たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

懸念する賃上げと市民病院経営の今後

2024-05-21 22:38:17 | 高砂の施設

5月21日(火)、朝会社に出勤後、早々に議会へ移動。議会では午前10時から文教厚生常任委員会に出席し、昼休みを挟んで午後4時過ぎまで教育部→福祉部→市民部→(昼休み)→市民病院→健康こども部の報告を受けました。

それぞれに色々なご報告を受けましたが、特に気になったのが市民病院の将来の経営見通し。と言うのが、令和5年度の最終見込みでは資金不足額は3億2千5百万円

全体像と資金不足状況が👇

そして現在の社会情勢では次年度の賃金アップは5%から 6%が(信じられない水準ではあるものの)現実的推移。

高砂市民病院の労務費は28億円強を計上して仮に5%アップした場合の労務費は1.4億円アップ。経営面では当然様々な資材の高騰も考慮する必要があり、これらは明らかに経営数字を悪化させると見込んでおく必要があります。

また一方で国の政策として定められる診療報酬は2年に1度の改定で次回は令和8年度とのこと。ギャップを埋めるには随分と時間がかかる可能性があります。

現在も高砂市民病院は経営努力に取り組んでおられますが、非常に懸念せざるを得ない背景があります。

夕刻までかかった委員会の後、一旦帰宅してじょうとんバスにて高砂町へ移動して会社OBであり恩師でもある方々との会食。非常に有意義で濃密な食事の時間を過ごさせて頂きました!

人の思いを聞き、自分の今の立場を考えると、ガンガン社会に貢献できることを考えつつ、実行に移していかなければならないと改めて思いました。

では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)

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