鷹泊 昭和30年代

いまは超過疎地になった北海道深川市鷹泊 自然にめぐまれたその地で昭和30年代を過ごした自分がその当時を思い出してみた

今更ながら、ヌップと竜水の境界が判明。

2024年05月10日 | Weblog

以前のブログにも書いたが、子供の時から疑問に思っていたのが、竜水とヌップ地域の関係である。

最近の国土地理院の地図では川向う全体を竜水と表示している。

昔の国土地理院地図には同じ場所をヌップホロマップと表示していた。

しかしながら、昭和40年発行の多度志町史の人口統計では、竜水とヌップの部落別戸数、人口はそれぞれ分けて記載されている。

町の文書に記載されているということは、川向うの竜水とヌップは別の地域であって、竜水とヌップの境界がどこかにあるということになる。

その当時はなんとなく、大ヌップ川あたりを竜水とヌップの境目にしているのかなと思っていた。

最近、農水省全国集落一覧というのがあるのを発見した。これによると鷹泊は5区域(鷹泊駅前・鷹泊・ペンケ・竜水・ヌップ)に分けられている。鷹泊駅前という表現はなつかしいが、今や死語である。

図の赤線の境界よりも南側が竜水、北側がヌップということになっている。

竜水とヌップの境界は赤でしっかり区別されていた。大ヌップ川付近であるが、川で区分はされていなかった。

大ヌップ川かなと思っていたので、ほぼ正解だった。

今は人口激減で区別すること自体が無意味ではあるが、長年の懸案事項が解決できて胸のつかえがとれた。竜水やヌップに住んでいた方は、そんなことは知っていたということかもしれないが。

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