[2月5日】
小野寺防衛大臣は、5日夜、緊急に記者会見を開き、東シナ海で、先月30日、中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射 し、先月19日には、中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊のヘリコプターに射撃管制用のレーダーを照射した疑いがあることを明らかにしました。
小野寺大臣は「大変異常なことであり、一歩間違えると危険な状況に発展することになる。現場には緊張感が走る事態だった」と述べました。
政府関係者は、レーダーが照射された際に、中国の艦船のミサイルなどが日本の護衛艦に向けられる動きはなかったとしています。
また、事実関係の公表に時間がかかったのは、「射撃管制用のレーダーの照射は間違いないという証拠を固めるためだった」と説明しています。
こうした事態を受けて、外務省は、東京と北京で、中国側に「危険な行為であり、大変遺憾だ」と強く抗議し、中国側は「まずは事実を確認したい」と述べたということです。
【経緯(箇条書き)】
2012年》
米国と日本が来月5日から16日に九州と沖縄一帯で実施する予定だった
島嶼奪還合同訓練を中止になったと報じた。中国を刺激するという理由のためだ。
2013年》
1月19日:中国艦艇が海自のヘリコプターに同様の照射を行った情報を提示。
1月25日:午前、北京の人民大会堂で、公明党の山口那津男代表と中国の習近平(シー・ジンピン)共産党総書記が会談した。22日に訪中した事も含め、山口は3日前から滞在していた。
1月30日:中国海軍の艦艇が海上自衛隊の護衛艦に対し、射撃管制用のレーダーを照射したと発表した。
2月05日:午後、小野寺氏と官邸で対応を協議。首相は「挑発に乗ってはいけない。冷静に対処することが大事だ」と述べ、万全な対応を取るとともに外交ルートで中国側へ抗議するよう指示した。
政府内では、公明党の山口代表が先月中国を訪問した際、習近平総書記が会談に応じるなど、中国側からは関係改善に向けた姿勢も見えるなかで、今回のような動きを見せた意図はつかみきれないとしています。
と語られているが、
以前丹波外務省のインタビューがあった時のコメントがこの様なものだった。
【丹波外務官の中国との関係】
丹羽:まず、頭を冷静にするために、中国が領海侵犯をしたときは日本は海上保安庁の船をここまで出すとか、戦争まで至らないよう、事前に暗黙のルールを作る。
決して戦争はしないと約束して、両国で話し合いを始めるんです。
田原:話し合いを始めるのは賛成ですが、話し合いでは解決しないんでしょ?
丹羽:解決しなくていいんですよ、どうせ解決できないんだから。100年でも何年でも、永久に話し合えばいい。
そのうち、尖閣諸島近海に眠る石油についても、良い知恵が出てくるでしょう。
それに対して 中国での対応は4日に華報道官が述べた通り。内容は下の通り。
4日、中国の海洋監視船が14時間以上にわたって日本の領海に侵入したことについて、中国外務省は5日、中国側の「正常な公務である」と強調しました。尖閣諸島は中国領土だという事を踏まえて、「中国の公務船が中国の釣魚島(尖閣の中国名)海域で、定例のパトロールと法執行を行うことは、中国が釣魚島海域に対し、管轄権を行使するための正常な公務活動だ」(中国外務省・華春瑩報道官)と述べる。
また、華報道官は「当面の急務は日本が船舶や航空機を出動させるような挑発行為をやめ、誠意を示すことだ」とこれまでの主張を繰り返しました。
(以上)
外交が丹波に、山口とは、とんでもなく薄氷な布陣である。丹波中国外務官の考え
は中国とは話し合いで時間稼ぎ、対立もなく、領海を侵されても無視。ただひたす
ら時間稼ぎ。軍事力の乏しい我が国としては確かにその方向に行くとしても、その間
やることはまず国内の内部改革、これが必要でしょう。
まずは、中、朝鮮との関係をハッキリさせる。経済の方針を再確認する。2012年
の中国での暴動騒ぎを再確認し、中国との経済協力を縮小させ、東南アジアに経済
力を向ける事方針をハッキリさせる、PM2.5の問題を日本も受けている事に対する
国の批判をハッキリさせるなど、在日中国人の優遇措置を縮小させる。そのやり方は
幾らでもある。だが、もっとも重要なのは日本国憲法、第9条の改正まずこれやらず
して国の方針を定められない。これをやらないと国防軍である自衛隊が何も動く事が
できない。尖閣諸島領海侵犯に対して、海上自衛隊の措置が放水行為で、不法侵入船
を火事でもあったように追い出すとか、こんな子供騙しの方策で追っ払うとか、
国は現状を何も見てないだろう。久しぶりに言うが、お前らバカかと!そりゃ尖閣諸島
にゴキブリの如く金で雇われた活動家が湧いてくるのは当たり前だ。もう我慢にも限界が
ある。この上、なぶり殺しにあっても無抵抗なら、それは人間の行動じゃない。政府機関
だけで勝手に死ねばいい。
そもそもが自衛隊がただの国境付近の張り子の虎と同然となっていること、中国外交
と話を始めるのが、事なかれ主義の団塊世代、話し合いをするのが在日よりの宗教家
・創価学会の操り人形、公明党・山口那津男では外交なんてできるわけがない。山口の
口から出た外交成果の言葉が周近平にいかに、池田大作の素晴らしさを問いたという
いうものだった。これは過去のインタビューで山口の口から出たものであるが、外交
政策に池田とか言うワケの解らん輩の名前なんて一言も出るわけないのに。何を考えて
るんだか。所詮宗教家は国の事より、宗教活動にいそしむのが関の山という事か。と
にかく、外交員、外交官、大使など布陣を一掃させる必要はある。しかし、阿部では
その望みは薄いかも知れない、60年も何もしなかった自民党だからな。
どちらにしろ、中国共産党はすぐには仕掛けないだろう。今の状態を見ると、小出し
小出しで動いている。習近平の傀儡主義を警戒するより、政治的実力者胡錦濤を警戒
すべきであるでしょう。どちらにしろ、領海侵犯、今後の対応策は万全を期すのが宜し
いかと。あと、沖縄付近の防衛策も考える時期と考える。事が起こっては遅いからね。
軍事力に乏しい我が国はいつでもアメリカと共闘できる態勢にしないと国境付近が
やばいからな。ただ、そのとき憲法9条が足かせになって国土防衛もできないでは、
アメリカならず国内でも呆れるばかりだ。内部改革、急ぐべきだ。