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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・ショーヴネ・ショパン クロ・ヴージョ GC 2004

2013-10-21 | エシェゾー/VR/クロブジョー
Domaine CHAUVENET CHOPIN Clos Vougeot Grand Cru 20004

人間ドック前の1週間の休肝日をと言うことでワイン飲みたさで手が震えながら・・・ 飲みたい禁断症状  ^^;
ま、少し数値が良くなってこれならというところですか。良い休肝週間になりました。

久々にショーブネ・ショパンをヴィンテージも04だし熟成は丁度良いくらいかと思っての開栓。色調は少しレンガ色が入ってきたところで、まだまだ寝かせられるという状態。やはり、ぼってない価格といい好いワインですね。

情報によると、「畑では芽かきと、ヴァンダンジュ・ヴェールトをしっかりおこない、収量を抑えるのが、義父(ダニエル・ショパン)譲りのやり方で、グラン・クリュからレジオナルまで合わせての平均収量は、40hl/ha前後。植えられている葡萄の樹齢も総じて高く、グラン・クリュは、クロ・ヴージョのみですが、シャンボール側のクロに接する中ほどの0.4haは、義父ダニエル氏が、1960年代半ばに手に入れた平均樹齢50年を数える区画」 とのこと。

この蔵は、NSG1erのミュルジェが美味しかったのを覚えているのですが、畑の半分以上が50年以上とのことですから、いい造り手であれば美味しいワインができるのは必然でしょうか。で、件のクロ・ヴージョも50年以上ですから推して知るべしですね。ヴィンテージは04でもしっかり酸味に負けない果実味があって、余韻が長く優しさがあって04なりに飲ませてくれます。流石ではないでしょうか。LUCの割りに割高感が周囲に比べて感じられなかったワインだったかな。



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ドメーヌ・ブルーノ・クラヴリエ ヴォーヌ・ロマネ 1er オー・ブリュレ 2004

2013-03-19 | エシェゾー/VR/クロブジョー
Domane Bruno CLAVELIER Vosne-Romanée Aux Brûlée 2004

ブルーノ・クラブリエのVRは、まだちょっと早いかと思いつつ開栓しました。
尻上がりにきてますが、やはり、好みで言えばちょっとだけ早かったです。ピークではありますが。

香りは
正しくVR。標準モデル的で、ヴィンテージ2004の弱さもちゃんと香りの強さに表現できてます。エシェゾーチックさもあって、VR上部辺りの畑だと思えるでしょう。
味わいは
艶っぽさが弱く、最初のうちは甘みも弱く、酸が綺麗ですが気になる陰っぽさが・・・。トマトベースの魚介のスパに気持ち負け気味か。ミネラル感もあってなかなかですが、僅かな雑味が混じってしまって勿体無いですねえ。 ーー;

確かに美味しいワインではありますが・・・・・、後引きの弱さから言えることは、ヴィンテージが良くなくても、畑から言えばもうちょい感がほしかったですねぇ。 ・・・まあ、こんなものか。 ^^;



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シャトー・ド・ラ・トゥール クロ・ド・ヴージョ GC 2004 ⑤

2012-05-14 | エシェゾー/VR/クロブジョー
CHATEAU DE LA TOUR CLOS de VOUGEOT GC 2004

峠過ぎですが、中継ぎのワインとしてはOKです。最近飲んだ赤、モンペラ、J・グリヴォーが今一歩でしたので、久々にピノを飲んでいる実感です。

そう言えば、グリヴォーのワインは初めてだったのですが、VT08を裾物でもちゃんと造ってない、言い換えれば気難しいVT08だから良いワインであれば上級キュベをと思うのですが・・・・・。

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正にピーク! シャトー・ド・ラ・トゥール クロ・ド・ヴージョ GC 2004 ④

2012-03-27 | エシェゾー/VR/クロブジョー
CHATEAU DE LA TOUR CLOS de VOUGEOT GC 2004 

このボトルで4本目になります。
Stockリスト上は2本の在庫のところが、セラーに3本ありました。・・・ラッキー!と言いたいところですが、考えてみれば損も得もしてないんですよね。 (^^ゞ

同じVintageを初めて飲んだのが、約2年前の2010.09でした。当時のコメントを見ると、やはり長熟故の堅さがあったのが良く分かります。次いで2011.03 → 2011.06 ときて、9ヶ月の間をおいて4本目の今回となりました。

調整用ワインにしては、価格もバカにならないし・・・ハ-フで4k弱・・・値段的にも気ままに飲むタイプでもないですし、悪く言えば値段のわりに今一歩の困りもの、良く言えば、長熟だけれどもハーフの分だけ飲み頃を早めに迎えられるワインとも言えます。

・・・ハーフで、葡萄の強くなかったVintage2004で、熟成8年でどうなのだろう?
実は、セラーのVintage2001の飲み頃が?なのです。ですので、飲み頃を知るにはVintage2001と2004は似通ってますので、いい機会かなと思っています。フルボトルの2001は、Vintageの割に評価の良かったので、ピークを楽しみにしているものですから。

じゃあ開栓してみましょう。

香りは、
鞣革香、土香、牧草やイ草・下草香、梅鰹、濃い紫と黄色のブーケetc なかなか弱いVintageを忘れてしまうくらい香ってますね。
味わいは、
4本目でやっとピークを迎えて旨いですね。中心部からエッジにかけてレンガ色が入っていて、ウス旨です。このワインは、2004としては美味しい熟成をしましたがVintage的にこれがMAXでしょう。


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J・M・ミヨ エシェゾー GC 1999

2011-10-14 | エシェゾー/VR/クロブジョー
Jean Marc MILLOT ECHEZEAUX GC 1999

このワインはこれで御終い
昨年末の長男のバースデイとクリスマスで神楽坂のラ・マティエールでいただきました

その時にピークになっているのを確認できていましたので
今日は恐らく峠の下り坂をイメージしての開栓でした
 ・・・・・和牛のサイコロステーキが夕食の一品になっていたので開栓

香りも
下降気味で弱弱しいのですが開栓当初から
完熟イチゴ、すもも、梅鰹、腐葉土、うっすら獣臭、牧草や下草・・・・・イグサなど
Vones-Romaneeの特徴が出ているかなと感じられますね
イイですねえ

色調は
写真の通り薄めで、中心がガーネット、エッジがオレンジ
正しく色調の通りの味わいに舌鼓です

味わいは
完熟イチゴの果実味と綺麗な酸、溶け込んだタンニンとのハーモニーが好いですね

M・ミニュレの娘婿ですから、エシェゾーは財産分けとか
であればもう少し長熟でも良いような気がするのですが・・・・・

ワインそのものも小ぶりな造りですが
まあそれなりに楽しませてもらってます
この造り手は、基本的に早飲みかもしれませんね

<追記>
・・・・・・で、家内もINAOグラスで少し飲みましたが1本空いてしまいました
・・・・・で、たった今、内村航平3大会連続金メダルおめでとう!!  今日は撃沈だべな

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シャトー・ド・ラ・トゥール クロ・ヴージョ GC 2004

2011-06-05 | エシェゾー/VR/クロブジョー
CLOS-VOUGEOT GC 2004 CHATEAU DE LA TOUR

二日前に開封した稲造を飲んでいたのですが・・・

家内が昨日の5チャンネル”お願いランキング”で
40点の満点を取った”ショート生パスタチーズクリーム”をワインのアテに買ってきました

パスタと言うより、生ペンネという感じでしょうか
これに合わせて開栓したクロ・ヴージョ2004でしたが
これがどうしてどうして・・・・・ホワイトソース+クリームチーズにピッタリでした

B級グルメと言われればそうかも知れません
でも、マリアージュと言うほどではないにしろ・・・・・これは合いますねえ
Vintage2004の弱さが逆に良かったと言えるでしょう

写真を見ての通り、ボトルとグラスの汗の通り
冷やしすぎで開栓当初は冷温で酸が抑えられてバランス悪く
強いVintageではないのに、赤ワインがホワイトソースに負けていました (^^;

しかしながら、小一時間で液温が上がってきてOKでした 



シャトー・ド・ラトゥール クロ・ド・ヴージョ GC 2004

2011-05-17 | エシェゾー/VR/クロブジョー
CLOS-VOUGEOT GC 2004 CHATEAU DE LA TOUR 

今週は冷蔵庫が壊れて大変でした

 ・・・ワイン冷蔵庫ではなく家庭用です

冷蔵庫って壊れると大変ですね
結構な部品点数を含め、自社で全部作っているメーカーって案外少ないって
冷蔵庫の故障に際しての修理にあたって、そして新しい冷蔵庫を購入するにあたって分かりました


さて、このワインで3本目でしょうか
今回はコルクを抜いた瞬間に果実香が漂いました
土香や畳ぽい下草・・・ウーンちょっと痛んでいるかもしれません

Vintage2004ですがピークを迎えているので
酸が綺麗で、バランスも取れて、柔らかさが心地よい、GCワインです

と疑っていましたが・・・ビオチックな篭った香りが抜けてきましたね


クロ・ヴージョ GC シャトー・ド・ラ・トゥール 2004 その2

2011-03-19 | エシェゾー/VR/クロブジョー
CLOS-VOUGEOT GC 2004 CHATEAU DE LA TOUR 

さて、Vintage2004のこのワイン
在庫もあるし、ハーフなのでちょこっとの時のワインとして丁度いいです
でも価格的には安くはないので気軽に飲めるワインではありません

前回から7ヶ月経ちました
強いVintageではないのですが
7ヶ月間がいったいどれくらいの熟成スピードになっているのでしょうか
確認したくなるものです
 ・・・・・想像以上に進んでおり、あと4~5年ではなく来年あたりからで好いでしょう

グラスに注ぐ時の色合いに
オレンジが入ってきているガーネットが横面から綺麗に透けて見えてきます

香りは弱くはなく
注ぐ時から熟成感を漂わせて
少しの腐葉土や鞣革があって、でもフローラルは?ですね

枯れているわけではなく、バランス良く全体的にこじんまりまとまっています
ボトル差はあるでしょうが、昨年9月に飲んだ前回の状態から随分変化してきました
良い造りのワインですが、弱めで熟成、これがVintage2004と言えるのでしょう

そういう意味で、天候に準じた素直な造りと言えるのかも


ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ 1er クロ・デ・レア 2001

2011-02-27 | エシェゾー/VR/クロブジョー
CLOS DES REAS VOSNE-ROMANEE 1ER 2001 Michel GROS

春一番も吹いて3月直前に随分暖かくなりました
今日はメガネがいきなり壊れて・・・・・レンズの手入れ時に予兆があったのに
予備を作っていなかったために1週間めがねなしの生活です (^^;
最近流行の眼鏡店でも遠近両用が入ると受注生産らしく
見慣れて目が落ち着いてきたら予備を作っておくことにしましょう

旨い赤が飲みたくなって
薄旨のこのVRのワインを開栓しました

まず
透明感があって、色調のエッジに見えるオレンジが入ってきたガーネットが綺麗です
グラスの下から透かして見えるこういう色調っていいですねえ

香りは
開栓当初から小梅や鰹節が香ってVRらしさがあります
Vintageから言えば強い年ではないのですが
造り手の技量でカバーした年だと言えるでしょう

味わいは
Vintageの弱さを造り手の技量と10年の熟成年数でカバーしてバランスも取れてきています
まあそれでも酸味が気持ちばかし勝っているのは仕方ないでしょう
でも、ちゃんと後引く美味しさ旨さがあります・・・・・・流石ですねえ (*^_^*)

過去の味わいでこの味わいに近いものって・・・
Bernard SERVEAU GEVREY-CHAMBERTIN LES EVOCELES 2005
VRとジュブシャンの違い・・・香りの華やかさと明るさに・・・はありますが
味わいだけをみれば妙にイメージがダブって見えました
やはり、セルヴォーのCMとMSDの1erはじっくり寝かせて味わおうと思います


ニコラ・ポテル ヴォーヌ・ロマネ VV 2005

2011-01-25 | エシェゾー/VR/クロブジョー
VOSNE ROMANEE VV 2005 Nicolas POTEL

開栓即では微かな苦味があってとても良いワインだと言えませんでした
若いVintage故にタンニンの硬さはあります
小一時間ほどで随分苦味は消えてきて分からなくなってきていますが・・・

余韻が期待するほど長くない
VT05の優良年にありがちな濃さはあるのですが
まあ、香りに小梅と鰹節的香りに僅かな土香がVRではと言えるでしょうか

よ~く味わうと
余韻に未だ僅かな苦味を感じます・・・初心者なら言われなければ気が付かないでしょう
恐らく明日になればもう少しハッキリ出てくると思います
ポテルはACブル05では確実に分かる苦味がありましたが
まあ、流石にこのクラスでは押さえ込んではいますね
それでも余韻に残ってくるのはいただけませんね
・・・・・余韻が綺麗でピュアでないワインは良いワインとは言えません

勤務先のグループ会社でワインを一部取扱があって
図らずも指名があって試飲会に出たときに試飲したワインについて
皆さん美味しいと言っているのに驚いたことがあります

その理由は簡単です
それはピュアな味わいもないのに言い訳のような・・・
どこかのシニアソムリエが”アクセントのような苦味”とのコメントがありました
恐らくは・・・
皆さんプロが言うんだからとそのワインのちゃんとした評価ができなくなったんでしょう
苦味や雑味があるのも”輪郭”で片付けられれてしまっているんですねぇ
彼らも商売ですが・・・
知らない日本人相手では上手くやり過ごしやすいのでしょうかねぇ
こうやってネタバラシしている私も
表立って異論は言わずその場は静かにやり過ごしました・・・・リーマンらしく(^^ゞ

でもこいう価格レベルのワインが”それなりの評価”を得るのは許しがたいですねえ
・・・雑味や苦味のあるワインは厳しく言えば駄目ワインだと言いたいですねえ

まあ、ちゃんとしたワインがどういうワインなのか
ブランドに騙されず
色目に誤魔化されず
きちっと評価できる舌を養いたいものですねえ

このワインは村名でもVTが良いからでしょうか6Kもします
で、ネゴス物
 ・・・通常のVintageのものはもう買わないでしょう
 ・・・これでメゾン・ニコラ・ポテルの手持ちワインは最後ですから
次回ポテルのワインを買うとすればドメーヌ・ベレーヌ物でしょう


ラ・マティエール ・・・Bon Anniversaire & Noel

2010-12-25 | エシェゾー/VR/クロブジョー
今年のクリスマスは神楽坂のラ・マティエールに行ってきました

この店は神楽坂駅から200mと近いのが有難いですねえ
店は妙に格好付けもなく
割と気軽にフレンチを楽しめそうな雰囲気がいいです

シャルルマーニュの1999か2002あたりで考えていたのですが・・・
赤が好いと家内の一言で
Jean-Marc MILLOT GC ECHEZEAUX 1999を持ち込んでみました

Vintageの割りに滓も多めで、飲む頃には未だ滓が舞っていました(汗)
滓が綺麗に舞っているグラスを見て給仕君曰く「事前に預かることも可能だったんですよ・・・」

  ・・・・・なら依頼時に言ってよ (^^ゞ

料理はクリスマスメニューでした
特に白子のムニエルとフォアグラが続いた時は若干しつこいかなあと思えるかな

ワインは1時間半程度で舞っている滓が落ち着きやっと全体的にも落ち着いてきて
エシェゾーのテロワールと認識できる獣臭と血の香り、土香、下草などなど久々に旨い!

マルク・ミヨのエシェゾーは開くまではパッとしないのですが
落ち着いてからはDRCのグラン・エシェゾー1989の感動を思い起こしました・・・満足(*^_^*)


ジャン=ルイ・ライヤール ヴォーヌ・ロマネ 2006

2010-10-05 | エシェゾー/VR/クロブジョー
VOSNE-ROMANEE 2006 J.L.RAILLARD




ライヤールのVRは、セラーが満杯で直置きで放置してあった
置いたのは2週間前の涼しくなってからでした
もうそんな気温になったのかと思いつつ、あのクソ暑い夏はなんだったんだろう

下の部屋においてあるティボーのHCDNのプリウール05を空けようか
風呂上りでどうしようかなあと迷っていたのですが、取りに行くのも面倒だなあと思ったら
開栓してしまった! ・・・早いだろうなんて思いながら、ホントいい加減なっ

色目はVRの葡萄で造るACブルのパキエと同様に結構薄め
パキエと違うのは、雑味と後口に残る僅かな苦味がなくなってミネラル感が増したようです

一口飲んでみて、私にはライヤールのVRが争奪戦だったことが良く理解できない (?_?)
ALC臭が初日は強いし・・・まあ若飲みだということで差っぴける範囲だろうかというところ
結局、ボトルを空けるのに3日間も掛かってしまった
きっと私の好みじゃあなく、美味しいと思えなかったんだろうと思われます
熟成という時間が、生まれ変わるような兆しを感じ得なかった

香りもALCがメインで、特徴的な香りが弱い
故にVRらしさを感じられなかった
ひょっとしたら、せめて後2~3年寝かしてからなのだろうか 

購入価格は6千円余り、村名でVintage2006はちと高かったか
CPから言って、もう買うことはないだろうし
この上のキュベにも触手は動かないだろう


クロ・ヴージョ GC シャトー・ド・ラ・トゥール 2004 

2010-09-03 | エシェゾー/VR/クロブジョー
CLOS-VOUGEOT GC CHATEAU DE LA TOUR


良いワインの要素を感じながら初日は1杯だけ
二日目に期待して様子を見てみた

04というVintage的なギャップはあるものの
ゴミョーで19.5/20という評価がどうだったのか
同点評価はこの他にロマネコンティ、ドニモルテのサンクテロワール、グロフレのグランエシェゾーという
19.5なんて大袈裟だなあと・・・つい悪い癖手で確かめたくなるものだ

初日、2日と試飲してみて
熟成6年の現時点では?としか言いようがない
余韻に隠るような重みを感じるが、2日目は可成り垢抜けた感じにはなった
この二日間では特に余韻にかけてバランスがこのクラスにしては多少悪いかとも

元々この造り手は長熟と聞いていたので葡萄の弱い年ではあるが04なら飲めるだろう
と高を括った方がバカなだけだったんだろう

ということで、裏返して言えばポテンシャルはあるようだが
熟成期間をやはり10年以上をみるべきで
あと4~5年ほどは・・・・・満杯のセラーの肥やしにしかならないや (T_T)
だから安かったんだ (^_-)-☆

熟成に耐えるだけの要素もしっかりしており・・・・では冬眠! お・や・す・み( ̄_ ̄ i)


ワインン香が今一歩 モンジャール・ミニュレ エシェゾーVV GC 2003

2010-01-21 | エシェゾー/VR/クロブジョー
モンジャール・ミニュレ エシェゾーVV GC 2003
ECHEZEAUX GRAND CRU VIEILLE-VIGNE MONGEARD-MUGNERET




久しぶりにエシェゾーを開栓した

”手からブドウが・・・”

落ちているのか、拾っているのか

これはどっちなのだろうかとふと思うのは私だけだろうか?


このエチケットのデザインがフランス駐在時代から気に入っている


駐在時代になかなか手に入らなかったワインが帰任してネットで売られているのに感激と驚き

・・・日本の方が手に入るのかあ  ・・・しかもVV

てな具合に感心して即買い!




03というVintageを反映してバランスの上で若干果実味が勝ち酸味が落ちるのだが

美味しく飲める範囲でバランスが取れており
03ではアルローのリュショに若干劣るが良いワインといえるだろう



私にとって
思い入れのあるエシェゾー

・・・・・DRCの”GRAND-ECHEZEAUX 1989”とパリのワイン会で出会って以来
 ・・・・・ECHEZAUX には特別な思いができ
  ・・・・・最高のワインと称されるワインに共通の
      動物臭や獣臭、腐葉土や牧草、テロワールという言葉に集約される土香、そしてフローラル等等



香は閉じ気味なのか或いはこの程度なのか
難しい判断であるが、とにかく美味しい!


いずれにしてもモンジャールのGCはこれぞ中庸と言わんとしているようだ



※熟成6年では厳しいだろうと思い、デカンタージュは十分にやったのだが
 柔らかくはなってきているものの、まだまだ樽が利いてちょっと固め



本来はこのクラスであれば最低10年熟成が基本であるが


時にはきちっと襟を正し、端正でこれぞというもののワインを飲んでないと
味覚の修正が利かなくなるような錯覚?を起こしそうになる


と言い訳をしながら

03シリーズのアタリを期待して開栓したもの



前述したように、ワイン香が思ったほど強くなく、別に閉じているわけでもなさそうだし

モンジャールのワインでグラス口から芳香を放つようなワインには巡り合ったことがない

要するに香の強さも中庸なのだ・・・と思っている



私はカルチャーショック受けたDRCのグラン・エシェゾーを味わって以来
前述したが、良いワインが持つテロワールを感じさせる土っぽさと獣臭に酔いしれる習性がある

・・・獣臭というか野生感を彷彿とする生肉臭がたってくると鳥肌がたってくるのだ


このワインには勿論そこまでのワイン香と味わいはないのだが

端的にいえば中庸だからこそ飲んでて疲れないワインなのだろう

タストヴィナージュは伊達でなかった フェブレ エシェゾー 1992 

2009-11-16 | エシェゾー/VR/クロブジョー
フェヴレ エシェゾー 1992 タストヴィナージュ
FAIVELEY ECHEZEAUX GC  Taste-Vinage


このワインはHOTEL Le Montrachetに滞在したとき

当時のフランスでは
カトリック教徒がほとんどで
日曜日は礼拝に行くため殆どの店は休みのところが多かった

時たまHOTEL近くを散策していて日曜日に開いていたCAVEで買い求めたもの


EUROになる前、当時の価格で1本400FF(8500円)と高価でしたが
旅の思い出に子供のVintage1992を2本と
ほかに白でガニャールのシャサーニュ・モンラッシェ 1er カイユレ1999を半ダース
車のトランクルームにいれて持ち帰ったものでした





さて前置きが長くなりましたが

”タストヴィナージュ”をフェブレが・・・・

フェヴレのイメージはドメーヌとしては中クラスランクのイメージで
エシェゾーといえども大したワインではないのでは
などと造り手に失礼なイメージが自分の中では先行していたので

少しビックリ


(汚れは保管中にワインボトル(ラ・ミッシオン・オー・ブリオン1977)が割れた時の汚れ)



1992というVintageはロワールの白などいいものもありますが
概して拾いモノには出会わない年と言えるでしょう

13年目に開けた1本目から想像して、
17年目は流石にもう枯れているかもしれない

と思って開栓したわけですが




これがボトル差というのでしょうか
閉じ開きの妙味でしょうか

距離的に離れていた家内が「あれーっ。いい香りのするワインね。」


まさしくブログタイトルにしている”Vineux(ワイン香)”が ・・・・・ 辺り一面ワイン香に満ちて



期待してなかったオフヴィンテージで熟成ブルゴーニュを楽しませてもらいました