たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

お中日(おちゅうにち)

2017-09-23 15:00:19 | 日記
お彼岸の中日(ちゅうにち)なので、父と母のお墓参りに行きました。
お墓は小さなお寺の裏手にあり、駐車場が少ないので朝早めに行きました。
お墓の掃除をして花を供えお線香も焚きました。
周りには一族のお墓があるので、祖父母や伯父たちのお墓にもお参りします。
今年の春先に亡くなった従兄のお墓の前で手をあわせ、「とうとう好夫ちゃんもお墓の中なのね」と口に出したところへ、
背後から「ありがとうございます」と声がかかりました。
驚いて振り向くと、そこに従兄の長男が立っていました。
花立に大きな白百合の花を供えた従兄の長男と、お墓に名前を刻まれた数人の人たちの昔話をして、思い出したことがありました。
それは母が亡くなった時にお坊さんがおっしゃった「お墓はご縁のある方たちと再会して語り合うためにもある」という言葉でした。
お墓は無くても良いと思っている私ですが、今日はその考えが少し揺らぎました。

お墓の外柵に大きな蜂がじっと動かずに止まっていました。
“いえびと”が「これは刺す蜂じゃない、小さな虫を土の中に引っ張り込むやつだ」と言いました。
「そうね、前にも見たことがあるわ。 キオビツチバチだったかしら」
コメント
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