タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

アメリカ、韓国、タイ、台湾の順

2013-12-17 21:46:44 | 不妊症

昨日のブログでお誕生会のご案内をしたら、意外と反応が良かったので、皆さんにもお伝えしておきます。
来年1月16日、午後2時10分から、タマル産の待合室横のエレヅホールで、
第2回目のお誕生会をします。
何をやるかもまだ決まっていませんが、散歩がてらに覗いてみてください。
また近づいたら、アナウンス致しましょう。

もうすぐクリスマスですが、海外の友人には早くからクリスマスカードを出さないと間に合いません。
私も大学病院で研究していた頃、台湾から留学している産婦人科の先生を指導していました。
ですが子どもさんが急に心臓の手術をされることになり帰国されてしまったのですが、
数年後、今度は家族でニュージーランドに留学されることに。

台湾という国、近いけれど、最近まであまり意識していなかったことはないですか?
そんなに親日国だとは知りませんでしたね?
その台湾が近頃、世界の不妊センターに躍り出ようとしているのはご存知でしたか?
20年ほど前に韓国に行った時は、ソウルに大きなビルが有り、丸ごと不妊専門病院だったので、
日本もきっとこうなるだろうと予測してはいました。
25年ほど前までは、皆さん体外受精をするのにはアメリカに渡航されていました。

そして今、台湾にめぐってきたのですよ。
卵子提供が合法化され、もうすぐ借腹も合法化されるようです。
インドは逆に借腹は縮小していくようです。
最近ではタイがその役割を担う国となってきていました。
それが費用もすごく安く、アメリカの2割。
日本語の通訳も付いて、距離も近いのです。
しかも日本では法整備されていないので、ただ待っていてもいられませんからね。

もちろん問題はたくさん有りますよ。
外国で腎臓を片一方、買いに行くようなものでは有りません。
人身売買に近いものとも言えるでしょう。
採卵するのに、たくさん採れた方が報酬が高いようなので、
おそらく卵胞発育のための刺激をたくさするでしょう。そうすると身体への負担も大きいでしょうからね。
卵子を提供される日本人の側は、卵子が採れないほどの高齢の方なのでしょう。
もし仮にうまく妊娠したとして、さて分娩はどうなるのでしょうか。
生命掛けだという事を理解されておられるでしょうか。

上記の話は先月の朝日新聞に載っていたものです。読まれた方も居られますか?
それでちょっと調べてみたのですが、受けられる方はすごく増えているようですね。

だから根本的な解決策をとらなければいけないのですよ。
若いうちに産むのです。若いうちに結婚して。
そっちの方が現実離れしているですって?だからここから変えないといけないのです。
仕方ないと思われる方は、せめて日本国内で解決せねば。
輸血1つにしても、外国から血液を買っているのでしょう?
そちらは人工血液が解決してくれますか。
フェイスブックはこちらhttps://www.facebook.com/tamarclinic