タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山は低くても

2017年03月29日 | 山歩きから
携帯から投稿したように、昨28日は早春の和気アルプスを歩いてきました。

広島にもいつの頃からか「広島アルプス」と言われるようになったコースがありますが、その広島アルプスとは比べものにならないいいコースでした。

    

その高度図です。

子細に見れば正確とは言えないようですが、これを見てもお分かりのように最高地点の神ノ上山の標高が370.3m、400mにも満たない低山です。

しかし、そのコースの前半には岩稜が多くて、とても魅力的なコースでした。

    

    

写真で見るとこのような感じで、普通の尾根歩きに見えますが、、、、

それは標高が低くて松などの木が生えているからです。

もし、その木が無かったら、、、、、と想像してみると、、、とても面白いコースであることだと思われます。

そういえば、、、途中には、、「穂高山」とか「間の峰」とか、、、、

本場の日本アルプスあたりで聞いたような名前を見ることが出来ました。

そのような尾根道を縦走して、、、、、

    

最高地点である神ノ上山について、のんびり休もうとしたら、パラパラと降り始め、、、

雨具をつける前に本降りになってしまいました。

早々に下山開始。それにしても雨音が激しいと思ってみると、それは雨粒ではなくて雹だったようです。

早春の山で夏の夕立のような雨、、、、標高は低くても山は山であることを実感しました。

    

下山して見上げる鷲ノ巣の岩場です。ロッククライミングの練習場になっているようです。

このような岩場は広島アルプスにはないので、、、

広島人としては癪に触りますが、同じアルプスと言われていても、こちらのほうが一枚も二枚も上でした。

山は高さだけではないですね。

小さな山歩きで、歩数はわが裏山の大杉集落を往復するより少ないのですが、、、、、、、

アップダウンが多くて、累計標高差は750mくらいの登りがあり、裏山歩きをするより疲れました。

そして、、、あの天気の急変、、、、思い出に残る山歩きになりました。