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気ままな放浪記

バイクに跨りどこまでも

2009・07・17 北海道一人旅 2日目

2009年07月21日 | ツーリング

朝5時、北海道2日目のスタートです。

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まずは明るい時間帯での宗谷岬に今一度向かいます。

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う~ん、やはり良いですね。だって日本最北端ですよ。

今回気分的になぜか三脚を持ってきました。せっかくなので・・・。

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こんな時ってどんなポーズをしたら良いのかわかりませんね。一人きりなのになぜか照れてしまいます。

高台からも。

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しばらくたそがれていました。そして最北端に別れを告げ宗谷丘陵を散歩します。

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またもや風車を発見です。

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これね、正直オトンルイ風力発電のそれよりも見ごたえのある景色です!

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風車の下には宗谷牛と呼ばれる黒毛和牛がのんびりと寛いでいます。

晴れていればさながら「丘の上の楽園」とでも言っておきましょうか。

国道238に向かうため適当に脇道に入っていくとなかなかの景色を見つけました。

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しかしこの道、ただの砂利道ではなく貝殻が多く撒かれています。なんのためなのでしょう?パンクを恐れながらも走り続け無事国道に出ることができました。

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岩壁沿いを走っていると時折オホーツクの荒波がまるで冬の海のように僕と相棒に襲いかかってきました。帰るころには相棒サビサビになることでしょう。

10ヵ月ぶりの牧草ロール(ビニール巻きですが)。

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とにかく延々続くまっすぐな道をウインカーを点滅させることもなくブレーキをかけることもなくひたすら走ります。

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そして6時20分、クッチャロ湖に到着。この辺りから雨も落ちてきました。

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雨装備で再出発です。

ひたすら走り続け9時20分にサロマ湖まで来ました。広すぎ!正直海ですな、この湖は。

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道の駅サロマ湖で小休憩です。

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良いにおいを辿ってみると・・・。

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もちろん我慢はしませんよ。

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うまい!

ブラブラしながら。

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その後は能取湖、網走湖畔を走り知床を目指します。

相変わらず雨雲の下を走ります。

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斜里まで走りましたが肝心の知床半島は分厚い雨雲に覆われその姿を見せてくれません。恐らくは知床横断道路はかなりの雨となっていることでしょう。今年は知床は諦めます。

プランを練り直し少しでも雨から逃げようと南に舵をとります。国道244号を標津方面に走ります。

しかし!もれなくこの根北峠も大雨に・・・。かなりブルーになりながらも走ります。

峠の丁度頂上付近に差し掛かった時です。ん?青空か??

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おお~!つかまえたぜ~青空を~!!!!

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道の先には水平線。

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国後島までもこの眺望。

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最高の天気になりました!青空を見たのは千歳を出発してから2時間程だけ。

なんだか目の前にある青空が今まで見た青のなかで一番の青に見えました。

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そしてやってきた北十九号。すんばらしい!

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青空に感謝です。

この悪天候で諦めかけていた場所に来ることができました。

うひょ~~~~~~~!!絶景!!

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そう、地球が丸く見えるという開陽台です。

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昔の家族旅行で行った摩周湖・神の子池に行きたかったのですが。

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う~ん・・・あれじゃ今日はその名の通り「霧の摩周湖」でしょう・・・断念します。

途中見つけたこんな山。

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・・・・・で?

本日は阿寒湖温泉郷に宿泊先を確保しています。よってこのまま西に向かえばすぐに到着できるのですが明日以降も悪天候の予報。この晴れを無駄にはできません。行きたかった場所の一つでもある釧路湿原に行ってしまいましょう!南下開始~。

国道391号を南下します。

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シラルトロ湖。

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そして広大な釧路湿原の東に位置する細岡展望台にやってきました。

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いや~釧路湿原って感じ。

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左が雌阿寒岳、右が雄阿寒岳。本日の宿はちょうどあの間っこです。

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さて、いい加減阿寒湖に向かいましょう。

展望台から引き返せばそのまま国道に戻れます・・・が地図を見ると「ダート8.5km」とあります。ムフフ・・・SRでは無謀なのはわかっています。でも行ってしまいました。

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初めはこんなきれいなダートで快調でしたがこのあとは結構つらかった。こんなダートが好きになったのって誰のせい?ね?鹿さん!

・・・・ん?んんんん~!?ダートなコーナーを抜けたその刹那!現れたのは鹿さん!?

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いや~驚きました。結構でかいんですね。それが3頭も道の真ん中にいたんですから。

しかもその数キロ先ではいきなりキツネが横断。ここは動物園か!

もうそこからのダートは恐る恐る走ったのは言うまでもありませんね。今回の北海道では普通に国道脇で野生の鹿やキツネを何度も目撃しました。そういうところが北海道って感じですね。

その後国道240号を北上し阿寒湖を目指します。

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そして4時30分、阿寒湖畔に到着です。

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宿に行く前にアイヌを一回り。

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5時前、宿にチェックインしました。

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まだ時間もあったので歩いてアイヌ民芸品店などをフラフラ散歩しました。

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ホテルの屋上には露天風呂があり目の前に阿寒湖、左に雌阿寒岳、右に雄阿寒岳を望みながらの入浴ができます最高でした!

明日の予報はやはり雨。明日の朝はゆっくり寝ていましょう。今日は結構疲れました。

ぐっすり寝かせていただきます。

本日走行距離653km

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2009・07・16 北海道一人旅 1日目

2009年07月21日 | ツーリング

さぁ!今年も行きます北海道に!!

昨年の北海道から10ヵ月、今年も行くと決めました。

北海道は広いのです。まだまだ走りたい場所がたくさんあります。走りたいから行くのです!

昨年同様飛行機での上陸を選択です。本当は船旅をしたいのですが時間が限られていますので。

16日の早朝、自宅を出発です。

昨年と同じく高速に乗り首都高で羽田を目指します。

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早朝、首都高もまだ渋滞の始まる前、スイスイと快調に飛ばします。

今年は都内のとある場所に寄りたいがため羽田よりも手前で首都高を降りました。

そしてやってきたこの場所、そこにいたのは・・・これです!!

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うお~!すげ~!!感激~!!!

そうガンダムです!しかも実物大!!

こりゃファンにはたまりません。では少しですがガンダムワールドをお楽しみください。

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ちょっと張り切りすぎましたね。北海道に行く前からデジカメ容量使いまくりです。

それからは下道でトコトコと羽田空港を目指しました。

そして8時、羽田空港に到着しました。

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2年目ともなると手続きもスムーズです。

いつものこれやって搭乗手続きを済ませます。

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旅客ターミナルで出発を待っていると・・・おお~相棒があんなところに!

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積み込まれて行きます。北の大地で会いましょ~。

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はい!では出発しましょ~!!

今年も行ってみよ~!北の大地北海道に向けてテイクオフ!

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わずか1時間30分、新千歳空港に到着です。

やっぱりあっけなくてなんだか・・・。

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よ~し、今年は迷わず北に向かいますよ~!行くぞ~相棒!

新千歳空港を13時30分に出発した僕は距離を稼ぐために途中高速を利用します。

深川西ICまで高速を走りその後国道233号で留萌を目指しました。

留萌から海沿いの国道232号オロロンラインに出ると今までの青空が一転どんより雨雲に覆われました。

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事前の天気予報はむこう何日かはずっと雨。覚悟はしていました。

そして苫前あたりから降ってきました急いで雨使用の装備に切り替え雨の中をひたすら北を目指します。

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でもなんだか強く降ったり弱くなったり、時には止んだりとおかしな天気です。

そしてやってきたオトンルイ風力発電の風車が並ぶ一直線。

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すごい景観です。

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なぜか写真を撮りたい場所は雨が止んでくれます。

もうひとつ楽しみにしていたモノ・・・。

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利尻島おしい!かすかですが・・・利尻富士の全貌は拝めませんでした。

そして北緯45°のモニュメント。

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その後はこんなな~んにもない一直線の道をひたすら北上します。

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ずっ・・・とこんなまっすぐな道です。スピードや距離、時間など色々な感覚が麻痺してきます。そんな自分にムチを入れとにかく相棒を北に走らせます。

そして18時10分、ノシャップ岬に到着です!

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こんな天気なので期待していた夕日は拝めずじまい。

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でもここには来れたのだ。

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そう、樺太食堂です!!

でもなぜかあまりお腹が空いていなかったので小さい方の生うに丼を注文。

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う~ん、最高!店主と談笑し「せっかくですから・・・」と限定ステッカーを頂きました。

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店主、ありがとうございました。ごちそうさまです。

ところで本日ここまで辿り着く自信はなかったのでどこで泊まってもいいように宿の予約はありません。とりあえず稚内市内方面に走りながら宿を探してみます。

ビジネスホテル等は市内にはあるのですがビジネスではなく旅なので・・・な~んて思いながらキョロキョロしながら走っていました。

すると・・・・?んん??あれれ!?着いちゃった~!!!

記念すべき二輪初到達!宗谷岬に今降り立つ!!

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現在19時30分、こんな時間に到着してど~するんだ。

でも新発見。夜の宗谷岬はきれいにライトアップされていたのです。

一応この方も一枚。

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遠くサハリンまで望みます。

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いや~こんな時間に一人きり・・・なんだか良いですねぇ~。

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お決まり最北端給油所で給油します。

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んでもってこれゲット。

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こんな紙切れ一枚に感動しております。

さて・・・宿やばくね!?あたりを見まわすと民宿やらペンションやらが何軒かありました。

とりあえずすぐ近くにあったペンションにお話し・・・・素泊まりOK。

こんな時間に申し訳ありません。そしてありがとうございます。

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そして長い1日がやっと終わりました。

お風呂で疲れを癒しぐっすり休みます。おやすみなさい。

本日走行距離533km

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