久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【起業家応援ブログ 大阪支社】

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【大阪日記】3月25日

2011年12月30日 | はじめに 「経営理念」
大阪日記
3月25日
PC担当:山下


本日のPC担当は山下です。週初めですので、声出して行きましょう。

<3分間スピーチ>

1人目 武田さんのスピーチ
趣旨は「相手に自分が伝えたいことを伝えるのは難しい」です。
私は先日、ある学会で大学院の修士課程の研究成果の報告をしました。学会の発表時間は、修士論文の公聴会の発表時間の半分程度でした。内容を大幅に削減することが求められました。そこで私は、公聴会の際の資料を基に、背景の説明の分量を少なくし、研究成果の分量を多めにすることにより時間内に収まるように発表を構成しました。その結果、質問が殺到しました。前提部分を省略したことにより、初めて聞く聴講者に伝えたいことが伝わらなかったようです。質問に応える中で、多くの方と議論ができ私の本来伝えたかったことを聴衆に理解して頂く事ができました。しかし私の発表だけでは理解しきれなかった方が多くおられたことを知りました。この3分間スピーチでもそうなのですが、皆様にどういうことをお伝えすればいいのか、まだよく理解しきれません。皆様に色々なアドバイスを頂いたのですが、まだまだありきたりな話になってしまってしまいます。原因の一つは皆さんが求めていることがまだうまくつかみ切れていないことにあると思います。今後は、3分間スピーチの趣旨をより理解し、今後もっとうまくなっていこうと考えています。

【古川さん】
まず、趣旨説明は研修生の間に完璧にできるよう努力して下さい。話し手は、聞き手が聞きたい話をして、聞き手は話し手が気づいていない点を指摘してあげて、気づきを与えることです。あと気になった点としましては、いい話だと感じましたが、質問を受けた際の質問者がどういった質問をしたかを、具体的に説明すれば、尚良かったです。人生の中で、他の人が感じたことがない経験もされていると思いますので、そういった話をもっと堂々と話されると良いと思います。研修はあと何日残っていますか。

【武田さん】
 あと4日間です。古川さんが言われたように、もっと堂々と話そうと思います。また話している内に、どんどん話したいことが増えてしまうことも問題点だと考えています。出来るだけ伝えたいことを1つに絞り、確実に相手に伝わるようにしていきたいと思います。

【古川さん】
 話の中でアドリブを加えたり、練習を繰り返したりと良くなると思います。

【武田さん】
 ありがとうございます。

【廣庭さん】
学会で質問が殺到したことを受けて、今後どういった改善をしようと考えていますか。

【武田さん】
 本当に重要な点のみに的を絞って、私の研究を全く知らない人でも理解して頂けるように配慮することが重要だと思います。全体を見て、もっと聞き手側に立った考えを持って、発表したいと思います。

【廣庭さん】
自分が聞き手の立場に立てるかが第一歩だと思います。また、3分間スピーチでは「自分の意見を伝えるのは難しい」で終えるのではなく、「どう改善したのか」をスピーチしないと気付きを与えるのは難しいです。

【武田さん】
 今回、前回から改善した点は、頭の中だけで考えるのではなく、書き出したりして、内容をまとめようと努力したことです。しかし、まだまだまとめ切れませんでした。みなさんがどういう「気づき」を求めているかが、まだわかっていないというのが、よくないのだと思います。

2人目 石松さんのスピーチ
年始から2ヵ月半程、不動産会社にて業務を行っておりました。そこで何を学んだかということですが、結論としては「私たちの仕事は顧客に価値を提供すること、付加価値を与えること」ということを再確認しました。東京コンサルティンググループというコンサル会社からプロとして派遣されている以上、作業とは別に価値を生みだす、あるいは付加価値を提供することが本来の『仕事』だという認識を持つということです。反省点としては、作業に没頭してしまったことです。やはり付加価値を与えられなければ、派遣単価分の価値は無いと思いますので、次回の改善点としたいと思います。付加価値という言葉に対して、もう少し掘り下げてみたいと思います。仕事というのは「作業+価値の提供」です。今回の出向先においては、昨年度に橋口さんがかなり良いシステムを作ってくれていたので、私たちはとても作業がしやすく、前年よりも少ない人数でも作業を終えることができました。これこそ「付加価値」の部分です。今回の出向の付加価値としては、来年度のためのより良いシステムを組むことであったと考えます。例えば、今回の出向のMVPは、個人的には、「渡辺のどかさん」であると考えます。現場の営業の方とコミュニケーションをしっかり取り、みんなをうまく回してくれたことです。では、来年、別のメンバーで出向した際に「渡邊のどかさん」よりもコミュニケーション能力が低く、書類の管理も不得意な人がそのポジションについてしまった場合どうなるでしょうか。その人がボトルネックとなって作業自体が滞ることになるのではないでしょうか。そうならないようにきちんとシステム・環境を作ることが「付加価値を提供する」ということだと思います。今後、出向に行かれるみなさんは、ぜひ「付加価値」を意識して行って頂ければと考えます。

【古川さん】
 今後は具体的にどういったことをしようと考えますか。

【石松さん】
 自分が居なくなった後も、パフォーマンスを落とさないようなシステムを組めることが大切であると考えます。そのためにも必要な知識を習得していくつもりです。

【古川さん】
 まだ出向に行っていない、武田さんや山下さんにアドバイスがあればお願いします。

【石松さん】
 顧客ありきのことなので、プラスアルファのことを常に考え、心構えにして頂ければ、自然と改善案や提案などもできると思います。それは結果にもつながり、よい出向になると思います。

【佐伯さん】
 今回のスピーチは、会長が全社メールで流されていたROA経営の話にもつながるスピーチでした。出向先から戻られた方のスピーチにありがちな業務内容や改善事項の発表のみでなく、心構えの部分についてもスピーチして頂けたことは参考になります。石松さんが出向先で行っていた改善を、より具体的に教えていただけますか。

【石松さん】
 紙ベースのデータをエクセルに入力し、魔方陣に入れることにより作業が行われていたのですが、データをより効率的に魔法陣に落とし込むシステムを作ったりしました。また、補助的なツールをいくつか作りました。個人の能力に頼らないシステムを整備することで業務の効率化に努めました。

【佐伯さん】
 今回出向されたクライアントは毎年受注を頂いているところです。次年度の出向者に対してより良い引き継ぎを行うために、どのような取り組みをされましたか。

【石松さん】
 紙ベースのデータとエクセルデータを組み合わせて、より分かりやすいシステムを組もうと考えます。現場では、情報のデータ入力がどこまで進んでいるのかは、「渡邊のどかさん」の頭の中にしかありませんでした。それを誰が彼女のポジションに入っても、わかるようにシステムを組もうと考えます。ただ、職務期間中には間に合わなかったので、現在作成中です。

【安村さん】
 自己採点で低めの採点をされた理由として、知識がなかったことなどもあるかと思いますが、出向前にしておくべき準備について教えてください。

【石松さん】
 やはり出向最初は知識不足の部分での失敗があると思いますので、知識面の準備は必須かと思います。あと、前年度の出向経緯がある企業様は、そこからの情報収集も大切です。あと、してしまった失敗はくよくよ考えず、物理的な準備も大切なのですが、心持ちという気持ち的な準備が大切だと考えます。

【安村さん】
 初めての出向だからこその失敗があれば、教えてください。

【石松さん】
失敗はくよくよ悩まないたちなので、覚えていません。それよりもその原因を追究して改善するのが大切だと思います。

【武田さん】
自己評価を定量化されていたことに価値がると感じました。またなぜ自己評価をそんなに低くしているかを、もっと具体的に知りたいです。

【石松さん】
 前年度の改善で一番評価されていたのは、エクセルファイルを間に挟むことにより、データの整合性が生まれること。それが大きかったと考えます。そういった昨年度の業務改善効率と、今年の自分が行った業務改善効率を比べると赤点かなと感じましたので、及第点にしませんでした。

【武田さん】
 私が学会でおこなった発表も点数化しておけばよかったと思いました。昨年の改善の成果が大きく、それに比べ石松さんの成果が少なかったようにおっしゃっていましたが。私は日々のこつこつとした改善が、大きな改善につながるのだと思います。そのため小さな改善も重要だと感じています。

【石松さん】
 相対的評価ではなく、絶対的評価をすればもっと採点は上がったのかなとは思います。

【渡邉さん】
 石松さんにとってどうすれば100点の仕事になりましたか。

【石松さん】
 どんな人が使っても100%以上の効率を出せるシステム・環境を構築することです。

3人目 山下さんスピーチ
 本日は面接について話します。私が前職にて人材派遣会社の面接官を日常的に担当していたのですが、その際、重要視していたのが、第一印象です。ちょっと乱暴なやり方かも知れませんが、私はその人と会った最初の1分で、「落とす面接」をするのか「採用する面接」をするのかを決めていました。
その第一印象とは、例えば挨拶であったり、立ち居振る舞いであったり、その面接者の方が何分前に面接場所に来られるか、といった基本的なことです。なので、それを自分自身に置き換えまして、第一印象を良くする為に、身だしなみに普段から気を配るようにし、面接場所には30分前には到着しておき、10分前まで近くのコンビニなどで身だしなみチェックなどをして時間をつぶした後、落ち着いて伺うようにしていました。石松さんの話を聞いて、出向する際に、第一印象をできるだけ良くして環境を整備し、改善や提案をしたいと考えています。

【安村さん】
 出向の準備としてどんなことをしていますか。

【山下さん】
 弥生給与と簿記2級の勉強をしています。

【安村さん】
エクセルが出来ずに困る人が多いという話をよく聞きますので、エクセルの勉強などパソコンの知識を勉強して頂けたらと思います。

【廣庭さん】
第一印象が良くすることが良いと言われていたが、自分が心がけた事は何ですか。

【山下さん】
例えば、面接場所に到着する時間ですが、15分から30分前だと、企業様の準備が出来ていないことがありますので、10分前がベストだと考えます。なぜなら、5分前だと書類の記入を言われた際に慌ててしまいますし、夏場なら汗を拭きながら急いで書くため、きれいな書類が出来ません。それらを想定し、10分前に面接にいくのがベストと考え、心がけました。

 【佐伯さん】
山下さんしか体験したことが無い、面接官としての立場としてのスピーチは有益でしたただ、時間が2分台と短かったので、もっとスピーチに落し込んでいただきたかったです。次回も同じテーマでスピーチして頂けたらと思います。

【武田さん】
面接する側からされる側になった場合に勉強になると感じたことはどのようなことですか。

【山下さん】
あえて、面接を受ける側が答えにくい突っ込んだ質問をしたりするのは、勉強になりました。また、面接官は大きく二つに分かれ、面接前に書類を書かせる方と、あえて何も書かせずに、ボードで何か書類を隠して、相手にプレッシャーを与えながら面接を行う方と2種類ありました

【武田さん】
時間を注意されるとおっしゃっていましたが、他に注意される点はありますか。

【山下さん】
言葉遣いに注意を払いました。また、面接ブースに通された際も、椅子に座るのを勧められるまでは決して座らず、座る際も背もたれには触れず、こぶし一個分は開けるように座り、背筋を伸ばすように心がけました。また、おじぎをする際は45度下げることを意識しました。

【石松さん】
前職の経験から、面接をする立場、される立場の両面からアドバイスができると思います。個人的な意見としては、面接のノウハウというのは、する側される側ともに定性的なものになりがちなので、それを定量的なものにすることで、より客観的で誰もが理解できるものになるのではと思います。

以上

【大阪日記】3月27日

2011年12月30日 | はじめに 「経営理念」
大阪日記
3月27日
PC担当:相原


本日のPC担当は相原です。朝から天気がぐずついておりますが、気持ちは晴れやかに今日も頑張って参りましょう。

<3分間スピーチ>

1人目 武田さんのスピーチ
 本日のテーマは表情の重要性です。これは大学でのバドミントンの話を用いて説明します。私は大学では決して強い方ではなく団体戦に出られるレベルではありませんでした。出るために努力しましたが、あと一歩のところで先輩に勝てませんでした。そこで、いつも団体戦に出ている友人の様子を伺うことにしました。友人はバドミントンをしている時とそうでない時の態度が大きく異なります。友人曰く、自信のないことや、ここで勝ちたいと思うときには、『自分は出来る』と思いこむことや表情を豊かにすることよってモチベーションを上げていると教えてくれました。私は早速、実践することにしました。すると先輩に勝つ事が出来、団体戦に出る事が出来ました。表情を豊かにすることや私は勝てると思い込むことの重要性を実感しました。その経験を今日の営業電話でも活かしてアポイントメントを取って生きたいと思います。

【藤川さん】
 どういう方法で考え方を変えたり、改善したりしようと考えていますか。

【武田さん】
 毎回いわれたことをメモにとり、それを一日の終わりに振り返ります。今回のスピーチでは、内容で述べたとおり表情や気持ちの面を考慮したつもりでしたが、緊張の為かぎこちなくなってしまいました。また昨日の営業電話では自信が無かった点、表情が暗かった点が問題だったと思いました。

【藤川さん】
 伝えたいという気持ちは分かるのですが、あまり伝わってこなかったです。相手に伝えるためには表現力が大事で、それによって伝わり方が大きく変わります。緊張っていうのは、誰でもするので、役者のようにこういうモードに自分が入るのだという意識の工夫などをすると、緊張が解けますので参考にして下さい。

【佐伯さん】
 もう少し楽しそうに話すともっと良くなると思います。楽しそうに話すために、今回のスピーチで心掛けたことは何ですか。

【武田さん】
 今回のスピーチでは、笑顔で話すことを心掛けましたが緊張の為かなかなか上手くいきませんでした。

【佐伯さん】
 スピーチで表情を豊かにすることの重要性について述べていただき、笑顔で話すように意識をされていたと思います。しかし、緊張している中で笑顔を保つことは、不慣れな間はぎこちなくなります。鏡などを見て自然な笑顔の練習をすれば、緊張を和らげる時に効果を得やすいと思いますのでお勧めします。

【山下さん】
 緊張のせいだと思いますが、スピーチ中の体の動きが硬かったと思います。ですが、藤川さんとお話されていたときは、体がよく動き、表情も柔らかくなった印象を受けました。
なので、今後はスピーチの際に、体を動かしながら話す事を意識されると、より良くなると思います。

【廣庭さん】
 アドバイスしたことに対して、すぐに実践する姿勢は良いと思います。今後もそれを続けて下さい。笑顔に関しては、鏡を見ることを心掛けるともっと良くなると思います。

【長戸さん】
 武田さんの場合、自分では考えているつもりでも、迷っているだけになっているのかもしれません。迷っている状態とは、少ない自分の知識や経験から物事を考えようとすると深く物事を分析することが難しいので、堂々巡りになりやすいのです。よって、自分で考えていると思いながら無駄な時間を過ごしている可能性もあります。行動しなければ、検証のしようがありません。新卒の間は、いくらでも失敗できます。その間に、行動を意識して、検証さえきちんとしていれば、成長できます。武田さんは、一つ答えが決まれば、行動できるタイプだと思います。その行動力を活かして、先輩にアドバイスをもらってそれをどんどん行動に移していって下さい。


【古川さん】
 緊張してしまうのは、武田さんの精神状態、慣れ等、原因はたくさんあると思いますが、聞く側の問題もあると思います。青沼さんのように、聞き手の話しやすいように、しっかりうなずいたり、相槌をしたり、聞くことも大切だと思います。それによって、緊張が少しは和らぐと思います。まだ入社間もない方はどうしても慣れていない為、緊張してしまいます。その事実は1つに対して、解釈は無数であり、本当に傾聴力を高めたいと考えるのであれば、そういった工夫を加えるという思えを備えるべきだと思います。


以上


大阪日記「Englishスピーチ&でき若ディスカッション」

2011年12月30日 | はじめに 「経営理念」
大阪日記
3月26日
PC担当:古川


本日のPC担当は古川です。

<1分間スピーチ>
1人目 武田さんのスピーチ
 本日のトピックは“メモをとる事に関して”です。私は、いつも様々な事に関してメモを取ります。目上の方からのアドバイスやちょっとしたアイデアなど様々です。しかしある日、大学の教授に「なぜそんなにメモを取るのか」「メモをとることは考えていないことと同じことだ」と言われました。そこで翌週、私は、メモをとることをやめました。しかし、様々な問題が生じうまくいきませんでした。そこで私は結局再びメモをとることにしました。しかし今度は工夫を加えました。例えば、カラーペンを使い重要部分を強調し、絵や図を描くことによってよりアイデアが浮かぶ、自らの考えを理解しやすくなるなどの効果がありました。また覚えておくべき事柄に関して忘れにくくなったことが重要な点でした。皆さんは、メモをとる事に賛成ですかそれとも反対ですか。

【佐伯さん】
 以前に西井さんが質問形式で終わるのはよくないという指摘があったと思います。相手に気付きや感動を与えられるようなスピーチをお願いします。

【武田さん】
 今回はメモをとることに関して、カラーペンを使うことや図や絵を描き、新たなアイデアを引き出すことや記憶しておくべき事柄を忘れにくくする効果が上がるという点についてお話ししたつもりでした。佐伯さんにあまり気付きを与えられなかったことは残念です。次回はより工夫し多くの方に気付きや感動を与えたいです。

2人目 廣庭さんのスピーチ
 本日のテーマは「結論から話すことの重要性」です。私は、税理士試験の法人税法に3年間合格できませんでした。合格できなかった理由は、聞かれている内容に沿った条文をひたすら書くことに注力したからだと考えました。そこで合格した年は先ず結論として自分の言葉で概要を書き、その後時間がある限り条文を書くようにしました。それによって試験委員は私の解答に良い印象を持ったと思います。結論をまず回答することはクライアント先から受ける質問や、上司から受ける質問に対する回答としても有効だと思います。

【佐伯さん】
 結論を先に述べるとのことですが、そのためには自分の中で相手の意見や自分の考えを素早く考えなければなりません。どのような工夫をされていますか。

【廣庭さん】
 相手の考え方を理解する為に頻繁にコミュニケーションをとる事も重要だと思います。

【武田さん】
 廣庭さんのお話で、結論から先に述べることの重要性が伝わりました。私も早速その方法を実践したいです。例えば、あさけんの1分、3分間スピーチにも実践できると考えました。

<でき若ディスカッション>
P52 P-D-Cが簡単に回らない理由とは?

質問1. PDCそれぞれの工程で問題を解決するために必要な要素は何ですか。

【渡邉(の)さん】
Plan:簡単で効率的な目標を設定します
Do:目標達成をします
Check:効率的にチェックをします

【山下さん】
 Planの面で疑問があります。簡単な目標設定をしてしまうと、自分のレベルを引き下げてしまう可能性があるので、基本的なPDCサイクルに+αを考慮して計画を立てたほうが良いと思います。

【武田さん】
 効率的な計画は渡邉さんがおっしゃるように大変重要なことだと思います。しかし効率的とは具体的にどのようなことですか。どのように効率的な計画を立てておられますか。

【佐伯さん】
 スケジュール帳を使ってto do リストを作ります。そして優先順位を付けて仕事します。

【北口さん】
 渡邊さんはto do リストの管理にポストイットを使っていました。人によってそれぞれPlanの方法が異なると思うので、他の人にも聞いてみると面白いかもしれません。


【武田さん】
 Planの中で重要だと考える事は短、中期的なゴールを設定し、それに向けて道筋を立てて計画を立てることです。また計画立案の際には全力を尽くす+αを出来るようにすることが重要だと考えます。Doについてはチェックすることを念頭に考える事が必要です。Checkについては次のPDCサイクルに向けて間違ったベクトルになっている箇所を正すために何故間違ったのかを考えます。「何故」それを行ったのかを5回程度繰り返す事が重要だと考えます。

【佐伯さん】
 短期、中期とはどれくらいの頻度ですか。

【武田さん】
 具体的に言うと1ヵ月から1年ごとです。

【渡邉さん】
+αとはどういったことでしょうか。

【山下さん】
全力の少し上を目指す事で、少しずつ成長を望む事が出来るということです。

【山下さん】
手法だけが重要ではありません。例えば、テストのスコアでいうなら、普段の全力で70点を取れているなら、80~85点を目指すプランを立てます。100点を目指すようなプランは高すぎて実現できないからです。アーチェリーで例えると、的を狙うのではなく、その少し上を狙う事で普段なら届かなかった的も当てる事が出来るということです。

以上

【大阪日記】3月25日

2011年12月30日 | あさけん(朝の実務者研修講座)
大阪日記
3月25日
PC担当:山下


本日のPC担当は山下です。週初めですので、声出して行きましょう。

<3分間スピーチ>
1人目 武田さんのスピーチ
 趣旨は「相手に自分が伝えたいことを伝えるのは難しい」です。私は先日、ある学会で大学院の修士課程の研究成果の報告をしました。学会の発表時間は、修士論文の公聴会の発表時間の半分程度でした。内容を大幅に削減することが求められました。そこで私は、公聴会の際の資料を基に、背景の説明の分量を少なくし、研究成果の分量を多めにすることにより時間内に収まるように発表を構成しました。その結果、質問が殺到しました。前提部分を省略したことにより、初めて聞く聴講者に伝えたいことが伝わらなかったようです。質問に応える中で、多くの方と議論ができ私の本来伝えたかったことを聴衆に理解して頂くことができました。しかし私の発表だけでは理解しきれなかった方が多くおられたことを知りました。この3分間スピーチでもそうなのですが、皆様にどういうことをお伝えすればいいのか、まだよく理解しきれません。皆様に色々なアドバイスを頂いたのですが、まだまだありきたりな話になってしまってしまいます。原因の一つは皆さんが求めていることがまだうまくつかみ切れていないことにあると思います。今後は、3分間スピーチの趣旨をより理解し、今後もっとうまくなっていこうと考えています。

【古川さん】
 まず、趣旨説明は研修生の間に完璧にできるよう努力して下さい。話し手は、聞き手が聞きたい話をして、聞き手は話し手が気づいていない点を指摘してあげて、気づきを与えることです。あと気になった点としましては、いい話だと感じましたが、質問を受けた際の質問者がどういった質問をしたかを、具体的に説明すれば、尚良かったです。人生の中で、他の人が感じたことがない経験もされていると思いますので、そういった話をもっと堂々と話されると良いと思います。研修はあと何日残っていますか。

【武田さん】
 あと4日間です。古川さんが言われたように、もっと堂々と話そうと思います。また話している内に、どんどん話したいことが増えてしまうことも問題点だと考えています。出来るだけ伝えたいことを1つに絞り、確実に相手に伝わるようにしていきたいと思います。

【古川さん】
 話の中でアドリブを加えたり、練習を繰り返したりと良くなると思います。

【武田さん】
 ありがとうございます。

【廣庭さん】
 学会で質問が殺到したことを受けて、今後どういった改善をしようと考えていますか。

【武田さん】
 本当に重要な点のみに的を絞って、私の研究を全く知らない人でも理解して頂けるように配慮することが重要だと思います。全体を見て、もっと聞き手側に立った考えを持って、発表したいと思います。

【廣庭さん】
 自分が聞き手の立場に立てるかが第一歩だと思います。また、3分間スピーチでは「自分の意見を伝えるのは難しい」で終えるのではなく、「どう改善したのか」をスピーチしないと気付きを与えるのは難しいです。

【武田さん】
 今回、前回から改善した点は、頭の中だけで考えるのではなく、書き出したりして、内容をまとめようと努力したことです。しかし、まだまだまとめ切れませんでした。みなさんがどういう「気づき」を求めているかが、まだわかっていないというのが、よくないのだと思います。

2人目 石松さんのスピーチ
 年始から二ヵ月半程、不動産会社にて業務を行っておりました。そこで何を学んだかということですが、結論としては「私たちの仕事は顧客に価値を提供すること、付加価値を与えること」ということを再確認しました。東京コンサルティンググループというコンサル会社からプロとして派遣されている以上、作業とは別に価値を生みだす、あるいは付加価値を提供することが本来の『仕事』だという認識を持つということです。反省点としては、作業に没頭してしまったことです。やはり付加価値を与えられなければ、派遣単価分の価値は無いと思いますので、次回の改善点としたいと思います。付加価値という言葉に対して、もう少し掘り下げてみたいと思います。仕事というのは「作業+価値の提供」です。今回の出向先においては、昨年度に橋口さんがかなり良いシステムを作ってくれていたので、私たちはとても作業がしやすく、前年よりも少ない人数でも作業を終えることができました。これこそ「付加価値」の部分です。今回の出向の付加価値としては、来年度のためのより良いシステムを組むことであったと考えます。例えば、今回の出向のMVPは、個人的には、「渡邊のどかさん」であると考えます。現場の営業の方とコミュニケーションをしっかり取り、みんなをうまく回してくれたことです。では、来年、別のメンバーで出向した際に「渡邊のどかさん」よりもコミュニケーション能力が低く、書類の管理も不得意な人がそのポジションについてしまった場合どうなるでしょうか。その人がボトルネックとなって作業自体が滞ることになるのではないでしょうか。そうならないようにきちんとシステム・環境を作ることが「付加価値を提供する」ということだと思います。今後、出向に行かれるみなさんは、ぜひ「付加価値」を意識して行って頂ければと考えます。

【古川さん】
 今後は具体的にどういったことをしようと考えますか。

【石松さん】
 自分が居なくなった後も、パフォーマンスを落とさないようなシステムを組めることが大切であると考えます。そのためにも必要な知識を習得していくつもりです。

【古川さん】
 まだ出向に行っていない、武田さんや山下さんにアドバイスがあればお願いします。

【石松さん】
 顧客ありきのことなので、プラスアルファのことを常に考え、心構えにして頂ければ、自然と改善案や提案などもできると思います。それは結果にもつながり、よい出向になると思います。

【佐伯さん】
 今回のスピーチは、会長が全社メールで流されていたROA経営の話にもつながるスピーチでした。出向先から戻られた方のスピーチにありがちな業務内容や改善事項の発表のみでなく、心構えの部分についてもスピーチして頂けたことは参考になります。石松さんが出向先で行っていた改善を、より具体的に教えていただけますか。

【石松さん】
 紙ベースのデータをエクセルに入力し、魔方陣というソフトに入れることにより作業が行われていたのですが、データをより効率的に魔法陣に落とし込むシステムを作ったりしました。また、補助的なツールをいくつか作りました。個人の能力に頼らないシステムを整備することで業務の効率化に努めました。

【佐伯さん】
 今回出向されたクライアントは毎年受注を頂いているところです。次年度の出向者に対してより良い引き継ぎを行うために、どのような取り組みをされましたか。

【石松さん】
 紙ベースのデータとエクセルデータを組み合わせて、より分かりやすいシステムを組もうと考えます。現場では、情報のデータ入力がどこまで進んでいるのかは、「渡邊のどかさん」の頭の中にしかありませんでした。それを誰が彼女のポジションに入っても、わかるようにシステムを組もうと考えます。ただ、職務期間中には間に合わなかったので、現在作成中です。

【安村さん】
 自己採点で低めの採点をされた理由として、知識がなかったことなどもあるかと思いますが、出向前にしておくべき準備について教えてください。

【石松さん】
 やはり出向最初は知識不足の部分での失敗があると思いますので、知識面の準備は必須かと思います。あと、前年度の出向経緯がある企業様は、そこからの情報収集も大切です。あと、してしまった失敗はくよくよ考えず、物理的な準備も大切なのですが、心持ちという気持ち的な準備が大切だと考えます。

【安村さん】
 初めての出向だからこその失敗があれば、教えてください。

【石松さん】
 失敗はくよくよ悩まないほうなので、覚えていません。それよりもその原因を追究して改善するのが大切だと思います。


【武田さん】
 自己評価を定量化されていたことに価値があると感じました。またなぜ自己評価をそんなに低くしているかを、もっと具体的に知りたいです。

【石松さん】
 前年度の改善で一番評価されていたのは、エクセルファイルを間に挟むことにより、データの整合性が生まれること。それが大きかったと考えます。そういった昨年度の業務改善効率と、今年の自分が行った業務改善効率を比べると赤点かなと感じましたので、及第点にしませんでした。

【武田さん】
 私が学会でおこなった発表も点数化しておけばよかったと思いました。昨年の改善の成果が大きく、それに比べ石松さんの成果が少なかったようにおっしゃっていましたが。私は日々のこつこつとした改善が、大きな改善につながるのだと思います。そのため小さな改善も重要だと感じています。

【石松さん】
 相対的評価ではなく、絶対的評価をすればもっと採点は上がったのかなとは思います。

【渡邉さん】
 石松さんにとってどうすれば100点の仕事になりましたか。

【石松さん】
 どんな人が使っても100%以上の効率を出せるシステム・環境を構築することです。

3人目 山下さんスピーチ
 本日は面接について話します。私が前職にて人材派遣会社の面接官を日常的に担当していたのですが、その際、重要視していたのが、第一印象です。ちょっと乱暴なやり方かも知れませんが、私はその人と会った最初の1分で、「落とす面接」をするのか「採用する面接」をするのかを決めていました。その第一印象とは、例えば挨拶であったり、立ち居振る舞いであったり、その面接者の方が何分前に面接場所に来られるか、といった基本的なことです。なので、それを自分自身に置き換えまして、第一印象を良くする為に、身だしなみに普段から気を配るようにし、面接場所には30分前には到着しておき、10分前まで近くのコンビニなどで身だしなみチェックなどをして時間をつぶした後、落ち着いて伺うようにしていました。石松さんの話を聞いて、出向する際に、第一印象をできるだけ良くして環境を整備し、改善や提案をしたいと考えています。

【安村さん】
 出向の準備としてどんなことをしていますか。

【山下さん】
 弥生給与と簿記2級の勉強をしています。

【安村さん】
エクセルが出来ずに困る人が多いという話をよく聞きますので、エクセルの勉強などパソコンの知識を勉強して頂けたらと思います。

【廣庭さん】
第一印象が良くすることが良いと言われていたが、ご自身で心がけた事は何ですか。

【山下さん】
例えば、面接場所に到着する時間ですが、15分から30分前だと、企業様の準備が出来ていないことがありますので、10分前がベストだと考えます。なぜなら、5分前だと書類の記入を言われた際に慌ててしまいますし、夏場なら汗を拭きながら急いで書くため、きれいな書類が出来ません。それらを想定し、10分前に面接にいくのがベストと考え、心がけました。

 【佐伯さん】
山下さんしか体験したことがない、面接官としての立場としてのスピーチは有益でしたただ、時間が2分台と短かったので、もっとスピーチに落し込んでいただきたかったです。次回も同じテーマでスピーチして頂けたらと思います。

【武田さん】
 面接する側からされる側になった場合に勉強になると感じたことはどのようなことですか。

【山下さん】
 あえて、面接を受ける側が答えにくい突っ込んだ質問をしたりするのは、勉強になりました。また、面接官は大きく二つに分かれ、面接前に書類を書かせる方と、あえて何も書かせずに、ボードで何か書類を隠して、相手にプレッシャーを与えながら面接を行う方と2種類ありました

【武田さん】
 時間を注意されるとおっしゃっていましたが、他に注意される点はありますか。

【山下さん】
 言葉遣いに注意を払いました。また、面接ブースに通された際も、椅子に座るのを勧められるまでは決して座らず、座る際も背もたれには触れず、こぶし一個分は開けるように座り、背筋を伸ばすように心がけました。また、おじぎをする際は45度下げることを意識しました。

【石松さん】
前職の経験から、面接をする立場、される立場の両面からアドバイスができると思います。個人的な意見としては、面接のノウハウというのは、する側される側ともに定性的なものになりがちなので、それを定量的なものにすることで、より客観的で誰もが理解できるものになるのではと思います。

以上

【大阪日記】(3分間スピーチ&ドラッガーディスカッション)

2011年12月28日 | あさけん(朝の実務者研修講座)
大阪日記
平成23年12月28日
PC担当:幸津川

 本日のPC担当は幸津川です。
<3分間スピーチ>

1人目:坂本さんのスピーチ
 単語について話します。私たちは朝研などで英語を話す機会があります。英語を話すにあたって文法も大切ですが、語彙力が必要だということを英語が得意な友人から教わりました。単語というものは、昔から人類が会話をするにあたって発達してきたものです。現在、若者言葉を良くないという風潮がありますが、これは枕草子や徒然草でも同じように批判していました。つまり、若者による言葉の変化は千年も昔からあったもので、この変化に対応していくことも、語彙力の1つにつながるのではと感じました。

<スピーチに関する質問・意見等>

【長戸さん】
 何を一番伝えたいのか明確ではありませんでした。

【坂本さん】
 今回は自分自身でもまとめきれていないという自覚はあります。改めて出直したいという気持ちが強いです。

【長戸さん】
 文章構成の組み立てが不十分です。アイディアを事前準備することは、良いことですが、その話の種になる部分をいかに構成立てて伝えるかが重要だと思います。

【廣庭さん】
 何を伝えたいのかが聞き手に伝わってきませんでした。話の構成として、まず結論を持ってきて、今後仕事を行う上でどう活かしていくのかを話すと分かりやすくなるといます。


<ドラッカーディスカッション>
【幸津川さん】
 今まではTCGや競合他社の過去、現在、未来を話し合ってきました。将来どのような成果があるか、またそのために現在何をするべきかを、TCGまたは個人レベルの意見として述べていただきたいと思います。

【新中さん】
 TCGとしての成果は案件受注で、個人の成果は資格取得です。

【長戸さん】
 TCGとして今年の成果は、クライアントの公益認定移行。個人として来年は、税理士としての資格取得を挙げます。これは私の一番の問題だと思っています。

【高木さん】
 個人としてマネージャーに昇格することです。

【廣庭さん】
 国際での税務顧問の案件を大阪でも行っていくことが必要です。

【大野さん】
 契約期間の延長も成果だと思います。

【坂本さん】
 個人レベルの短期的な目標として実務経験を得ることだと思います。

【長戸さん】
 従業員数を倍にすることだと思います。

【高木さん】
 人数も含みますが、物理的な拡大として拠点数の増加も挙げられます。

【竹村さん】
 個人の実務経験を他の人達に伝達できればと思います。経験から得たスキルの共有が、今後の出向を容易にしやすくするのではと思います。

【廣庭さん】
 私自身の仕事を多くの人が関われるように人を育てていくことが必要です。

【竹村さん】
 難度の高い出向を増やすことで会社の利益につながります。また、個人としてクライアントの評価をあげることも成果として考えられます。

【幸津川さん】
 つづいて、みなさんが挙げた成果に対し、現在何をすべきかという点を考えて頂きたいと思います。


【長戸さん】
 本来的に我々は仕事を生み出すことが最終的な目標であると思います。そのために成果をみなさんが頭の中でイメージし、その成果のために、日々の勉強に取り組む事が重要だと思います。

【大野さん】
 国際については知らない部分も多いですし、勉強していきます。実務経験を積み、長期的な目標を設定した上でそのための戦略を描きます。

【竹村さん】
 全員が営業できることが理想の1つではと思います。現在のボトルネックをしっかり把握することが会社の成長に繋がると思います。

 

以上