観察会で、富士山周辺でお花探しをしてきました。
今回のメインはハコネラン、目立たない小さなランで、私は数年前に山梨県で一度だけ
出会ったことがあります。
そこに咲いているとわかっていても、目を凝らさないと視界に入ってこず、なかなか厄介なランです。
今回は数は少ないものの、咲き始めの新鮮な株に出会うことができました。
ハコネランは薄暗い場所を好む上、極々小さいので撮影は上手く行きません!!
姿、形は、高山に咲くコイチヨウランによく似ていますね!
【ハコネラン】
唇弁のギザギザが、コイチヨウランと見分けるポイントのようです。
お次はこれ ↓
不気味なキノコだと思っていたのですが、これがキヨスミウツボの蕾だとか…
一面にニョキニョキ出ていました。
【キヨスミウツボの蕾】
アリドオシランは何度か出会っていますが、こちらも米粒みたいに小さいので
うっかり見過ごしてしまうそうです。
【アリドオシラン】
ツルアリドオシの蕾は数え切れないほどあるのですが、開花したものは少なく
僅かに数輪だけ…今年は少し遅れ気味のようです。
【ツルアリドオシ】
こちらはジンバイソウの蕾だそうです。
どんな花が咲くのか楽しみですね~
【ジンバイソウ】
教えていただけなければ、これがマンネングサの仲間だということは
絶対に分かりませんね!
【マツノハマンネングサ】
富士山周辺は、色々なランを見ることができる魅力的な場所なのですが、
どこに何が咲くのか皆目検討がつきません。
偶然に歩いていて…フガクスズムシソウ、ツリシュスラン、なぁ~んて、夢を見ているのですが、
そんな簡単にいくはずもなく、多分、一生出会うこはないだろうな…
この他、ヤマジオウの自生地にも立ち寄りましたが、今年は遅れているのか開花はまだまだ先にようでした。