タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

今年は劇的な1年でした

2013-12-27 21:26:09 | つれづれ


今年もあと僅か、明日土曜日で外来は6日間お休みになります。
と言っても、病棟はいつも通り365日稼働していますし、
予定日の近い方や不妊症の方は、休診中の外来の予約も入っています。

では何が変わるのかと言うと、新しい1年が始まるということです。
タマル産も開業して15年、篠山に移転してきてちょうど10年です。
来年1月1日には、医療法人社団タマル産婦人科という正式名称になります。
でもなんだか仰々しいので、タマル産でいいのですよ。
よく見ると、壁の表札やパンフレットの文字が変わっているかも、という程度です。

ですがそこには、個人の手から離れ、
公のクリニックへと飛翔するという意味も込められているのです。

さて今年最後のニュースとなりました。
世間ではインフルエンザも感染性胃腸炎も流行の兆しが見えるようですね。
いよいよ妊婦さんの中にも感染者が出て来ています。

妊娠している方にはインフルエンザの予防接種をしていただいていますが、
予防接種をされていない方で感染された方は、内科に行かれることをおすすめします。
他の妊婦さんにうつさないようにするためです。
ですが、たまたま来られた方には、漢方主体で治療いたします。
抗インフルエンザウィルス薬は在庫していないのです。
ただ漢方は風邪に対して、抗ウィルス薬と同等かそれ以上の効果が有ると言われています。

腸カゼの場合は、1週間ほどで自然に治癒しますから、
妊娠されている場合でも、自宅で安静がベストな選択です。
ただし脱水にならないように、充分な水分は摂るようにしてください。

休日診療所に行かれる方は夕方5時までしか開所されていませんから、早めの受診を。
ちなみにタマル産では24時間電話での問い合わせにお答えしています。
ですが、年末年始は事務員も休みですし、
看護師も病棟を回っていて、電話に出れないことも有ります。
そんな時は時間をおいてかけ直してください。ただし緊急の方のみです。

まあ、ここまでが年末年始の注意事項でした。
皆さんは今年はどんな1年でしたか?
タマル産ではけっこう劇的な1年でした。
それは前回お話しした通り。

今、産婦人科関係でニュースになっているらしいことは、
ピルを処方されている方で、1人副作用で亡くなったという話題でしょうか。
これもマスコミの恣意的なことかもしれないですが、
薬の副作用が出る方はある頻度で必ず居られます。
低容量ピルの副作用が出る頻度は、それでも低い方に入ります。
もちろん35歳以上でタバコを1日に15本以上吸う方は禁忌になっています。
血栓症の副作用が出る場合が有るからです。
ですがピルで血栓症が発現する率は、産後によくかかる血栓症よりは遥かに少ないのです。

抗がん剤なんかでは、薬を飲むことによって、かえって寿命が縮まるということもよく有ります。
CT検査を定期的に受けることで、かえって癌になる確率が上がるとも言われます。
医療とは諸刃の刃だということは常に覚えておかなくてはいけませんね。

例えば薬の常用量という考えが有ります。
薬は効果の有る量と、その薬で死に至る致死量との間で製造されています。
だから飲み過ぎたって死んでしまうことだってあるのです。
小児に大人の量の薬を処方してしまって事故になることも度々有りますね。
そうは言っても事故は極限まで減らさないといけません。
もちろんゼロにはなりませんが。
薬の情報を知りたい方は、PMDAという独立行政法人が有ります。
http://www.info.pmda.go.jp/ad/medinavi_cp2/
ちょっと詳し過ぎますが、調べものをしたいときにはどうぞ。


いかなる迫害の真只中におきましても、
神様を忘れることなく、
神様を疑うことなく、
神様により生まれた以上は神様によってなし、
神様によって生活することができますように、
神様によって考え、
神様によってすべてを解決することができますように。
神様によらざるものは
すべてないという立場を保って
神様のために働き
神様のために行くことができますように
直接お守りください。
   
   レバレンド・ムーン


味のあるお産が目標です

2013-12-25 22:10:34 | つれづれ

白衣を着ていないと、誰だか分からないこともありますよね。
実際、白衣を着ると、気が引き締まるのです。
ただし、白衣は子どもさんを泣かしてしまうことにもなりますが。

今日も時間外の緊急手術で、更新が遅れてしまいました。
年末ですから、気軽なお話にいたしましょう。
ニュースから感じたことです。

来年度の予算が大詰めのようで、診療報酬を下げるところが0.1%増だ、とメディアではさぞ悪いことのように宣伝しています。
本当にメディアとは誰の見方なのでしょうか。
あたかも診療報酬とは、医師の給与だとでも言わんばかりですが、実際は違います。
病院や診療所の売り上げみたいなもので、おおよそ10分の3は固定資産、すなわち医療機器や建物の建設や修復に使われます。
およそ10分の3は人件費ですね。看護師さんを含めた職員の給料です。診療所では医師の所得は含まれません。病院なら給与も入ります。
さらに10分の3は、検査センターで検査してもらう費用や薬代や医療消耗品代に充てられます。
そして最後の10分の1が最終利益になるのです。ここから
その他もろもろの原資になるもので、ここから将来への投資、すなわち病院の増築や新しい体制を創ることに費やしたりできるのです。
一部、診療所ならここから医師の生活費が出るわけです。

ここでおさらいしますと、診療報酬とは、社会保障費そのものなのです。
これが上昇するということは、患者さんにとってはサービスが向上するということで、喜ばないといけないことなのです。
医療機関の食事代だって、ここから払われるのです。これでは病室の広さだって削られてしまいますよ。
ところがメディアは診療報酬を下げて、医療の質が落ちることを喜ぶのですよね。おかしな話でしょう?
だいたい消費税が導入された時には、全額社会保障費に充てるから、という理由で導入されたのですよ。
皆さんはそんなことご存知ないでしょうが。結局、約束はほごにされて、社会保障費には回されなかったのです。

まず県立柏原病院にしても、ささやま医療センターにしても、黒字だなんていう話は聞いたことがないですね。
毎年物凄い赤字を出しています。それなのに潰れないのはどうしてですか?
市や県が赤字を補填しているからですね。これが実態なのです。これ以上診療報酬を削ると皆さんの所得税のみでなく、
市民税までが二重に使われていくのですよ。

もう1つ問題点が有って、2年に1回の診療報酬の改訂で、来年はとくに有床診療所を助けてください、と医師会は要望しているのです。
それは病院以上に、有床診療所の危機度が高く、毎年どんどん閉院するか、無床診療所に変わっていっているのですね。
もちろん経営できないからです。
有床診療所とは、整形外科や産婦人科、入院のできる内科などのことです。
日本ではお産の半分が病院で、お産の残り半分がタマル産のような有床診療所でされています。
ところが有床診療所が相次いで閉鎖されているので、お産するところが無くなっているのですよ。病院はそれほど減っていません。
この丹波地域では実感できないでしょうが。実際は篠山の丸尾先生や丹波市の田中先生、越川先生、高見先生、三田の酒井先生など、
お産をやめられたでしょう?
お産を扱う有床診療所はとうとうタマル産だけになってしまったのです。

丸尾先生がお産をやめられた時に丹波市から移ってきて、篠山のお産を助けました。兵庫医大だけでは片手落ちだったからです。
兵庫医大さんが内部のゴタゴタでお産を制限された時、タマル産では職員を増やして対応してきました。
この時篠山の市長さんに感謝されたのです。
そして今回、ささやま医療センターに若い先生が2人来られて、やはり喜ばれています。ずっと続けばいいのでしょうが。
こうなると先日、タマル産はお産をやめてもらってもいいですよ、というお言葉です。
市民病院だけでいいという判断のようですね。
それで今日、ささやまの市報を見てみたら、ささやまのお産はずっと○○先生のおかげでやってこれました、と書いてあるのですよ。

まあ、1年の最後に愚痴をこぼしていても仕方有りませんね。
こうして日本のお産は助産婦さんの時代から診療所でのお産へ、そして病院での味気ないお産へと変わっていくのでしょうか。
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サンタクロースイズカミングトゥナイト

2013-12-24 22:29:20 | 不妊症

クリスマスイブの夜は、皆さんもサンタさんに変身ですか?
親の愛が、サンタさんそのものだって、子どもたちも大きくなったら分かるのでしょうね。
ところでこのクリスマスの時期は、おぎゃー献金なるものをまとめて贈っています。
日本産婦人科学会を通して、こども園などに贈られます。
今年は5千円ちょっと貯まりました。さっそく郵便局に行ってきましたよ。
もう1つ、今年はフィリピンへの義援金もまだ受け付けています。こちらは来年に。

年末で外来も混んできましたから、今日は更新が遅くなってしまいました。
皆さんも月末のお薬は早めに貰いに来てくださいね。

さて、火曜日ですので不妊症の話題も少ししておかないと。
人工授精という手技が有るのは、何度もお話していますね。
どうも体外受精と言葉が似ているので、勘違いされておられる方も多いのですが。

排卵日に合わせて精子を採ってきていただきます。
専用の容器に採って、常温で、奥さんに持参してもらうのです。だからご主人は仕事に行けます。
朝採って、8時に持って来ていただくか、夕方採って、18時頃に持って来ていただきます。
採取してすぐより、30分以上経っているのがいいので、クリニックに来て採る必要はないのです。
採取してから数時間までは、それほど元気さは変わりませんから心配しなくて大丈夫です。

どんな方におすすめしているかと言えば、
もちろん精子が少ない方、元気のない方、夫婦生活がそれほど無い方、もしくはまったく無理な方、
もう1つのパターンは、夫婦の適合性が良くないカップルです。
子宮から出る子宮頸管粘液には雑菌を殺す作用も有るのです。
それほど強い殺菌作用が有りますから、精子だってやられてしまうことも有るのです。
そんな時は子宮頸管を通りこして、子宮の中にまで精子を注入するのは意味が有ることです。

精子を直接やっつけてしまう場合は、抗精子抗体が居る場合も有るので、
その場合はまた違う治療が必要になってくるのですが。
もしくは頸管粘液が出ない場合も、精子が登っていけません。

採取した精子は、3ミリリットルくらいのことが多いのですが、
ほんの少しのことや、5ミリリットル以上のことも有ります。
ですが子宮の中に入れられるのは、ほんの0.5ミリリットル以下です。
だから採取した精子は、特殊な液体で分離するように、遠心器にかけます。
こうすることで、精子を濃縮するという意味も有りますし、
また射精されたままの精子が浮遊している精液から精子のみを取り出して、
回りの精漿(せいしょう)を取り除くという意味も有ります。
精漿には雑菌が居ることも有りますし、取り除いた方が精子が長生きするようです。

この操作のことを精子濃縮人工授精と呼びます。
以前は人工授精と言っても、洗浄せずにそのまま子宮に注入する施設も多かったのですが、
最近ではこの精子濃縮人工授精の方が一般的になってきました。
濃縮していないと、雑菌も子宮の中に入ってしまうので、
処置の後、子宮内膜炎になることも、残念ながら有ったのです。
それも精子濃縮法が普及してからは、炎症を起こすことは減ってのですが、
なかなか完全に抑えるところまではいっていません。
だから稀に、子宮内膜炎や腹膜炎になることは有りますね。

それでも人工授精はとてもいい治療法で、妊娠されるカップルも多いので、
怖がらずに受けて行って欲しいですね。
さて今年も残り僅かです。
1年分の統計等、やるべきことは残っており、この年末年始になんとか諸機関への報告も有りますので、
クリニックに籠って、デスクワークといたしましょう。

いくつかクリスマスカードを戴いているのですが、まだ紹介、返事できていなくてゴメンなさい。
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クリスマス会です

2013-12-20 21:49:30 | 産科

予告していましたように、昨日は勉強会だったのですよ。
ただのお食事会ではありません。
皆さんの知っている顔もありますか?
次に入院した時に人が変わっていると寂しいと言われる方もおられるでしょうが、
開業当初から居る職員も複数居ますので、そこはご容赦を。

そこで前回の続きです。
勉強会の2つのテーマのうち、子宮頸癌ともう1つのテーマは、肝炎ウィルスの母子感染です。
おもにB型とC型肝炎が問題になります。
そう言えば最近、この話題に関しては少しお話しましたね。

B型肝炎に関しては、お母さんがキャリアだと赤ちゃんにもうつってしまうことが有ります。
普通の人の感覚では、ウィルスを持っているなんて怖いと思うでしょうが、
いろんなウィルスが居て当たり前なのです。
それなのに自分の持っているウィルスが悪さをして、赤ちゃんにうつしてしまい、
その子が将来肝臓がんなんかを発症する可能性が有るなんて言われたら、ショックでしょう。

けれどもB型肝炎の予防策は、かなり確立されているので、
きっちり知っておき、検査をして、予防処置を取っていさえすれば、
赤ちゃんへの感染を高い確率で防げるのですから、勉強しておくべきですね。

要点だけ言えば、今までの予防処置では
産婦人科で注射するグロブリンという注射と、小児科で注射するワクチンが
うまく連携をとれずに、漏れてしまうことが有ったようです。
だから今後は予防接種を徹底するために、
B型肝炎のキャリアのお母さんから生まれた赤ちゃんには、
産婦人科でグロブリンもワクチンも両方注射することになりました。
後は小児科で検査を受けて行く、という流れに先月から変わったところです。

C型肝炎の話題は、まだじゅうぶんな対策がとれていないのが現状です。
ポイントは、C型肝炎ウィルスの抗体がお母さんに陽性の場合、
ウィルスのRNA量をチェックします。
このRNAが感度以下だと感染力は低いのですが、それでも赤ちゃんにかかることが有ります。
だから1歳半になったら検査するというのがいいようです。
ですが小児期に肝臓がんになることは無いらしく、そのデータの読み方には注意が要ります。
これから先は詳しくないので、小児科の先生に教えてもらいましょう。

もう1つ赤ちゃんのことばかりに気を取られてしまいますが、
お母さんやお父さんも、定期的に肝臓の検診を受けないといけませんね。

これに先立ち、年に2回の消防訓練も有りました。
九州で有床診療所の整形外科で火事が有ったものだから、
今年は消防署も力が入っています。
ですが、タマル産では安心です。非常ベルが鳴ると同時に、
篠山消防本部でも火災報知器が鳴るのです。
このためだけに電話線を引いているのですからね。
エレベーターも24時間、遠隔監視されています。
だからエレベーターに何時間も閉じ込められても誰も気付かないというようなものでないのです。
もちろん防火扉は常に閉まっています。
それに加えて定例の消防施設点検や消防署による査察調査も定期的に有ります。
九州では、診療所も無断増築が有ったようですが、
消防署も点検していなかったのですかね。
篠山ではチェックが厳しいからそんなことにはなりませんから、ホントに安心です。

年末であわただしい中、薬が切れたりしないように、ちゃんと来院してくださいな。
毎年、休診中に来られる方が居られるんですよ。
休みは12月29日から1月3日ですからね。
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病理学者は過去の人?

2013-12-18 21:34:11 | 婦人科
先週、外来に付いて来ていた子たちです。
子どもたちは、ホントに元気をくれますね。

それにしても、ここ数日はお産ラッシュになっています。
その前がしばらくお産が無かったもので、天と地ほどの忙しさの違いですよ。
そんな中、明日は年に2度のタマル産での医療安全管理委員会と、感染症対策委員会、
それに消防訓練を行う日なのです。
これは最近義務づけられたことなんですよ。

でも、その前のお食事会が職員には喜ばれるかな。
年によっては、ゲーム大会や、キャロリングなんかをしました。
キャロリングとは賛美歌を歌いながら病室なんかを回ることなんですよ。
今年は縮小予算で、クリスマス特別メニューだけですからね。
それにイルミネーションでした。

そんな中、明日の勉強会のテーマは2つ有って、その1つが先日から集中講義しています、
子宮頸癌とヒトパピローマウィルス(HPV)の関係なんです。
皆さんにも予告編を少しお話ししておきましょう。

私が医学部で産婦人科を習った時の教授は吉田教授でして、
とにかく病理学の大家だったのですよ。
何事にも基本が大切ですからね。
子宮頸癌の検診は、子宮を直接目で見て、こすって細胞を取って来て、
スライドグラスに塗り付けて、固定し、さらにパパニコローという色素で染色して、
これを細胞検査技師が検査して、最終的に医師が観察するのです。
今ではもう少し簡略かつ精巧になって、固定液につける方法になりましたが。
それにしても結局は、人の目で見るという、すごく原始的な方法で検査をしているのです。

ですが、世界的にはこういう細胞診検査だけというのは無くなっていきそうです。
日本でも、細胞診検査で引っ掛かった人にだけ、
ヒトパピローマウィルスのDNA検査をすることになっていますが、
これさえも怪しくなってきています。
いきなりHPVが居るか居ないかを検査すればいいでしょう、という考えです。
これはまだ一般的ではないのですが、将来はそうなるでしょうからお教えします。
とくにHPVのタイプ別では16>18>その他のハイリスク型>>低リスク型
という順に悪性度が高いのです。

どうせ癌検診は自費なのだから、HPVの検査も自費ですから、一緒にやってもいいですよね。
今保険が利くのはがん検診でASC-USという結果になった時だけです。
子宮頸癌が疑われてもHPVの検査は保険ではできないのですよ。
イギリスの最近の研究では、子宮頸癌の治療後の再発を調べる検査でも
HPVのDNA検査が有用であったようです。ですが術前に検査しておかないと意味がないでしょ?
それさえもしていない日本の制度は少し遅れていますね。

私が天理よろづ相談所に居て、このHPVの研究をしていたのは、もう20数年も前のことです。
天理にはさらにその10年以上前からの癌の標本がたくさん残っていたので、
それを切り出して、ウィルスを染める特殊なインサイツハイブリダンイゼーション法という方法で
染色して、子宮頸癌だけでなく、殆どの外陰癌にもHPVが陽性だという発表をしました。
外陰癌というのは、性器の癌の1%くらいにしかならないのですが。
でもまだこの話は20年以上経ってもまだ日本では話題になっていないでしょ?
医学の進歩は早いようでいて、一般化するまではまだまだゆっくりだと思うのですよ。

HPVは親子間では母子感染しないのでしょうか?
これはまだ研究されていないでしょうが、主な経路は性行為での感染です。
予防接種のメーカーの話では、女性は一生の間に80%の人が
良性型も含めてHPVに感染すると言われています。
けれどどうもうさんくさい気がしてなりません。
常識的に考えて、おそらくもっと低い値だと思いますよ。

別の例で、エイズウィルスに誰でも罹る可能性が有ると言いますが、それも本当でしょうか?
やはり同性愛者や、外国籍の人が多いでしょう。あるいは風俗関係者です。
子宮頸癌の原因がまだ不明であった頃、
それは先ほどの病理学が盛んだった吉田教授の頃、
子宮頸癌は性的に活発な人ほどなりやすいと教えられていました。
HPVが同定されて、やっぱり性的に活発な人がウィルスを媒介しやすいと証明されたのです。
それと同時に感染症学者が病理学者の地位を奪っていくとは、予想されていたでしょうか?

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今なら生まれたての赤ちゃんの写真がいっぱい