TAOコンサル『市民派アートコレクターズクラブ』

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彫刻の森美術館、緑に包まれムーアなど名品彫刻を楽しむ

2016年08月22日 | 注目の現代美術作家と画廊散歩
夏の終わりに箱根に出かけた。久しぶりの「箱根の森美術館」である。緑に包まれながら高原を散策、名品彫刻を堪能した。箱根の森美術館は1969年に開館となった大自然を生かした野外美術館、ロダンやプールデル、マイヨールやムーアなどの傑作彫刻が展示されている。入口のトンネルをくぐって館内に入ると、一気に緑の芝生が広がり、あちこちに点在する彫刻が目に飛び込んで来る。

ヘンリー・ムーアの彫刻は全て「母と子」「横たわる象」「内なるかたちと外なる形」など人体を表現しているが、特に聖母子については、「その主題自体は永遠で終わりがなく、多くの彫刻的可能性を持っている」と作家自身が語っている。


アントニーゴームリー「密着」・・大地に伏せて手足を広げている人間は作家自身の身体から型を取ったもの。素材はマグマの成分である鉄、人間も地球の一部なのだ。
後方の平面作品は猪熊源一郎の「音の世界」。


ジュリアーノ・ヴァンジ作品「偉大なる物語」・・人間の葛藤を地中海的明るさと優しい感触で描くイタリアの彫刻家。


この彫刻、オラにそっくりだべ。作品タイトル「JIJII・じじい」。白い野球帽だけ格好いいのだ。


ニキ・ド・サンファール「ミス・ブラックパワー」・・ハリボテで作られた巨大な女性像




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