2013年3月に、５３歳で総務省を早期退職して海外移住しました。来月から移住８年目になります。
総務省行政評価局の皆さま、佐賀大学ワンゲルの皆さまに現状を報告します。
先週の金曜日、私が勤務している会社に公安が来て、当面、３月30日から4月15日まで会社を閉鎖するよう指導がありました。
そこで、学生約100人を帰郷させて、教職員は在宅勤務になりました。当面4月15日までですが、今後の感染拡大状況によってはさらに延長されることも十分にありえます。
今日３１日、ホーチミン総領事館から在留邦人あてに以下の通知がありました。
「３月３１日，ベトナム政府は、首相指示第１６号を発出しました。主な内容は以下のとおりであり、邦人の皆様におかれましては，その内容にご留意ください。
１．2020年4月1日0時から15日間、全国規模の社会隔離を実施する。
（１）全ての国民は自宅に待機する。
（２）(a)食料、食品、薬品の調達や救急の目的、(b)必需品、必需サービスを生産・提供する企業・工場で働く目的、及び(c)その他の緊急の場合等、本当に必要な場合に限って外出するよう求める。
全国規模の社会隔離です。その影響は極めて大きいです。
ベトナムにおける感染状況は
３月９日 ３１人
16日 ６１人
23日 １２２人
30日 ２０４人です。
ちなみに３月31日現在の日本の感染者数は2,064人ですから、ベトナムは日本の10分の1と少ないです。日本と比べて極めて少ない状況ですが、日本との対応の厳格さは歴然としています。
しかし、全国規模の社会隔離です。
社会主義国は徹底しています。
当局の命令があれば絶対服従です。それがいいんでしょうね。
私の睡眠環境が激変しました。
以前は、あほ達が午前五時までカラオケでバカ騒ぎして、一時間おきに目が覚めて体調が悪かったんですが、今は、向かいの路上居酒屋が閉鎖されて、やっと安心して眠れるようになりました。
こんなに嬉しいことはありません。あほ達から解放されて。
最近、もう一つ嬉しいことがありました。それは今週末に同僚の結婚式の案内をもらっていて憂鬱な気持ちでした。結婚式はまさにストレスの塊です。耳もつんざかんばかりの大音量で騒ぎまくる。あほ
ここの結婚式は最悪です。絶対出席したくない、でも同僚だし出ないわけにもいかないかな・・・と逡巡としていました。
でも、この外出禁止令のおかげで結婚式が中止になりました。あ～よかった。本当にほっとしました。
4月15日まで自宅勤務になりました。
会社のベトナム人の部長が日本の顧客とメールで業務連絡をしており、顧客から難しい指示や注文があって部長が対応できないときに「どうしたらいいか教えてください。メールの返信を手伝ってください」と依頼がありますので、スカイプやlineで手伝う程度です。
昨年までなら、2週間も休みがあれば海外旅行へ行っていましたが、全国規模の社会隔離ですから、ベトナムから出国することはできません。日本へ一時帰国することもできません。
休暇の過ごし方ですが
今、オンラインで英会話のレッスンを受けています。講師はマニラに住んでいるフィリピン人で、都合のいい時にレッスンの予約をすることができます。先生はこちらで選ぶことができます。
フィリピンは公用語が英語ですから、ネイティブスピーカーのきれいな発音を聞くことができます。
先生によっては毎回、「Whats new today?」と聞いてくる人がいますので、いつ聞かれてもいいように答えを考えておきます。
なんだか、英語留学に来たような感じ。
朝4時に起きて6時まで英会話の勉強、7時から会話のレッスン。
夕方5時からまたレッスン
1日10時間、勉強しています。会話ができるようになると嬉しくて嬉しくて・・・
