The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum

2021-05-17 09:50:53 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、ローマカミツレ(カマエメルム)属、ヨーロッパ地中海沿岸地域原産、多年草、

学名:Chamaemelum fuscatum、

英名:Dusky Dogfennel、

葡名:Margaça-de-Inverno、Margaça-fusca、Pamposto、

2010年12月27日、2018年1月15日、ポルトガル、アルガルヴェ地方で、2009年3月8日、2015年1月12日、5月5日、2016年1月16日、2月1日、7日、16日、20日、2017年1月28日、2018年1月29日、コスタ・アズール地方で、2018年1月30日、アレンテージョ地方で撮影、

 

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum の花。ヨーロッパ、地中海沿岸地域を原産地とし、北アフリカ、西アジアにも広く自生。葉はリンゴの様な芳香がする。デイジーの様な花を咲かせる。

 

葉はニンジンの葉のよう。

 

ポルトガル名では Margaça-de-Inverno と呼ばれるが、Inverno は冬と言う意味なので、冬咲きを強調している。実際に、12月ごろ咲き始め、1月、2月と咲き続ける。

 

カモミールティーは別種のローマンカモミール (Chamaemelum nobile) である。 

 

カマエメルム・フスカツム Chamaemelum fuscatum でした。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。種小名は、古代ギリシャ語の「地上のリンゴ」に由来し、林檎の香りのする草の意。種小名は「帯褐色の」の意。

カマエメラム・ファスカタムは、キク科の1年草である。草丈は40㎝程度となる。茎葉直立し、良く分枝をする。茎の下部は赤味を帯びる。葉は線形に2~3裂し、長さ1~7㎝程度の花柄に連なり、茎に互生する。12~6月頃、茎頂に径1㎝程度の花をつける。花は、白色の舌状弁と黄色の管状花とでなる。概して冬場に開花する。葉にはリンゴの香りがある。(GKZ植物事典より)

 

 

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