全国クラブチーム選手権 神奈川県予選２回戦 Ｓ．Ｃ．相模原 ｖｓ ＡＬＬ Ｚ

第16回全国クラブチーム選手権神奈川大会　２回戦 2009.07.19（Ｓｕｎ）　10：30ＫＯ（３５分ハーフ） 会場：麻溝公園競技場 観衆：約１００人（目測）
Ｓ．Ｃ．相模原	2	0-1	1	ALL Z
		2-0
得点者 齋藤　将基 真仁田　祐樹	時間 ６分 ５３分 ５５分			得点者 ＡＬＬ　Ｚ（ＰＫ）

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S.C.相模原 (クラブチーム選手権　ｖｓ　ＡＬＬ　Ｚ)

１９　齋藤		９　森谷
１５　吉岡		１１　真仁田
１４　藤田		５　秋葉
２０　大山		１３　児玉
３　大野		４　奥山
	１　榎本

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Ｓ．Ｃ．相模原　選手交代
１５分　７森野（→１３児玉）
４８分　１０坂井（→３大野）

ＡＬＬ　Ｚ　スタメン（４－４－２）
ＧＫ１７
ＤＦ２１、５、２、１８
ＭＦ７、２３、８、１１
ＦＷ１６、１０

ＡＬＬ　Ｚ選手交代
６４分　１３（→７）
６６分　２４（→８）

１週間遅れになってしまいましたが、クラブチーム選手権Ｓ．Ｃ．相模原と
ＡＬＬ　Ｚの試合の簡単なレポートを。

前日の天皇杯神奈川県予選で敗退してしまった相模原はわずか１日で
気持ちを切り替えての対戦となる。対するＡＬＬ　Ｚは県２部Ａブロックで
首位を走り、この試合には万全の準備をしてきたと思われ。
この試合は当初、善行のクレーコートで行われる予定であったが
グラウンドコンディションが悪いという理由で、この日ホーム麻溝に変更したもの。
多少水溜りがある程度なら試合は続行可能なグラウンドだと思うけど
多分、全社出場祝いも兼ねた華試合にしたかったのだろう。
メインのみの開放だったが、おにぎりや焼き鳥の出店が開いており
まるでＪＦＬの会場のようでもあった。

試合前から相模原優位に変わりないと見ていたけど試合が始まると意外な展開に。
ＡＬＬ　Ｚは立ち上がりから前線の１０番、長身の１６を筆頭に
前から激しいプレスを掛けて相模原を手こずらせる。
この辺の戦い方はシーガルズとの１戦を偵察に来ていたのかも知れないなとも。
相模原としてはこの前半が今シーズンのボトム。
最悪の出来といっていいものだったのだろう。

S.C.相模原　ｖｓ　ＡＬＬ　Ｚ（１）

前半６分、ＡＬＬ　Ｚのショートコーナーから
中盤にボールを戻してＡＬＬ　Ｚ中盤選手の強烈なミドルは惜しくもバー直撃。
跳ね返ったボールを奪っての二次攻撃のシュートがＰＡ内にいた相模原選手の
ハンド（？）の判定を取られてＰＫに。

Ｓ．Ｃ．相模原　ｖｓ　ＡＬＬ　Ｚ（２）

このＰＫを難なく成功させ、ＡＬＬ　Ｚが先制！

相模原は１５分に１３児玉が負傷交代するアクシデント。
脚のどこかをやってしまったらしい。
前半はこの他にもＡＬＬ　Ｚが相模原相手に決定的チャンスを再三作るも
ゴールならず。ＡＬＬ　Ｚ的にはここで追加点を挙げていれば、なお良かったのだが。
３５分ハーフの大会なのであっという間に折り返し。



S.C.相模原　ｖｓ　ＡＬＬ　Ｚ（３）

後半も暫くは優位に試合を進めたＡＬＬ　Ｚ。
県２部レベルの目で見れば、ここも力のあるチーム。
昨シーズン、シーガルズが対戦したときもかなり押し込まれたが
さらに力を付けているように見える。


３５分ハーフなので、ここで守備固めをすれば一気に逃げ切りが図れる・・・
と思った４８分、相模原は前日の試合の疲れもあってかベンチに休ませていた
１０坂井を投入。ここから試合の流れが変わり、坂井を中心に相模原が
ペースを作るようになっていった。
坂井投入から５分後、相模原のエース齋藤将基がゴール前で繋いだパスから
技ありループで同点に追いつくと、その２分後に左サイド２０大山の
オーバーラップからのクロスを１１真仁田がスライディングシュートで逆転。

ここでＡＬＬ　Ｚの脚が止まってしまったのはちょっと残念なところ。
その後もセットプレーなどで相模原ゴールを脅かすチャンスがあったけど
どれも生かせず、相模原のカウンターを何とか防ぐ方に重点が行ってしまった。


そして試合終了。ＡＬＬ　Ｚにとっては金星（？）を逃す惜しい試合。
相模原にとっては悪い流れながら何とか白星を飾りホームの面目を立たせた一戦だった。

この後、昨日行われた準決勝・対六浦ＦＣ戦も３－２で勝利した相模原。
決勝の相手は県３部チームなので相模原が負けるということはまず無いだろう。