From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

映画「妖星ゴラス」

2009-01-17 | その他
というわけで、今日「東京国立近代美術館フィルムセンター」で見てきた映画は
「妖星ゴラス」という映画でした。
DVDも出ているようです」

(以下、空白部分はネタバレになります。読みたい方はドラッグを)


ストーリーとしては、地球に衝突するコースを接近する黒色矮星「ゴラス」から
人類が英知を駆使し立ち向かう・・・という「アルマゲドン」のようなストーリー
だけど、対抗手段がゴラスの破壊ではなく地球の軌道をずらすという回避手段を
とったのは、さまざまなSF映画の中でもこの「妖星ゴラス」だけではないかと。
しかも、計算上では東大理工学部にちゃんと証明してもらってお墨付き
(博士が説明するとき黒板に書かれた計算式がホンモノというのがまた凄いw)
で、突如前ふれもなく現れる謎の巨大セイウチ・・・じゃなかった怪獣wには
何と言っていいのやら、宇宙船の構造がなんか潜水艦みたいだぞとか
パイロット達が歌う歌のインパクトやら軌道ずらした時点でお正月気分に
なっていいのかとかツッコミどころ満載だけど
それはそれとして。


ストーリーに関する部分は↑の余白を読みたい方は読んでいただくとして
(大したこと書いてないけど)白川由美、水野久美演じる
これぞ古き良き日本のお嬢様っぷり&古典的お色気シーンや当時の自衛隊などで
活躍していたヘリコプター(これとか、こんなのやら)が登場したり実際に
飛ぶシーン、当時の東京上空を空撮シーンなんかはもはやNHKアーカイブスの
世界でこの映画自体が映像資料と呼んでいいかも。
あと、ミニチュアで作られた某巨大基地や東京のシーンは圧巻。
基地のシーンはあれだけでナレーション無で4,5分は回していた
と思うけど、あれを見たら特撮やミニチュア好きはもう十分お腹いっぱい
と言えますね。

1960年代のSF邦画というとゴジラシリーズなど怪獣映画が思い浮かびますが
主人公が怪獣ではなく科学者や宇宙船パイロットらの群像劇というのも
珍しいし、ちと破天荒な設定wではあってもプロジェクトX的なロマンを感じる
要素もあるし、こんな面白い映画が過去にあったとは思いもよらなかったです。
久々にいい映画見たなと感じました。

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