無事で何より~梅ちよ日記

人生は別れと出会いの繰り返し。
巡り来る季節に感謝しつつ、日々のあれこれを書き留めます。

師走、着物ライフは続く

2017-12-16 01:17:39 | 日記
今年の夏、着物姿での周囲の反応が概ね良かったので、10月を待って、袷の着物にもチャレンジしてみました。もちろん紬です。
食事会、ワンコインコンサート、うたごえイベントに歌声サークル教室にも。
周囲の反応はほぼ同じ。
きょうはどうしたの?、ひとりで着たの?、自分で着られるって羨ましい、着物っていいね、すごい。
そのあと、
ほんと勿体ないよねぇ、私処分しちゃったわ、リメイクとかすれば?、苦しくない?
と続いて、話が途切れることなくいっとき盛り上がります。
調子に乗って、介護施設ボランティアへも着てゆきました。
この着物、実は姑さんの50年近く前のもの、断捨離も大事ですが勿体ないということも大事‥‥。
みたいな話をしたら、入所者の方々から大反響。
エエ話やねぇ、エラいねぇ、おばあさん喜んでござるヮ‥‥。
と、おほめの言葉をたくさんいただきました。
その時の着物がこれ。

模様が分かりにくいですけど、緑の地でなかなかしゃれた模様。正しく説明できないのがなさけない。
   


それにしても、紬という織物の素晴らしさ。手を通すたび思います。
全国に産地があり、それぞれ独特の意匠をもち、伝統の模様からモダンな幾何学模様まで、美を追求するあくなき挑戦。丈夫で長持ち、年齢問わず男女問わず。さらさらと着心地よく夏涼しく冬暖かい。
手織りのものは、もう手が届かないほど高くて芸術の域に達しているけど、ちょっと前まではこれを普段着として着ていたのだ。私たちのご先祖はほんとにすごいと思います。


ところで、あさっての日曜日のお昼のNHK「のど自慢」。観覧券が当たりました。着物を着てチラッとでも映ったらうれしいけど(※)、天気が心配。

    


ねこのくぅは、のどじまんより岩合さんの「ネコあるき」がお気に入り。


   

※追記

帰って録画を見ましたが、かすりもしなかった(笑)。一瞬映った全体画像を静止画にして探したけど豆粒ほどのが見えたような‥‥。
出がけに雪がチラついていたので、白いセーターに変更したんです。
収録後、ゲストの中村さんと角川さんが二曲ずつ歌って、入賞者の方々のお話きいて終わりました。
それにしても、95歳のおばあさん、お元気でしたね。孫が七人(全員男)ひ孫が十三人。紙漉きをしながら「リンゴの唄」を歌っていたそうです。