大阪日記
3月25日
PC担当:山下
本日のPC担当は山下です。週初めですので、声出して行きましょう。
<3分間スピーチ>
1人目 武田さんのスピーチ
趣旨は「相手に自分が伝えたいことを伝えるのは難しい」です。
私は先日、ある学会で大学院の修士課程の研究成果の報告をしました。学会の発表時間は、修士論文の公聴会の発表時間の半分程度でした。内容を大幅に削減することが求められました。そこで私は、公聴会の際の資料を基に、背景の説明の分量を少なくし、研究成果の分量を多めにすることにより時間内に収まるように発表を構成しました。その結果、質問が殺到しました。前提部分を省略したことにより、初めて聞く聴講者に伝えたいことが伝わらなかったようです。質問に応える中で、多くの方と議論ができ私の本来伝えたかったことを聴衆に理解して頂く事ができました。しかし私の発表だけでは理解しきれなかった方が多くおられたことを知りました。この3分間スピーチでもそうなのですが、皆様にどういうことをお伝えすればいいのか、まだよく理解しきれません。皆様に色々なアドバイスを頂いたのですが、まだまだありきたりな話になってしまってしまいます。原因の一つは皆さんが求めていることがまだうまくつかみ切れていないことにあると思います。今後は、3分間スピーチの趣旨をより理解し、今後もっとうまくなっていこうと考えています。
【古川さん】
まず、趣旨説明は研修生の間に完璧にできるよう努力して下さい。話し手は、聞き手が聞きたい話をして、聞き手は話し手が気づいていない点を指摘してあげて、気づきを与えることです。あと気になった点としましては、いい話だと感じましたが、質問を受けた際の質問者がどういった質問をしたかを、具体的に説明すれば、尚良かったです。人生の中で、他の人が感じたことがない経験もされていると思いますので、そういった話をもっと堂々と話されると良いと思います。研修はあと何日残っていますか。
【武田さん】
あと4日間です。古川さんが言われたように、もっと堂々と話そうと思います。また話している内に、どんどん話したいことが増えてしまうことも問題点だと考えています。出来るだけ伝えたいことを1つに絞り、確実に相手に伝わるようにしていきたいと思います。
【古川さん】
話の中でアドリブを加えたり、練習を繰り返したりと良くなると思います。
【武田さん】
ありがとうございます。
【廣庭さん】
学会で質問が殺到したことを受けて、今後どういった改善をしようと考えていますか。
【武田さん】
本当に重要な点のみに的を絞って、私の研究を全く知らない人でも理解して頂けるように配慮することが重要だと思います。全体を見て、もっと聞き手側に立った考えを持って、発表したいと思います。
【廣庭さん】
自分が聞き手の立場に立てるかが第一歩だと思います。また、3分間スピーチでは「自分の意見を伝えるのは難しい」で終えるのではなく、「どう改善したのか」をスピーチしないと気付きを与えるのは難しいです。
【武田さん】
今回、前回から改善した点は、頭の中だけで考えるのではなく、書き出したりして、内容をまとめようと努力したことです。しかし、まだまだまとめ切れませんでした。みなさんがどういう「気づき」を求めているかが、まだわかっていないというのが、よくないのだと思います。
2人目 石松さんのスピーチ
年始から2ヵ月半程、不動産会社にて業務を行っておりました。そこで何を学んだかということですが、結論としては「私たちの仕事は顧客に価値を提供すること、付加価値を与えること」ということを再確認しました。東京コンサルティンググループというコンサル会社からプロとして派遣されている以上、作業とは別に価値を生みだす、あるいは付加価値を提供することが本来の『仕事』だという認識を持つということです。反省点としては、作業に没頭してしまったことです。やはり付加価値を与えられなければ、派遣単価分の価値は無いと思いますので、次回の改善点としたいと思います。付加価値という言葉に対して、もう少し掘り下げてみたいと思います。仕事というのは「作業+価値の提供」です。今回の出向先においては、昨年度に橋口さんがかなり良いシステムを作ってくれていたので、私たちはとても作業がしやすく、前年よりも少ない人数でも作業を終えることができました。これこそ「付加価値」の部分です。今回の出向の付加価値としては、来年度のためのより良いシステムを組むことであったと考えます。例えば、今回の出向のMVPは、個人的には、「渡辺のどかさん」であると考えます。現場の営業の方とコミュニケーションをしっかり取り、みんなをうまく回してくれたことです。では、来年、別のメンバーで出向した際に「渡邊のどかさん」よりもコミュニケーション能力が低く、書類の管理も不得意な人がそのポジションについてしまった場合どうなるでしょうか。その人がボトルネックとなって作業自体が滞ることになるのではないでしょうか。そうならないようにきちんとシステム・環境を作ることが「付加価値を提供する」ということだと思います。今後、出向に行かれるみなさんは、ぜひ「付加価値」を意識して行って頂ければと考えます。
【古川さん】
今後は具体的にどういったことをしようと考えますか。
【石松さん】
自分が居なくなった後も、パフォーマンスを落とさないようなシステムを組めることが大切であると考えます。そのためにも必要な知識を習得していくつもりです。
【古川さん】
まだ出向に行っていない、武田さんや山下さんにアドバイスがあればお願いします。
【石松さん】
顧客ありきのことなので、プラスアルファのことを常に考え、心構えにして頂ければ、自然と改善案や提案などもできると思います。それは結果にもつながり、よい出向になると思います。
【佐伯さん】
今回のスピーチは、会長が全社メールで流されていたROA経営の話にもつながるスピーチでした。出向先から戻られた方のスピーチにありがちな業務内容や改善事項の発表のみでなく、心構えの部分についてもスピーチして頂けたことは参考になります。石松さんが出向先で行っていた改善を、より具体的に教えていただけますか。
【石松さん】
紙ベースのデータをエクセルに入力し、魔方陣に入れることにより作業が行われていたのですが、データをより効率的に魔法陣に落とし込むシステムを作ったりしました。また、補助的なツールをいくつか作りました。個人の能力に頼らないシステムを整備することで業務の効率化に努めました。
【佐伯さん】
今回出向されたクライアントは毎年受注を頂いているところです。次年度の出向者に対してより良い引き継ぎを行うために、どのような取り組みをされましたか。
【石松さん】
紙ベースのデータとエクセルデータを組み合わせて、より分かりやすいシステムを組もうと考えます。現場では、情報のデータ入力がどこまで進んでいるのかは、「渡邊のどかさん」の頭の中にしかありませんでした。それを誰が彼女のポジションに入っても、わかるようにシステムを組もうと考えます。ただ、職務期間中には間に合わなかったので、現在作成中です。
【安村さん】
自己採点で低めの採点をされた理由として、知識がなかったことなどもあるかと思いますが、出向前にしておくべき準備について教えてください。
【石松さん】
やはり出向最初は知識不足の部分での失敗があると思いますので、知識面の準備は必須かと思います。あと、前年度の出向経緯がある企業様は、そこからの情報収集も大切です。あと、してしまった失敗はくよくよ考えず、物理的な準備も大切なのですが、心持ちという気持ち的な準備が大切だと考えます。
【安村さん】
初めての出向だからこその失敗があれば、教えてください。
【石松さん】
失敗はくよくよ悩まないたちなので、覚えていません。それよりもその原因を追究して改善するのが大切だと思います。
【武田さん】
自己評価を定量化されていたことに価値がると感じました。またなぜ自己評価をそんなに低くしているかを、もっと具体的に知りたいです。
【石松さん】
前年度の改善で一番評価されていたのは、エクセルファイルを間に挟むことにより、データの整合性が生まれること。それが大きかったと考えます。そういった昨年度の業務改善効率と、今年の自分が行った業務改善効率を比べると赤点かなと感じましたので、及第点にしませんでした。
【武田さん】
私が学会でおこなった発表も点数化しておけばよかったと思いました。昨年の改善の成果が大きく、それに比べ石松さんの成果が少なかったようにおっしゃっていましたが。私は日々のこつこつとした改善が、大きな改善につながるのだと思います。そのため小さな改善も重要だと感じています。
【石松さん】
相対的評価ではなく、絶対的評価をすればもっと採点は上がったのかなとは思います。
【渡邉さん】
石松さんにとってどうすれば100点の仕事になりましたか。
【石松さん】
どんな人が使っても100%以上の効率を出せるシステム・環境を構築することです。
3人目 山下さんスピーチ
本日は面接について話します。私が前職にて人材派遣会社の面接官を日常的に担当していたのですが、その際、重要視していたのが、第一印象です。ちょっと乱暴なやり方かも知れませんが、私はその人と会った最初の1分で、「落とす面接」をするのか「採用する面接」をするのかを決めていました。
その第一印象とは、例えば挨拶であったり、立ち居振る舞いであったり、その面接者の方が何分前に面接場所に来られるか、といった基本的なことです。なので、それを自分自身に置き換えまして、第一印象を良くする為に、身だしなみに普段から気を配るようにし、面接場所には30分前には到着しておき、10分前まで近くのコンビニなどで身だしなみチェックなどをして時間をつぶした後、落ち着いて伺うようにしていました。石松さんの話を聞いて、出向する際に、第一印象をできるだけ良くして環境を整備し、改善や提案をしたいと考えています。
【安村さん】
出向の準備としてどんなことをしていますか。
【山下さん】
弥生給与と簿記2級の勉強をしています。
【安村さん】
エクセルが出来ずに困る人が多いという話をよく聞きますので、エクセルの勉強などパソコンの知識を勉強して頂けたらと思います。
【廣庭さん】
第一印象が良くすることが良いと言われていたが、自分が心がけた事は何ですか。
【山下さん】
例えば、面接場所に到着する時間ですが、15分から30分前だと、企業様の準備が出来ていないことがありますので、10分前がベストだと考えます。なぜなら、5分前だと書類の記入を言われた際に慌ててしまいますし、夏場なら汗を拭きながら急いで書くため、きれいな書類が出来ません。それらを想定し、10分前に面接にいくのがベストと考え、心がけました。
【佐伯さん】
山下さんしか体験したことが無い、面接官としての立場としてのスピーチは有益でしたただ、時間が2分台と短かったので、もっとスピーチに落し込んでいただきたかったです。次回も同じテーマでスピーチして頂けたらと思います。
【武田さん】
面接する側からされる側になった場合に勉強になると感じたことはどのようなことですか。
【山下さん】
あえて、面接を受ける側が答えにくい突っ込んだ質問をしたりするのは、勉強になりました。また、面接官は大きく二つに分かれ、面接前に書類を書かせる方と、あえて何も書かせずに、ボードで何か書類を隠して、相手にプレッシャーを与えながら面接を行う方と2種類ありました
【武田さん】
時間を注意されるとおっしゃっていましたが、他に注意される点はありますか。
【山下さん】
言葉遣いに注意を払いました。また、面接ブースに通された際も、椅子に座るのを勧められるまでは決して座らず、座る際も背もたれには触れず、こぶし一個分は開けるように座り、背筋を伸ばすように心がけました。また、おじぎをする際は45度下げることを意識しました。
【石松さん】
前職の経験から、面接をする立場、される立場の両面からアドバイスができると思います。個人的な意見としては、面接のノウハウというのは、する側される側ともに定性的なものになりがちなので、それを定量的なものにすることで、より客観的で誰もが理解できるものになるのではと思います。
以上
3月25日
PC担当:山下
本日のPC担当は山下です。週初めですので、声出して行きましょう。
<3分間スピーチ>
1人目 武田さんのスピーチ
趣旨は「相手に自分が伝えたいことを伝えるのは難しい」です。
私は先日、ある学会で大学院の修士課程の研究成果の報告をしました。学会の発表時間は、修士論文の公聴会の発表時間の半分程度でした。内容を大幅に削減することが求められました。そこで私は、公聴会の際の資料を基に、背景の説明の分量を少なくし、研究成果の分量を多めにすることにより時間内に収まるように発表を構成しました。その結果、質問が殺到しました。前提部分を省略したことにより、初めて聞く聴講者に伝えたいことが伝わらなかったようです。質問に応える中で、多くの方と議論ができ私の本来伝えたかったことを聴衆に理解して頂く事ができました。しかし私の発表だけでは理解しきれなかった方が多くおられたことを知りました。この3分間スピーチでもそうなのですが、皆様にどういうことをお伝えすればいいのか、まだよく理解しきれません。皆様に色々なアドバイスを頂いたのですが、まだまだありきたりな話になってしまってしまいます。原因の一つは皆さんが求めていることがまだうまくつかみ切れていないことにあると思います。今後は、3分間スピーチの趣旨をより理解し、今後もっとうまくなっていこうと考えています。
【古川さん】
まず、趣旨説明は研修生の間に完璧にできるよう努力して下さい。話し手は、聞き手が聞きたい話をして、聞き手は話し手が気づいていない点を指摘してあげて、気づきを与えることです。あと気になった点としましては、いい話だと感じましたが、質問を受けた際の質問者がどういった質問をしたかを、具体的に説明すれば、尚良かったです。人生の中で、他の人が感じたことがない経験もされていると思いますので、そういった話をもっと堂々と話されると良いと思います。研修はあと何日残っていますか。
【武田さん】
あと4日間です。古川さんが言われたように、もっと堂々と話そうと思います。また話している内に、どんどん話したいことが増えてしまうことも問題点だと考えています。出来るだけ伝えたいことを1つに絞り、確実に相手に伝わるようにしていきたいと思います。
【古川さん】
話の中でアドリブを加えたり、練習を繰り返したりと良くなると思います。
【武田さん】
ありがとうございます。
【廣庭さん】
学会で質問が殺到したことを受けて、今後どういった改善をしようと考えていますか。
【武田さん】
本当に重要な点のみに的を絞って、私の研究を全く知らない人でも理解して頂けるように配慮することが重要だと思います。全体を見て、もっと聞き手側に立った考えを持って、発表したいと思います。
【廣庭さん】
自分が聞き手の立場に立てるかが第一歩だと思います。また、3分間スピーチでは「自分の意見を伝えるのは難しい」で終えるのではなく、「どう改善したのか」をスピーチしないと気付きを与えるのは難しいです。
【武田さん】
今回、前回から改善した点は、頭の中だけで考えるのではなく、書き出したりして、内容をまとめようと努力したことです。しかし、まだまだまとめ切れませんでした。みなさんがどういう「気づき」を求めているかが、まだわかっていないというのが、よくないのだと思います。
2人目 石松さんのスピーチ
年始から2ヵ月半程、不動産会社にて業務を行っておりました。そこで何を学んだかということですが、結論としては「私たちの仕事は顧客に価値を提供すること、付加価値を与えること」ということを再確認しました。東京コンサルティンググループというコンサル会社からプロとして派遣されている以上、作業とは別に価値を生みだす、あるいは付加価値を提供することが本来の『仕事』だという認識を持つということです。反省点としては、作業に没頭してしまったことです。やはり付加価値を与えられなければ、派遣単価分の価値は無いと思いますので、次回の改善点としたいと思います。付加価値という言葉に対して、もう少し掘り下げてみたいと思います。仕事というのは「作業+価値の提供」です。今回の出向先においては、昨年度に橋口さんがかなり良いシステムを作ってくれていたので、私たちはとても作業がしやすく、前年よりも少ない人数でも作業を終えることができました。これこそ「付加価値」の部分です。今回の出向の付加価値としては、来年度のためのより良いシステムを組むことであったと考えます。例えば、今回の出向のMVPは、個人的には、「渡辺のどかさん」であると考えます。現場の営業の方とコミュニケーションをしっかり取り、みんなをうまく回してくれたことです。では、来年、別のメンバーで出向した際に「渡邊のどかさん」よりもコミュニケーション能力が低く、書類の管理も不得意な人がそのポジションについてしまった場合どうなるでしょうか。その人がボトルネックとなって作業自体が滞ることになるのではないでしょうか。そうならないようにきちんとシステム・環境を作ることが「付加価値を提供する」ということだと思います。今後、出向に行かれるみなさんは、ぜひ「付加価値」を意識して行って頂ければと考えます。
【古川さん】
今後は具体的にどういったことをしようと考えますか。
【石松さん】
自分が居なくなった後も、パフォーマンスを落とさないようなシステムを組めることが大切であると考えます。そのためにも必要な知識を習得していくつもりです。
【古川さん】
まだ出向に行っていない、武田さんや山下さんにアドバイスがあればお願いします。
【石松さん】
顧客ありきのことなので、プラスアルファのことを常に考え、心構えにして頂ければ、自然と改善案や提案などもできると思います。それは結果にもつながり、よい出向になると思います。
【佐伯さん】
今回のスピーチは、会長が全社メールで流されていたROA経営の話にもつながるスピーチでした。出向先から戻られた方のスピーチにありがちな業務内容や改善事項の発表のみでなく、心構えの部分についてもスピーチして頂けたことは参考になります。石松さんが出向先で行っていた改善を、より具体的に教えていただけますか。
【石松さん】
紙ベースのデータをエクセルに入力し、魔方陣に入れることにより作業が行われていたのですが、データをより効率的に魔法陣に落とし込むシステムを作ったりしました。また、補助的なツールをいくつか作りました。個人の能力に頼らないシステムを整備することで業務の効率化に努めました。
【佐伯さん】
今回出向されたクライアントは毎年受注を頂いているところです。次年度の出向者に対してより良い引き継ぎを行うために、どのような取り組みをされましたか。
【石松さん】
紙ベースのデータとエクセルデータを組み合わせて、より分かりやすいシステムを組もうと考えます。現場では、情報のデータ入力がどこまで進んでいるのかは、「渡邊のどかさん」の頭の中にしかありませんでした。それを誰が彼女のポジションに入っても、わかるようにシステムを組もうと考えます。ただ、職務期間中には間に合わなかったので、現在作成中です。
【安村さん】
自己採点で低めの採点をされた理由として、知識がなかったことなどもあるかと思いますが、出向前にしておくべき準備について教えてください。
【石松さん】
やはり出向最初は知識不足の部分での失敗があると思いますので、知識面の準備は必須かと思います。あと、前年度の出向経緯がある企業様は、そこからの情報収集も大切です。あと、してしまった失敗はくよくよ考えず、物理的な準備も大切なのですが、心持ちという気持ち的な準備が大切だと考えます。
【安村さん】
初めての出向だからこその失敗があれば、教えてください。
【石松さん】
失敗はくよくよ悩まないたちなので、覚えていません。それよりもその原因を追究して改善するのが大切だと思います。
【武田さん】
自己評価を定量化されていたことに価値がると感じました。またなぜ自己評価をそんなに低くしているかを、もっと具体的に知りたいです。
【石松さん】
前年度の改善で一番評価されていたのは、エクセルファイルを間に挟むことにより、データの整合性が生まれること。それが大きかったと考えます。そういった昨年度の業務改善効率と、今年の自分が行った業務改善効率を比べると赤点かなと感じましたので、及第点にしませんでした。
【武田さん】
私が学会でおこなった発表も点数化しておけばよかったと思いました。昨年の改善の成果が大きく、それに比べ石松さんの成果が少なかったようにおっしゃっていましたが。私は日々のこつこつとした改善が、大きな改善につながるのだと思います。そのため小さな改善も重要だと感じています。
【石松さん】
相対的評価ではなく、絶対的評価をすればもっと採点は上がったのかなとは思います。
【渡邉さん】
石松さんにとってどうすれば100点の仕事になりましたか。
【石松さん】
どんな人が使っても100%以上の効率を出せるシステム・環境を構築することです。
3人目 山下さんスピーチ
本日は面接について話します。私が前職にて人材派遣会社の面接官を日常的に担当していたのですが、その際、重要視していたのが、第一印象です。ちょっと乱暴なやり方かも知れませんが、私はその人と会った最初の1分で、「落とす面接」をするのか「採用する面接」をするのかを決めていました。
その第一印象とは、例えば挨拶であったり、立ち居振る舞いであったり、その面接者の方が何分前に面接場所に来られるか、といった基本的なことです。なので、それを自分自身に置き換えまして、第一印象を良くする為に、身だしなみに普段から気を配るようにし、面接場所には30分前には到着しておき、10分前まで近くのコンビニなどで身だしなみチェックなどをして時間をつぶした後、落ち着いて伺うようにしていました。石松さんの話を聞いて、出向する際に、第一印象をできるだけ良くして環境を整備し、改善や提案をしたいと考えています。
【安村さん】
出向の準備としてどんなことをしていますか。
【山下さん】
弥生給与と簿記2級の勉強をしています。
【安村さん】
エクセルが出来ずに困る人が多いという話をよく聞きますので、エクセルの勉強などパソコンの知識を勉強して頂けたらと思います。
【廣庭さん】
第一印象が良くすることが良いと言われていたが、自分が心がけた事は何ですか。
【山下さん】
例えば、面接場所に到着する時間ですが、15分から30分前だと、企業様の準備が出来ていないことがありますので、10分前がベストだと考えます。なぜなら、5分前だと書類の記入を言われた際に慌ててしまいますし、夏場なら汗を拭きながら急いで書くため、きれいな書類が出来ません。それらを想定し、10分前に面接にいくのがベストと考え、心がけました。
【佐伯さん】
山下さんしか体験したことが無い、面接官としての立場としてのスピーチは有益でしたただ、時間が2分台と短かったので、もっとスピーチに落し込んでいただきたかったです。次回も同じテーマでスピーチして頂けたらと思います。
【武田さん】
面接する側からされる側になった場合に勉強になると感じたことはどのようなことですか。
【山下さん】
あえて、面接を受ける側が答えにくい突っ込んだ質問をしたりするのは、勉強になりました。また、面接官は大きく二つに分かれ、面接前に書類を書かせる方と、あえて何も書かせずに、ボードで何か書類を隠して、相手にプレッシャーを与えながら面接を行う方と2種類ありました
【武田さん】
時間を注意されるとおっしゃっていましたが、他に注意される点はありますか。
【山下さん】
言葉遣いに注意を払いました。また、面接ブースに通された際も、椅子に座るのを勧められるまでは決して座らず、座る際も背もたれには触れず、こぶし一個分は開けるように座り、背筋を伸ばすように心がけました。また、おじぎをする際は45度下げることを意識しました。
【石松さん】
前職の経験から、面接をする立場、される立場の両面からアドバイスができると思います。個人的な意見としては、面接のノウハウというのは、する側される側ともに定性的なものになりがちなので、それを定量的なものにすることで、より客観的で誰もが理解できるものになるのではと思います。
以上