1KTのオーバーフロー

2014-03-03 21:33:34 | TZR250(1KT)

 今まで冷間時も一発で始動していた1KTの始動性が急に激悪になってしまった。
50回くらいキックして、どうにか始動できるような状態だ。
よく見るとキャブレターからオーバーフローしている。

 

左のプラグが真っ黒け。

 

実油面を測ったところ、右は問題ないが、左が合わせ面より10mmほど上になっている。

こりゃあダメなはずだ。

 

フロートのH寸法を見てみたら、13mmと、ちょっと低すぎ(H寸法が低いと油面が上がる)るようだ。

こういう形のフロートは、大体合わせ面と並行になるものなんだけど、これはちょっと傾きすぎだね。

最近こんなところに触ってないけど、何でまた???

この前ジェットを交換したときに曲げてしまったのかな?

うーん、触ってないと思うんだけどなあ・・・

 

H寸法を16mmに調整して再度実油面を測ろうとしたら、ガソリンがダダ漏れになってしまった!

何じゃこりゃ?と、フロートバルブをチェックしてみるが、ゴミが詰まっている様子もないし、段減りをしているわけでもない。

 

念のため、エアと綿棒で掃除して組み直したところ、

いい感じの油面になり、もうガソリンも漏れてこなくなった。

 

H寸法が低すぎたためフロートバルブの当たる角度が悪くて、きちんとガソリンを止めることができなかったのかもしれない。

で、修正した後ダダ漏れになったのはゴミだったのかな?

見てもよく判らなかったけど・・・

 

原因がはっきりしないので何だかモヤモヤするけど、オーバーフローは解消して快調になった。

 

ここのところチャンバーをノーマルからK2Techに変えて、キャブセッティングをしているのだ。

真冬にセッティングを出しても、夏にはそのままでは駄目な場合が多いため、普通はこんな時期にやるものじゃないんだけどね。

まあ傾向は判るだろうし、夏にダメならまたセッティングすればいいし、何より面白いからいいのだ。

現在はパイロットジェットの入荷待ちなんだけど、悲しいことに納期が4月過ぎるそうな・・・。

 

2014/02/10



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