一つの研修内容を意識的に取り組んで下さい。スピーチの内容から感じることは、指摘された事を理解してから行動に移すのではなく、指摘された段階ですぐに行動に移してほしいと思います。その方が結果を早く変えられます。

【恵谷さん】
手の動作が落ち着かないのが気になります。スピーチにおいては話の構成も大事ですが、見られ方というのも意識して下さい。

4人目 淺野さんのスピーチ
目標の設定と達成についてお話します。私は公認会計士を目指しています。簿記の1級は合格できましたが、公認会計士試験の短答式試験にはまだ合格できていません。それは試験が難しいからだと思っていました。しかし公認会計士を目指してレベルの高い勉強をしていたから簿記1級に合格でき、公認会計士試験に何とか受かろうと思うレベルだったから短答式試験に合格できていないのだと最近思うようになりました。ほどほどの目標設定をしていたら、実際にはそれにすら到達しないと思います。
仕事でも同様のことが言えます。クライアントや同僚に求められているときに、そこそこのレベルを目標に仕事をしたら結果は悲惨なものになってしまうと思います。


<スピーチに関する意見・質問等>
【黒岩さん】
 わかりやすくいいスピーチだったと思います。実際に今、仕事面で取り組んでいることは何ですか。

【淺野さん】
 営業電話でアポがまだ取れていないので、1件取ることを目標にするのではなく、2件、3件取るつもりでやりたいと思っています。

【黒岩さん】
 極端に考えることも必要だと思います。電話であれば1時間20件が目標ですが、「40件かけるにはどうすればいいか」と考えると今までのやり方も疑い、取り組み方も変わると思います。

【廣庭さん】
話し方、構成は10日間で成長が見られたと思います。より高い目標を設定することは大事だと思います。また、公認会計士の試験でも点数を目標にすることも大事ですが、合格解答として試験委員が何を求めているのかということを意識することにより今後仕事をする上でお客様とやり取りする上で役立つと思います。

以上


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