今まで冷間時も一発で始動していた1KTの始動性が急に激悪になってしまった。
50回くらいキックして、どうにか始動できるような状態だ。
よく見るとキャブレターからオーバーフローしている。
左のプラグが真っ黒け。
実油面を測ったところ、右は問題ないが、左が合わせ面より10mmほど上になっている。
こりゃあダメなはずだ。
フロートのH寸法を見てみたら、13mmと、ちょっと低すぎ(H寸法が低いと油面が上がる)るようだ。
こういう形のフロートは、大体合わせ面と並行になるものなんだけど、これはちょっと傾きすぎだね。
最近こんなところに触ってないけど、何でまた???
この前ジェットを交換したときに曲げてしまったのかな?
うーん、触ってないと思うんだけどなあ・・・
H寸法を16mmに調整して再度実油面を測ろうとしたら、ガソリンがダダ漏れになってしまった!
何じゃこりゃ?と、フロートバルブをチェックしてみるが、ゴミが詰まっている様子もないし、段減りをしているわけでもない。
念のため、エアと綿棒で掃除して組み直したところ、
いい感じの油面になり、もうガソリンも漏れてこなくなった。
H寸法が低すぎたためフロートバルブの当たる角度が悪くて、きちんとガソリンを止めることができなかったのかもしれない。
で、修正した後ダダ漏れになったのはゴミだったのかな?
見てもよく判らなかったけど・・・
原因がはっきりしないので何だかモヤモヤするけど、オーバーフローは解消して快調になった。
ここのところチャンバーをノーマルからK2Techに変えて、キャブセッティングをしているのだ。
真冬にセッティングを出しても、夏にはそのままでは駄目な場合が多いため、普通はこんな時期にやるものじゃないんだけどね。
まあ傾向は判るだろうし、夏にダメならまたセッティングすればいいし、何より面白いからいいのだ。
現在はパイロットジェットの入荷待ちなんだけど、悲しいことに納期が4月過ぎるそうな・・・。
2014/02/10