2014年夏に初めて海外登山した時のブログです。
「エギ-ユ・デュ・ミディ」は、シャモニーへ観光に来た人達の多くが訪れたいと思う人気のスポットです。
昨夜からの雨が朝になっても降り続き、今日は念願の「バルム」トレッキングをあきらめて、予定を変更してエギーユ・デュ・ミディへロープウェ-で行くことにしました。
このロープウェ-も横風に弱いため悪天候だと運休します。だめもとでロープウェ-駅に行き、チケット売り場の中で、たぶん日本人と思われる係員のところに並ぶと私の順番が来た。
「おはようございます」と挨拶するとやはり日本人だった。フランス語も英語も話せる係員。
「運転していますが、頂上に行っても視界が開けず何も見えませんよ」。
エギ-ユ・デュ・ミディは 頂上までのロープウェ-が1955年に完成し、モンブランの麓、標高1035mのシャモニ-から、3777mのエギ-ユ・デュ・ミディ山頂部の駅まで、2742mもの高度の差を、途中の標高2317mにある駅で1回乗り継ぎ20分程で登ることができる(Wikipediaから引用)。
ロープウェ-駅前の広場。ここは麓なのでまだ暖かい。
ロープウェ-駅から見上げると、上は雲にどんよりと覆われている。
ロープウェ-の中間駅。ロバの親子かな。ここで乗り換える。ここまでは良かった。その後が大変
二つ目のロープウェ-のゴンドラの中から。
切り立った岸壁と雪渓
エギ-ユ・デュ・ミディの山頂駅。温度計を見ると気温はマイナス3度、凍るような寒さ。
強風と寒さの中、雪が降っていてじっとしていられない。視界は数m。
日本人ツアー客と。
「晴れていたらこんなに美しいモンブランの展望が開けますよ」という看板。
ロープウェ-にちょうど乗り合わせたのが日本人のツアー客。添乗員の説明を聞いていたが、寒さにたまらずそうそうに帰ることにした。
ロープウェ-駅から下を見下ろすと、切り立った岸壁
ロープウェ-駅
シャモニーの麓駅に降りてきた。ほっとした。
駅前広場