お天気も安定してきたようです。来週は早くもGW。
スタートの4月29日は母の祥月命日でもあります。
あれからはや二十数年。月日の経つのは早い。
その年の4月の始め。地元恒例の桜まつりを、名古屋で一人暮らしをしていた母にぜひ見せたくて、姉夫婦に頼んで、こちらへ連れてきてもらいました。
体調が良くなかったのか、姉夫婦が迎えに行っても、布団の中に引きこもったままだったらしい。なんとか説得して車に乗せてこちらに着いたのがお昼近く。ところが、
渋々来たはずの母が、堤防の桜並木を見た途端、「ホーッ!」と歓声を上げ、歩きながら、「奇麗だねぇ」を連発。
公園の中にシートを敷き、パック弁当を食べるのもそこそこに、野外ステージの園児のお遊戯に拍手し、みこしコンテストに声援を送り、苗木無料配布の列に並び、と、広い公園を縦横に歩き回って楽しんでいました。
いつもは絶対動かず、缶ビールを飲んでばかりの夫が、県内の名産品を販売するテントを回って、「きゃらぶき」やら「鮎の塩焼き」やら「朴葉みそ」やらを買い込んで、母たちへ手土産として渡していました。
さすがに疲れたのか、母がウトウトしだしたので、祭り終了を待たず、早めに引き上げることにしました。
車に乗り込むとき、こちらに向かって、何度も何度も「有難う」と言って手を合わせる姿が今でも目に焼き付いています。
元気な姿を見たのは、このときが最後。この後、ひと月もしないうちに、あっという間に旅立ってしまいました。
「くも膜下」でしたが、老齢のためか、我慢強かったのか、「激痛にのたうち回る」ということは無く、昏睡状態のまま静かに息を引き取りました。
これ以来、市民公園での桜まつりはもちろん、他所でのお花見もしばらく行かなくなりました(行けなくなった)。
やっとお花見を楽しめるようになったのは、ここ5,6年のこと。
毎年お誘いして下さる方がいて、グループで賑やかに楽しんでいますが、時々当時のことを、ふと思い出したりもします。
あの日の帰りの車の中で、
「お父さん、手土産のこと、よう気が付いたねぇ。ありがとね。」と私。
「へっ、珍しく褒められたなぁ」と照れ隠しの夫。
あれから幾人のひととのお別れがあったのだろう。
そういえば、姑とは一度もお花見行かなかったヮ!
今頃気が付いても遅いけど‥‥。
桜まつり会場にて
彼の地でも 花愛でておられるか 幾度かすれ違う 面影似た人
スタートの4月29日は母の祥月命日でもあります。
あれからはや二十数年。月日の経つのは早い。
その年の4月の始め。地元恒例の桜まつりを、名古屋で一人暮らしをしていた母にぜひ見せたくて、姉夫婦に頼んで、こちらへ連れてきてもらいました。
体調が良くなかったのか、姉夫婦が迎えに行っても、布団の中に引きこもったままだったらしい。なんとか説得して車に乗せてこちらに着いたのがお昼近く。ところが、
渋々来たはずの母が、堤防の桜並木を見た途端、「ホーッ!」と歓声を上げ、歩きながら、「奇麗だねぇ」を連発。
公園の中にシートを敷き、パック弁当を食べるのもそこそこに、野外ステージの園児のお遊戯に拍手し、みこしコンテストに声援を送り、苗木無料配布の列に並び、と、広い公園を縦横に歩き回って楽しんでいました。
いつもは絶対動かず、缶ビールを飲んでばかりの夫が、県内の名産品を販売するテントを回って、「きゃらぶき」やら「鮎の塩焼き」やら「朴葉みそ」やらを買い込んで、母たちへ手土産として渡していました。
さすがに疲れたのか、母がウトウトしだしたので、祭り終了を待たず、早めに引き上げることにしました。
車に乗り込むとき、こちらに向かって、何度も何度も「有難う」と言って手を合わせる姿が今でも目に焼き付いています。
元気な姿を見たのは、このときが最後。この後、ひと月もしないうちに、あっという間に旅立ってしまいました。
「くも膜下」でしたが、老齢のためか、我慢強かったのか、「激痛にのたうち回る」ということは無く、昏睡状態のまま静かに息を引き取りました。
これ以来、市民公園での桜まつりはもちろん、他所でのお花見もしばらく行かなくなりました(行けなくなった)。
やっとお花見を楽しめるようになったのは、ここ5,6年のこと。
毎年お誘いして下さる方がいて、グループで賑やかに楽しんでいますが、時々当時のことを、ふと思い出したりもします。
あの日の帰りの車の中で、
「お父さん、手土産のこと、よう気が付いたねぇ。ありがとね。」と私。
「へっ、珍しく褒められたなぁ」と照れ隠しの夫。
あれから幾人のひととのお別れがあったのだろう。
そういえば、姑とは一度もお花見行かなかったヮ!
今頃気が付いても遅いけど‥‥。
桜まつり会場にて
彼の地でも 花愛でておられるか 幾度かすれ違う 面影似た人
「三日見ぬ間の桜かな」ですね
はかなさを感じます。
梅ちよさんのお母さまとのお花見の思い出
私の母と重なりました。
年を重ねると、母の気持ちが最近やっと分かるような気がします。
年を取らないとわからない事が沢山あると思う様になりました。
なんでもっと優しい言葉をかけてやれなかったのかと思うこの頃です。
これからはさくらんぼの花見です
真っ白の花が咲きます。
まさしく!もうこちらはすっかり葉桜。
木蓮も終わって、今はハナミズキがきれい。
うす緑に白いさくらんぼの花。見事でしょうね。こればかりは、日本全国どこでも、というわけにはいかず、山形の特権ですね。
私も、母に反抗してしょっちゅう衝突していました。そんな時いつも母は、「いまにわかる、いまにわかるさ」と、ぶつぶつ言っていました。母も祖母に反抗して、身に覚えがあったのでしょう。
ドラマみたいに、優しく声を掛け合うなんてこと無かったし、笑顔で褒められた記憶もない。
いずれわかることだしね。
女房の実家の別荘が有るのですが、昨年夏から誰も行っていないので、掃除に半日、片付け戸締まりに半日かかるので、一泊では掃除に行くみたいな物なので、開けて、風を入れて、様子を見て、近くのホテルに泊まりました。
静岡県はNHKの放送エリアが愛知、岐阜と同じなので、地方版のニュースは「高山祭りで、55年ぶりに春・秋の屋台が勢揃いした」なんてやっていました。
その中でも下田は一番端っこですからね~
岐阜でも「伊豆の下田で黒船祭りが始まりました」なんてニュースが流れるのでしょうか?
美味しい刺身を3食食べて来ました。道はそれ程混んではいませんでした。
静岡は、浜松あたりまでしか入らないと思っていました。ふだんは、愛知岐阜三重の東海三県のくくりですし。
高山祭りは、今年から観光用に山鉾の「夜曳き」を始めたとかで、ニュースになったのでしょう。絢爛豪華な屋台にからくり人形は、世界遺産にじゅうぶん登録可能です。ちなみに私、この世界的な祭りをまだ見に行ったこと無いんです。
三食刺身の「さしみざんまい」暮らし()は、下田ならでは、ですね。タイとかひらめとか?ねんがら年中、新鮮な魚が獲れるんでしょうか?河津桜の時期は賑わうのでしょうね。
祭り屋台も別荘も、維持管理が大変なんですね。
先日も、門から玄関までの草刈りをやってくれていました。
先日も、耳は遠いけど、88歳で元気なお婆ちゃんの顔を見に行ったら、一昨年亡くなった義母と知恵子が似てきたので「石村さんのお母さんが来たのかと思った!」と言って驚いていました。
2階の木の雨戸に最近「キツツキが穴を開けた」と実家に連絡が有ったので、「行ったら見てきて」と言われていましたが、大きな穴が開いていました。
子育てが終わったのか?鳥はいませんでした。
先日の大雨で庭の所まで水が上がったそうですが、床下浸水には至らなかったそうで、助かりました。
今度、下田市のシルバー人材センターに頼んで、穴を塞いで貰うと言っていましたが、留守にしていると、色々大変です。
>耳は遠いけど、88歳で元気なお婆ちゃん‥‥
年々、耳が遠くなってきている身には、朗報です。頭もしっかりしておられるようですし。
新鮮な魚が毎日食べられて、キツツキが穴を開けに来るような環境が前提でしょうけど。