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XPERIA X10・TwitterPeek・43時間録画できる携帯ワンセグTV・下関三井化学事故

2009-11-10 23:58:19 | Dニュース

英Sony Ericsson-Android採用ケータイ「XPERIA X10」を発表-
(2009/11/05  日経エレクトロニクス)

英Sony Ericsson Mobile Communicationsは11月3日に,携帯電話機の新機種「XPERIA X10」を発表した。
4型のタッチパネル・ディスプレイを主な入力装置として利用する機種で,Sony Ericssonとして初めて携帯電話機向けソフトウエア・プラットフォーム「Android」(バージョンは1.6)を採用した。2010年第1四半期から日本などの世界各国に順次投入していく予定である。
Sony EricssonはX10を,「新しいユーザー体験をもたらすプラットフォームを搭載する最初の機種」(Sony Ericsson)とする。具体的には,FacebookやTwitter,電子メールといったさまざまな手段での他のユーザーとのコミュニケーションを統合的に管理する「Timescape」や,音楽や写真,映像のメディア・データを統合的に管理する「Mediascape」などのアプリケーション・ソフトウエアを搭載した。このほか,Androidに含まれるWebKitベースのWebブラウザーや,GoogleのWebサービスを利用するクライアント・ソフトウエアなども搭載する。またX10のユーザーはSony Ericssonが運営する「PlayNow」や米Googleが運営する「Android Market」から各種のアプリケーション・ソフトウエアを有償または無償でダウンロードし,X10上で実行させられる。
ハードウエアの主な仕様は次の通り。外形寸法は119×63×13mmで,重さは135g。26万2144色表示の4型ディスプレイは480×854画素で,タッチパネル機能は静電容量方式である。静止画および動画の撮影に対応する約810万画素のカメラ機能を備えており,オートフォーカスや笑顔検知などに対応する。GPS機能を使った写真への地点情報の付与や,位置情報関連サービスの利用も可能である。
X10には,米Qualcommの携帯電話機向けチップセット「Snapdragon」を採用した。型番は「QSD8250」で,1GHz動作のCPUコア,600MHz動作のDSPコア,移動体通信や各種無線インタフェースのベースバンド処理機能などを備える1パッケージのチップセットである。
X10が対応する移動体通信方式は,GSM(データ通信ではGPRSおよびEDGEに対応)とW-CDMA(データ通信ではHSPAに対応)である。無線LANによる通信機能も備える。その他の外部インタフェースは,Bluetooth,USB,microSDHC。ユーザーが利用できるフラッシュメモリー容量は,X10本体の最大1Gバイトと,microSDHC対応のメモリカードである。

米Peek-Twitter専用のモバイル端末「TwitterPeek」を米国で発売へ-
(2009/11/05  Itmedia)

モバイル端末メーカーの米Peekは11月3日、Twitter専用のモバイル端末「TwitterPeek」を発売した。端末の価格は99.99ドルで、同社の全米を網羅する無線ネットワークの使用料が月額で7.95ドル。または無制限のTwitter使用料を含むLifetimeプランでは199.99ドル。
機能はTwitterでの基本操作に限定されており、ツイート(つぶやき)の送受信、リツイート、フォロワーのダウンロードなどができるが、メールやWeb閲覧などはできない。電源を入れ、自分のTwitterアカウントでログインすると、同社の高速無線ネットワークに自動的に接続され、未読の100までのツイートが受信ボックスにダウンロードされる。登録できるアカウントは1つのみだ。新着ツイートを音や光の点滅、振動で知らせる機能もある。
2.5インチディスプレイ、QWERTYキーボード、8Mバイトのメモリーを搭載し、サイズは10.16×6.86×1.02cmで重量は363g。Wi-Fiには対応しない。バッテリーは通常の使用なら4~5日もつとしている。
Peekは07年創業の新興企業で、これまでにメール専用端末「Peek」などを発売しており、WIREDやBusinessWeekのアワードを受賞している。

パナソニック-最大43時間録画できる携帯型ワンセグテレビ-
(2009/11/05  日経)

パナソニックは11月4日、容量8GBのメモリーを内蔵する携帯型ワンセグテレビ「VIERA SV―MC75」を13日に発売すると発表した。同社の携帯型ワンセグテレビとしては最大の容量で、ワンセグ放送を最大約43時間、写真画像を最大約4万枚保存できる。SDカードなどにも対応し、他の電子機器などにデータを手軽に移せる。
4.3型の液晶画面を搭載した。大きさは幅約136×高さ約75×厚さ約15mmで、重さは約187g。周囲の明るさに応じて画面の明るさを見やすく調節する機能を新たに加えた。音楽を再生しながら静止画をスライドショー形式で楽しむこともでき、デジタルフォトフレーム(電子写真立て)としても使える。
価格はオープンだが、店頭想定は3万円前後。月に5000台の生産を計画している。

下関三井化学-半導体・液晶パネル用洗浄ガスのプラントで爆発事故-
(2009/11/05  日経)

三井化学の子会社、下関三井化学(山口県下関市)で11月4日、爆発事故が起きた問題で、同工場で製造する半導体・液晶製造用の洗浄ガスの供給に影響が出そうだ。三井化学は同ガス販売で世界3位で、生産再開が遅れれば半導体・液晶業界の生産にも影響が出る可能性がある。
事故が起きたのは半導体や液晶パネルの製造工程で洗浄用に使う「三フッ化窒素(NF3)ガス」製造プラント。同プラントは1500トンの年産能力があり、年産200トンの米国工場と合わせた世界シェアは25%に上る。
同プラントでは01年4月にも同様の爆発事故が発生。この時は操業停止が1カ月程度で済んだため、ガスの需給に大きな混乱はなかった。現在、原因を調査中だが、今回は2度目の事故となるため、前回以上に再開までの安全性確認に時間がかかる可能性がある。
半導体業界では今回の事故を受け「当面の手元在庫はあるが、今後の動向について情報を収集している」(大手半導体メーカー)と影響を注視している。同ガスで三井化学とシェアを争う関東電化工業は「業界の供給体制に不具合が起これば、増産を含め対応を検討する」(広報)としている。


ニンテンドーDSi LL・Droid・Wi-Fiルーター・アクティブ・ハイブリッド7・サムスン不具合

2009-11-02 23:15:46 | Dニュース

任天堂-ゲーム機をてこ入れ・液晶画面約2倍の「ニンテンドーDSi LL」-
(2009/10/30  CNET)

任天堂は29日、携帯型ゲーム機の新製品「ニンテンドーDSi LL」を11月21日に発売すると発表した。液晶画面サイズがDS Liteから約2倍に大型化したのが特徴。価格は2万円。海外でも来年1~3月に発売する。
同社は「一家に1台にとどまらず『1人1台』お持ちいただけるまでにしたいと考えており、画面が大きくて見やすい新たなサイズバリエーションを追加投入することで、さらに多くのユーザーに『マイDS』としてお使いいただけることを期待している」としている。
4.2インチの液晶ディスプレイを2画面搭載。3.0インチだったDS Liteから93%大型化し、3.25インチのDSiと比べても大きい「LLサイズのニンテンドーDSi」。液晶画面の視野角も向上し、家族や友達と一緒にゲーム画面を楽しめるとしている。
本体サイズは161(横)×91.4(縦)×21.2(厚さ)mmと、DSiからさらに一回り大型化。重さも約314gとDsiから100g増えている。バッテリーが大容量化しており、電池持続時間は最低輝度で約13~17時間(DSiは約9~14時間)、最高輝度で約4~5時間(DSiは約3~4時間)と、DSiより長時間化。充電時間は約3時間(DSiは約2時間半)
DS Liteと重ね合わせるとその大きさがよく分かる 本体に格納できる専用タッチペン(約96ミリ)に加え、一般のペンに近い長さ129.3ミリのタッチペンが付属し、文字入力が便利になるとしている。
DSiウェア「ニンテンドーDSiブラウザー」「うごくメモ帳」「ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 文系編」「ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 理系編」「明鏡国語 楽引辞典」がプリインストールされている。
入出力端子はDSiと同じで、DSカードスロット、SDメモリーカードスロット、ACアダプター接続端子、ステレヘッドホン/マイク接続端子を備える。
本体カラーは、「ダークブラウン」「ワインレッド」「ナチュラルホワイト」の3色。
任天堂は同日、2010年3月期の連結純利益が前期比18%減の2300億円と6期ぶりの減益となりそうだと発表した。従来予想を700億円下回る。据え置き型ゲーム機「Wii」の販売が大型ソフトの不足で失速、為替相場が円高で推移していることも響く。
売上高は従来予想を3000億円下回る、18%減の1兆5000億円。Wiiの販売台数は23%減の2000万台、ソフトは12%減の1億8000万本とそれぞれ600万台、4000万本下方修正。携帯型の「ニンテンドーDS」シリーズはハードは4%減の3000万台と期初予想を据え置いたが、ソフトは24%減の1億5000万本と3000万本下方修正した。
営業利益は33%減の3700億円と期初予想より減益幅が拡大する。販売目標を引き下げたことに加え、10月からWiiのハードを5000円値下げしたことが響く。想定為替レートを1ドル=100円から90円に引き下げたことで為替差損が拡大、経常利益は18%減の3700億円の見通し。
岩田社長は「次に遊びたくなる作品を提案できず、Wiiを失速させた」と反省。10月にWiiを5000円値下げしたのに続き、「大型新人」の投入でゲーム市場の活性化を目指す。

MotorolaとVerizon Wireless-Android 2.0搭載のスマートフォン「Droid」-
(2009/10/30  CNET)

Verizon Wirelessの顧客は、Googleの「Android」をOSに搭載した待望のスマートフォン「Droid」を、まもなく入手可能となりそうだ。
Verizon WirelessとMotorolaはニューヨークで開催されたイベントでDroidを正式に発表した。このクラスの多くのスマートフォンと同じように、Droidは2年契約を結ぶと199ドルで購入できる。11月6日より販売が開始される予定。Verizon Wirelessのエグゼクティブバイスプレジデント兼最高マーケティング責任者(CMO)であるJohn Stratton氏は、先行予約を受け付けるとこのイベントの中で述べたが、同社の広報担当部門によると、これは間違いで、ユーザーは単に同デバイスについての詳細情報を入手可能にするリストに登録できるだけだという。
Droidには音声で作動する検索機能が搭載されており、ユーザーが検索用語を述べると、Googleの検索エンジンにより、ウェブ上の検索結果や、Droidの本体内の連絡先、楽曲、画像ファイルなどからの検索結果が表示される。音声検索は、「Google Maps」向けの新たなナビゲーション機能にも対応している。ユーザーが「My Maps」を始めとする地理情報やWikipediaのエントリ情報、地図上の乗り換え案内情報などをチェックできるようになっている。
Stratton氏は、ちょうど米国時間10月27日のアーカンソーへの旅行の際に、Droidからナビゲーションサービスを利用してみたことを明らかにしている。ただ携帯電話機に向かって「ガソリンスタンド」と話しかけるだけで、素早く周辺のガソリンスタンドを見つけてくれたと、同氏は述べている。その後、表示されたガソリンスタンドのうちの1つをクリックすると、丁寧なナビゲーションサービスが起動して、その場からの音声案内が携帯電話機から提供されたという。
新発表のDroidには数多くの洗練されたAndroid対応のアプリケーションが最初から搭載されているほか、「Android Market」を通じて1万以上のアプリケーションへとアクセス可能であるものの、多くのVerizonブランドのサービスは提供されていない。たとえば、Verizonの「VCast」音楽サービスに関しては、現時点ではDroidからは利用できない。しかしながら、Stratton氏は最終的にはDroidにもVCastへの対応が追加されると語っている。また、DroidにはGoogleのAndroid向けナビゲーションがバンドルされているため、Verizonの「VZ Navigator」は提供されない。
とはいえ、良いニュースとしては、VZ Navigatorを利用するデバイスに対してVerizonから課金されるナビゲーションのようないくつかのサービスがDroidのユーザーには無料で提供される予定である。
Droidの仕様に関しては、すでに多くのリーク情報があったおかげで、まさに予想されていた通りであった。
OSには「Android 2.0」が採用され、5メガピクセルのデジタルカメラを装備、Wi-Fi、Bluetooth、GPSに対応している。さらに、Webkitベースの「HTML 5」に対応したブラウザが搭載されており、550MHzのプロセッサで稼動するほか、連続通話は最大で6.4時間、連続待ち受けは最大で11日間となる1400mAhのリチウムイオン電池が装備されている。
Droidのサイズも予想通りで、4.6インチ(約11.7cm)×2.4インチ(約6.1cm)×0.5インチ(約1.3cm)となっており、本体重量は6オンス(約170g)となる。3.7インチサイズでアスペクト比が16対9のタッチスクリーンを備え、解像度は480×854ピクセルになっている。3.5mmのヘッドホンジャック、マイクロUSBポートが装備されて、16GバイトのマイクロSDカードが付属する。

イー・モバイル-持ち運び可能なWi-Fiルーターを発売-
(2009/10/30  CNET)

イー・モバイルは10月29日、受信最大7.2Mbps、送信最大5.8Mbpsの第3世代携帯電話網を利用するモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi(D25HW)」を発表した。11月18日より販売する。
Pocket WiFiは、イー・モバイル網をIEEE 802.11b/gの無線通信に変換する機器。イー・モバイルのサービスエリアであれば、無線LANのアクセスポイントがなくても、ノートPCやゲーム機をネットに接続することができる。重さはバッテリー装着時で約80gと軽量な点が特徴。連続通信可能時間は4時間で、最大5台まで同時接続が可能。製造はHuawei Technologiesが担当した。
最大16GバイトのmicroSDHCカードに対応するカードスロットを搭載し、USBケーブル接続での利用も可能。端末価格はベーシックプラン契約者の場合、3万9580円となる。
2年契約の場合、本体価格5980円、月額利用料2980円(300メガバイトまで追加料金なし)から。

BMWジャパン-同社初のHV「アクティブ・ハイブリッド7」の受注を開始-
(2009/10/30  日経産業新聞)

BMWジャパンは29日、最上級セダン7シリーズのハイブリッド車(HV)「アクティブ・ハイブリッド7」の受注を始めたと発表した。納車は2010年初夏の予定。希望小売価格は通常タイプが1280万円、車両が長いタイプが1405万円。
V型8気筒エンジンと電気モーターを搭載した同社初のHVで、車載電池は現在主流のニッケル水素電池ではなく小型軽量で高出力のリチウムイオン電池を採用した。二酸化炭素(CO2)排出量は主力車「750i」に比べ15%削減した。

サムスン電子-爆発事故が発生し冷蔵庫21万台をリコールへ-
(韓国  2009/10/29  聯合ニュース)

サムスン電子は29日、05年3月~06年6月に製造し、韓国国内で販売したフレンチドア(両開き扉)冷蔵庫SRT、SRS、SRN系列の一部モデル21万台に対し、来年1月31日までリコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。
今回のリコールは、今月10日に京畿道で同社の06年型冷蔵庫の爆発事故が発生したことを受けてのもので、韓国国内の白物家電部門では最大規模となる。同社は事故原因を調べた結果、冷媒パイプの除霜ヒーターの連結端子から漏電し、これによる発熱で爆発が起きたと結論付けた。
リコール期間中は、対象モデルでなくても同一系列の製品に対しては無償で点検サービスを行う。


New-DSi・カセット型HDD・1円で3キロ走る電動スクーター・VAIO不具合

2009-10-31 08:29:18 | Dニュース

任天堂-DSiの新モデルを計画?-
(2009/10/28  ロイター・Itmedia)

任天堂は、ディスプレイを拡大したDSiの新しいモデルを日本で立ち上げる計画だ。日経新聞が10月27日に伝えた。
同紙によると、任天堂は大きなディスプレイを搭載したモデルの投入で、DSiの需要に弾みがつくと期待している。DSiは約1年前に発売されて以来、売り上げがピーク時の3分の1に減速している。
既存版のDSiは3.25インチのディスプレイを搭載している。iPhoneの画面と同程度のサイズ。
新版DSiは、ソニーの携帯ゲーム機PSPのディスプレイとほぼ同じ、4インチ強のディスプレイを搭載すると日経は伝えている。
ディスプレイが大きくなれば、電子書籍やビデオ視聴など新たな用途につながるかもしれない。コンテンツが見やすくなることで年齢の高い消費者も取り込める可能性があると同紙。
新型DSiは1万8900円と、現行版と同程度の価格になる。
任天堂は、2010年3月までに中国および韓国で海賊版対策を強化したDSiを立ち上げる計画だとも同紙は報じている。

カセット型HDD-国際標準規格として承認される-
(2009/10/28  日経)

日立製作所や三洋電機など国内電機メーカーを中心とした35社が推進する新型記録媒体の「カセット型ハードディスク駆動装置(HDD)」が国際標準規格として承認された。テレビなどからの着脱が簡単で、持ち運びができるのが特徴。カセット内に小型の大容量ハードディスクを内蔵し、高精細なハイビジョン画像を最大で256時間録画できる。国際標準化で普及に弾みが付く可能性がある。
国際標準化機構(ISO)などが25日に承認したのは「iVDR」と呼ぶ規格。寸法や接続端子などの形状が国際標準に認められた。同規格は日本の大手電機メーカーが主導し、02年に推進団体が発足。35社のうち日本企業が27社を占める。海外大手は韓国サムスン電子、HDDの米シーゲイト・テクノロジーが参画している。ライバル規格はなく、規格争いは起きていない。
VHSテープのように着脱が可能で、録画した映像を同規格を採用したテレビなどで見ることができる。デジタル映像の著作権保護にも対応している。記憶容量が最大320GBとBlu-ray Disc(BD)に比べ6倍超。

プロスタッフ-1円で3キロ走るペダル付き電動スクーターを発売へ-
(2009/10/28  朝日新聞)

カー用品メーカーのプロスタッフ(愛知県一宮市)は、ペダルの付いた電動スクーター「ミレット」を開発した。
通常は電気で走り、急な坂道など力が必要な場面では、足でペダルをこいでモーターを補助する。1回の充電で約35キロ走行。1円分の電気で約3キロ走る経済性が売りだ。税込み15万6900円で、来春から全国のホームセンター、バイク店で発売する。
電動モーターが補助する電動アシスト自転車と違い、あくまでもスクーターなので、公道で乗る場合には原付き免許が必要。
シートの下に、取り外しが可能な約9キロの鉛蓄電池ブロックが2個入っており、家庭の100ボルト電源で充電できる。1円分の電気で約3キロ走る経済性は、ガソリンエンジンのスクーターの約10倍という。
電動なので、走行時の静かさも特長。同社は「経済性や静かさなど特長は、ハイブリッド車『プリウス』と一緒」(広報)としている。12色をそろえ、若い女性からの支持も期待している。

ソニー-「VAIO」の一部機種ACアダプターで絶縁不良・約6万台無償交換-
(2009/10/28  Itmedia)

ソニーは27日、05年10月~09年4月に発売しPC「VAIO」シリーズの一部機種のACアダプターで、使用中に内部の絶縁が不良になる不具合があることが判明したとし、計6万3000台を無償交換すると発表した。
絶縁不良が原因で、ブレーカーが落ちた事例が4件あったという。感電の危険もあるという。
対象は、ACアダプター「VGP-AC19V17」。07年10月~09年4月に発売した「VAIO VGC-LTシリーズ/LNシリーズ/LMシリーズ/JSシリーズ」と、05年10月~06年4月に発売したVAIO用ドッキングステーション「VGP-PRBX1」「VGP-PRFE1」に付属していた。
ACアダプター内部の温度上昇で、絶縁テープの粘着力が低下。電源オン・オフの繰り返しによる内部部品の膨張・収縮で、本来の位置から徐々にずれて絶縁不良になり、漏電してブレーカーが落ちたり、PCやACアダプターの金属部分に触れると感電する恐れがあるという。


液晶パネル・電子書籍・生活家電・燃料電池車

2009-10-31 08:28:03 | Dニュース

サムスン電子-世界初の厚さ3.9mmの40インチ液晶テレビパネルを開発-
(韓国  2009/10/26  聯合ニュース)

サムスン電子は26日、世界で初めて3.9mmという薄さの40インチ液晶テレビ用パネルの開発に成功したと明らかにした。
「ニードル・スリム(Needle Slim)」と名付けられたこのパネルの厚さは、同社がことし量産を始めた液晶テレビ用パネル(10.8mm)の約3分の1、従来の液晶パネル(50mm)の12分の1ほど。LGディスプレーが今年5月にエッジライト方式の発光ダイオード(LED)バックライトを搭載した世界最薄5.9mmの42インチ、47インチパネルを開発したが、これより2mmさらに薄い。
サムスン電子は、28~30日に日本のパシフィコ横浜で開催されるディスプレー関連見本市「FPDインターナショナル2009」で、この製品を公開する予定。
ミリ台の厚さを実現したことで、超スリムテレビ、額縁タイプの壁掛けテレビの開発が加速化する見通し。
液晶パネルは、バックライトユニット搭載前、2枚のガラスの間に液晶を装着した状態でも厚さが2mmほどに達する。このため厚さ3mm台の実現は、技術的限界とみられてきた。サムスン電子は、3.9mmのパネル開発に向け、独自設計技術を背景に中核部品を開発し、バックライトユニット構造も新たに設計した。フルHD級の解像度をはじめ、120Hz、コントラスト比5000対1という高画質性能はそのまま。
07年10月に厚さ10mmの40インチ液晶テレビパネル開発に成功し、初めて10mmの壁を超えたサムスン電子は、08年10月に厚さ7.9mm、09年1月には6.9mmを実現している。

ブリヂストン-A4サイズの電子書籍端末を開発-
(2009/10/27  日経)

ブリヂストンは26日、電子ペーパーを使った電子書籍端末2種を開発したと発表した。A4のフルカラータイプと折り曲げられる薄型製品の2種で、液晶などと違い電源を切っても画面を表示し続けるのが特徴。まずA4型の試作品をつくり、2010年春から試験運用する。
表面にはタッチパネルを搭載する。他社の電子ペーパーに比べて反応速度が速く、A4版(13.1型)の画面を0.8秒で切り替えられる。データ処理機能やセキュリティ機能を備えるほか、携帯電話機経由でデータ通信も可能とする。
すでに開発済みの電子ペーパーを使い、回路などと組み合わせて端末型の試作品に仕上げた。A4型のサイズは4096色を表示。タッチパネルを搭載し手書き入力を可能にした。薄型タイプは樹脂を使って回路基板なども曲げられるようにした。画面は10.7型で、厚さは5.8mmだが、商品化は未定という。
2010年春から関西アーバン銀行(大阪市)の渉外員業務支援システム向けに、試験運用を開始する予定という。

パナソニック-「アラサー世代」向けの生活家電シリーズを発表-
(2009/10/27  日経)

パナソニックは26日、30歳前後(アラサー)の単身者向け生活家電の新シリーズを発表した。炊飯器や冷蔵庫など6製品を11月から順次売り出す。家事をする時間が夜間や休日になることが多い都市部の単身者世帯を想定し、騒音の低いモーターなどを採用している。都市部に住む比較的若い世代にブランドを浸透させる狙い。
発売するのは「ナイトカラーシリーズ」。本体は高級感のある黒色で、シンプルなデザインに統一した。洗濯機はインバーターモーターを搭載し、低騒音に設計した。カシミヤニットなど上質な衣類を洗濯できる機能も持たせた。想定価格は6万5000円前後。
炊飯器(同3万3000円前後)は茶わん1杯分の0.5合から炊ける少量炊飯機能を持たせながら熱伝導の高い銅釜を採用するなど、従来の入門機種に比べて性能を高めた。冷蔵庫(同16万円前後)は横幅59センチ、奥行き約62センチとワンルームマンションにも置きやすいコンパクト設計とした。
ほかにスチームオーブンレンジ(同5万3000円前後)と空気清浄機(同3万5000円前後)、スティック型の掃除機(同2万円前後)をそろえる。各商品ともに、従来の同等商品の3倍の売上高を目指す。

ダイハツ工業-ガソリン車並みの航続距離を狙う燃料電池車-
(2009/10/24  日経エレクトロニクス)

ダイハツ工業が「第41回東京モーターショー」に出展した,水加ヒドラジン(ハイドラジン・ハイドレート:N2H4・H2O)を使った燃料電池車のプラットフォームは,水素を燃料に利用する従来の燃料電池に比べて,搭載量が少なくて済む液体燃料を利用できる上,白金(Pt)などの高価な貴金属触媒が不要になる。
水加ヒドラジンを用いた燃料電池は,07年9月に技術発表している。特徴は,水素を利用する従来の固体高分子型燃料電池(PEFC)で一般的な陽イオン交換膜(カチオン交換膜)を用いるのではなく,陰イオン交換膜(アニオン交換膜)を使うこと。プロトン(H+)ではなく,OH-が空気極から燃料極に移動して発電する。
今回の展示したプラットフォームのモックアップは,燃料タンクと燃料サブタンク,燃料電池スタック,加湿器,気液分離機,水分離器,それに駆動用モータと2次電池などから構成される。燃料の水加ヒドラジンは,燃料タンクの中にある高分子に吸着し,固体化させたヒドラゾンとして貯蔵する。ヒドラゾンは80度C程度の温水で加水分解が可能で,必要な量だけを制御して燃料サブタンクで濃度を調整し,燃料電池スタックに供給する。
燃料電池スタックでの反応は,燃料極側には水加ヒドラジンを,空気極側には空気と水を供給する必要がある。そのため,空気極側には加湿器を用いて空気を供給する。反応後は,燃料極側に窒素と水が生成され,空気極側に電解質膜を透過した,いわゆるクロスオーバーする水加ヒドラジンが生じるため,気液分離器や水分離器を搭載している。
水加ヒドラジンのエネルギー密度は,気体や液体の水素に比べて高い上,燃料電池の起電力が約1.6Vと水素を用いるよりも2.5倍ほど高い利点がある。ガソリン・エンジンに対しては,ガソリンに比べてエネルギー密度が1/3程度しかないが,エンジンの効率が10数%であることから,燃料電池の効率をエンジンの効率の3倍程度に引き上げられれば,「エンジン並みの走行を実現できる可能性がある」(担当員)とする。


LTE用端末・Android機種・携帯共通充電器・メガネ型翻訳装置・移動する書斎・新型インフルエンザ

2009-10-31 08:26:16 | Dニュース

韓国サムスン電子-LTE用端末を世界で初めて供給へ-
(2009/10/25  朝鮮日報)

サムスン電子が次世代(第4世代)移動通信サービスの一つ、「LTE」用の端末機を世界で初めて供給する。LTEはワイブロ(韓国が開発した無線ブロードバンド技術)と並び、現在の第3世代移動通信の後を継ぐ次世代移動通信サービス。LTEもワイブロも、高速移動する車両の中からデータ通信が可能なだけでなく、データの伝送速度も速いのが特徴。映画1本分に当たるデジタルファイルを、1分以内にダウンロードすることができる。
ただし、ワイブロは導入が始まったばかりで、LTEもサービス事業者が現れたのは今回が初めて。どちらのサービスも、まだ大きな市場は形成されていない状態だ。
サムスン電子は23日、来年初めに世界で初めてLTE方式の移動通信を開始するスウェーデンの通信会社テリア・ソネラと、LTE用端末機の単独供給契約を結んだと発表した。
今回サムスン電子が供給する端末機は、音声通話用ではなくデータ通信専用で、ノートパソコンなどに差し込むことができるように作られている。もう一方の第4世代移動通信・ワイブロ用の端末機については、サムスン電子は既に韓国内外で販売している。
サムスン電子の関係者は、「次世代移動通信の2大巨頭に挙げられるワイブロとLTE、その双方で製品供給に成功したことで、通信分野でもグローバル先導企業としての立ち位置を確かなものにした」と語った。

NTTドコモ-Android機種を積極的に拡大へ-
(2009/10/24  Itmedia)

「NTTドコモはAndroid携帯の機種数を積極的に拡大する」・・・NTTドコモの山下哲也フロンティアサービス部アプリケーション企画担当部長は10月23日、Google日本法人が開いた、Android新バージョン「1.6」の説明会でこう述べた。
NTTドコモは国内唯一のAndroid携帯「HT-03A」を販売している。国内スマートフォン市場はほぼiPhoneの独壇場となってきたが、Androidは「オープンプラットフォームで世界のさまざまなメーカーが開発しており、多種多様なライフスタイルに対応できる。一種の完成品であるiPhoneとは異なり、進化していく」点を、山下氏は評価する。
Google日本法人の門間純一アンドロイドリレーションシップマネージャーも「iPhoneはApple製品で、他社は作れない。Android製品はいろんなメーカーが開発でき、多様なサービスがさまざまな端末で利用できる」点が売りだと話す。
HT-03AのOSは、23日から順次、Android 1.6にアップデート。新たに、アプリストア「Androidマーケット」で有料アプリを購入できるようになるほか、検索機能やユーザーインタフェースを改善。10月末にはGoogleマップ上で、家族や友人など許可した相手と位置情報を共有する「Latitude」にも対応する。

国連のITU-どの携帯電話でも使える共通充電器の規格を承認-
(2009/10/24  Itmedia)

国連の国際電気通信連合(ITU)は10月22日、どの携帯電話にも使える共通充電器の規格を承認した。
このUniversal Charging Solution(UCS)規格により、将来的にはすべての携帯電話が、製造元や機種を問わず、同じ充電器を使えるようになる。携帯電話を買い換えても、手持ちの充電器をそのまま使えるようになるため、製造・販売、廃棄される充電器の数を大きく減らすことができるという。
UCS充電器はmicroUSBインタフェースを採用し、エネルギー効率は米Energy Star基準で4-STAR以上。
UCS規格の策定に参加した携帯業界団体GSMAは、UCSは5万1000トン分の余分な充電器を減らし、それにより1360万トンの温室効果ガスが削減されるとしている。

NEC-メガネ型翻訳装置を開発・自然な会話が可能-
(2009/10/25  読売新聞)

NECは、相手が話す外国語を翻訳し、視界の隅に文字で映し出すメガネ型ディスプレー装置を開発した。
通訳を介さずに、相手の顔を見ながら自国語で自然な会話が可能になる。
翻訳の精度が高まれば、国際会議や外国企業との商談など、様々な分野での活用が期待できそうだ。
装置は、眼鏡に取り付けられたマイクと投射機、利用者の腰などにも取り付けることができる小型コンピューターで構成される。
装置を付けた2人がそれぞれの自国語でしゃべると、自国語と相手国語の表現の両方が文字で表示される仕組み。
表示法は、光を目の網膜に直接当てて画像を映す方式を世界で初めて採用した。表示された文字情報に目の焦点を合わせる必要がなく、長時間使っても目が疲れにくいという。視界の端に文字が見えるので、相手の表情を見ながら会話ができるという。
NECは2010年中に、このシステムを製品化する計画。ただ、翻訳の精度など改良の余地もあるため、当初は翻訳機としてではなく、工場や店舗の従業員向けディスプレーとして販売する方向。作業手順や図面を表示することで手を休めてマニュアルを見る手間が省け、作業効率の向上とミス防止などの効果が期待できるという。
将来的には、カーナビゲーションシステムやゲーム用にも応用できる。眼鏡に小型カメラを取り付け、視界に入った自動車のナンバープレートを識別し、盗難車かどうか判断するといった使い方も可能になるという。
11月5日に東京・有楽町で開くNECの展示会で発表する。

ダイハツ-「これぞ移動する書斎」大型液晶テレビ搭載のコンセプトカー-
(2009/10/24  日経マイクロデバイス)

ダイハツ工業は,35型相当の大型液晶テレビを搭載したコンセプトカー「Deca Deca(デカ デカ)」を,「第41回東京モーターショー」(一般公開日:10月24日~11月4日)に展示した。車内スペースが限られる軽自動車なのに,大型液晶テレビを載せ,テレビの視聴だけでなく,パソコン(PC)を使って顧客にプレゼンテーションする用途まで想定する。
Deca Decaのコンセプトは「活動的な人の道具箱」とし,ビジネス・パーソンが使えば,大型テレビとPCが付いた「走る書斎」,「走る会議室」になる。「走る会議室」として使うには,大型テレビをモニターとしてPCを使ってプレゼンテーション資料を表示し,椅子の配置を顧客と対面できるように変える。液晶テレビは,格納式のテーブルを手前に引き倒すことで,使用できる。ビジネス用途では,この他,屋外で撮影した画像を撮影直後に表示したり,加工や編集する写真加工スタジオとしても使うことができる。
このように,車内スペースを広く,効率良く使うことができるのは,低く平坦なフロアと,自在にアレンジできる薄型の格納式シートを採用しているためである。また,椅子の配置の変更や,大型の荷物の積み降ろし,乗員の乗り降りを容易にするために,助手席側の扉は観音開きとした。
搭載した大型液晶テレビは,東芝の液晶テレビ「REGZA」の37型である。ただし,車内での表示は,35型相当に限定している。格納式のテーブルや椅子を,大型テレビの画面にふたをするように収納するための設計上の制約があったためである。同社では,REGZAの37型を選択した理由に,モジュールの厚さが2cm台と薄いことを挙げている。車内のスペースをできるだけ広く使えるようにするために,市販の37型液晶テレビの中で最も薄いモデルを選択したとする。また,大型液晶テレビを車内に組み込む際,問題となるのは,厚みによる車内スペースの制約だけではない。走行時に生じる振動や雑音による表示への影響の抑制をポイントに挙げている。

米大統領-新型インフルエンザに関する緊急事態を宣言・死者1000超-
(2009/10/25  共同・毎日新聞)

オバマ米大統領は24日、新型インフルエンザに関する緊急事態宣言を発表した。死者が1000人を超えるなど患者が急増しているためで、国民に十分な医療を提供し、流行拡大を防止できるよう米政府は緊急対策に乗り出す。
大統領は宣言で「国家として政府、個人、地域などすべてのレベルで(感染に)備え、大流行に立ち向かうための前例なき対策を取る」と表明した。
宣言によって、現在の法規制に縛られずに、迅速に治療や予防に必要な対策が取れるようになる権限が政府などに与えられ、患者が急増し病院だけで対応できなくなった場合でも、学校施設や病院外のテントで治療が受けられるようになる。
またロイター通信によると、米食品医薬品局(FDA)は、塩野義製薬が販売を計画している開発中のインフルエンザ薬「ペラミビル」について、緊急時に限り使用を認めることを決めた。
米国では9月以降、急速にインフルエンザ患者数が増加。ほとんどが新型インフルエンザとみられ、米疾病対策センター(CDC)は全米50州のうち46州をまん延地域に指定している。CDCによると、米国内の死者数は23日までに1000人を超え、入院患者は2万人を超えた。


携帯市場・BlackBerry・燃料電池・ディスプレー&3Dプロジェクター・電気自動車・タタ不具合

2009-10-26 18:21:51 | Dニュース

09年度上期の国内携帯電話出荷台数-過去最低の1704万台-
(2009/10/23  朝日新聞)

調査会社のMM総研が22日発表した09年度上期(4~9月)の国内携帯電話出荷台数は1704万台で、2000年の調査開始以来、上期として過去最低となった。不況で買い替えサイクルが長くなり、エコポイント制度を受け、薄型テレビなど他の商品の購入を優先する人が増えたと見ている。
出荷台数は前年同期比14.0%減。ただ、半期として過去最低だった直近の08年度下期(10~3月)よりも、96万台増えた。
メーカー別では、薄型テレビブランド「AQUOS」を使った携帯が好調なシャープが24%のシェアを占め、半期として7期連続で1位。2位はパナソニックモバイルコミュニケーションだった。
高齢者向けに操作を簡単にした「らくらくホン」が受けている富士通は、前年同期より順位をひとつ上げて3位に。替わって、カシオ日立モバイルコミュニケーションズとの事業統合を決めたNECが、4位に落ちた。
また、海外勢の躍進が目立つ。多機能型携帯「iPhone」が人気を集めている米Appleや、韓国のLGエレクトロニクスはシェアを伸ばし、海外メーカー7社の合計シェアは、前年同期比で2倍以上の約12%となった。
今後の見通しについて、MM総研は「市場の減少傾向は2010年度には底を打ち、2011年度以降は上昇に転じる」と分析。その理由として、多機能型携帯の「スマートフォン」市場の拡大や、新たな通信規格が始まることによるサービスの拡充が、買い替えの需要を促すとみている。

RIM-小型化・軽量化したBlackBerry Boldの新モデルを発表-
(2009/10/23  Itmedia)

Research In Motion(RIM)は10月21日、新しいスマートフォン「BlackBerry Bold 9700」を発表した。11月に各国のキャリアから発売される予定。
9700はBlackBerry Boldシリーズの新モデルで、従来機種よりも小型化・軽量化している。サイズは109×60×14.1mm、重さは122g。
無線規格はHSDPAネットワーク、Wi-Fi(802.11 b/g)、Bluetoothをサポート。2.44インチディスプレイ、動画撮影可能な320万画素カメラ、タッチ対応トラックパッド、QWERTYキーボードを搭載する。
256Mバイトフラッシュメモリーを内蔵し、最大32Gバイトのメモリカードに対応する。動画・音楽再生やコンテンツ同期化などのマルチメディア機能、GPS機能を備え、アプリストアBlackBerry App World、ネットサービス「BlackBerry Internet Service」、サーバソフト「BlackBerry Enterprise Server」をサポートする。

東芝-モバイル燃料電池「Dynario」を3000台限定販売へ-
(2009/10/23  CNET)

東芝は、ダイレクトメタノール方式を採用した燃料電池「Dynario」(ディナリオ)を商品化した。10月29日から直販サイト「Shop1048」において3000台限定で販売する。東洋製缶と共同開発した専用燃料カートリッジも同時発売する。
販売されるのは、モバイル燃料電池本体「PF60A000001」(価格:2万9800円)と1本50mlの専用燃料カートリッジ5本セット「MC050A00001」(価格:3150円)。燃料電池本体は約高さ74.5×幅150×奥行き21mmで、重量は約280g。14mlの燃料タンクを内蔵する。
ダイレクトメタノール方式は、メタノールを燃料として発電する燃料電池方式の1つ。ディナリオはリチウムイオン電池とのハイブリッド構造を採用し、専用燃料カートリッジから燃料を注入することで発電し、モバイル機器へと電気を供給する。燃料注入時間は約20秒。1回の注入で携帯電話約2回分の充電が可能。
東芝では、燃料に高濃度メタノールを使用する技術を開発し、燃料電池、燃料カートリッジの小型・軽量化を実現。さらに、メタノールを少ない液量で発電できる独自のセル技術、燃料の安定供給機構、内蔵マイコンによる制御などにより、安定した電力を供給できるとしている。
リチウムイオン充電池も内蔵している。USBバスパワーであらかじめ充電しておけば、燃料電池での発電が始まるまでの間、リチウムイオン充電池から給電する。
ディナリオを用いて充電できるモバイル機器は、携帯電話、デジタルプレーヤー、ポータブルゲーム機など。
対応機器の詳細はディナリオのホームページに掲載されている。

アクアフェアリーとGSユアサ-小型燃料電池を来夏に発売へ-
(2009/10/23  日刊工業新聞)

燃料電池開発ベンチャーのアクアフェアリー(京都市)と電池メーカー大手のジーエス(GS)ユアサグループは22日、携帯電話やネットブックと呼ばれる小型ノートパソコンなどの充電や発電機として使える小型燃料電池を2010年夏をメドに発売すると発表した。燃料電池の開発はアクアフェアリーが手がけ、量産や事業化のノウハウをGSユアサが提供する。
小型燃料電池は持ち運び可能で、外出先などで携帯電話を充電できる。燃料電池は水素と酸素を反応させて発電する仕組みだが、従来方式は出力が低く、一定の出力を確保するには小型化が困難でコスト低減とともに課題となっていた。アクアフェアリーの燃料電池は金属に水素を結合させた独自の水素発生剤を使い、小型化と低コストで効率のよい発電が可能になった。
水素発生剤のカートリッジ(縦横1cm、長さ3.5cm)を燃料電池本体(縦横1.9cm、長さ5cm、重さ45
g)装着すれば、出力1.5ワットで携帯電話を2時間でフル充電できる。ネットブックの場合は、小型燃料電池4本で約3時間使える。充電器は約5000円。将来的には燃料電池本体を2000円程度、カートリッジを100円程度で販売する考え。

三菱電機-27型のパソコン用液晶ディスプレーを発売へ-
(2009/10/23  日経)

三菱電機は、27型の液晶ディスプレー「ダイヤモンドクリスタワイド RDT271WLM」を11月27日に発売する。画面の大きさは横60cm弱、縦34cm弱で、パソコン用としては同社で最大という。従来は25.5型が最大だったが、ゲームなどを迫力ある映像で楽しみたいといった需要があると判断した。フルハイビジョンに対応しており、パソコンやゲーム機に接続して使う。
消費電力は53ワット。表示する画像に応じて自動的に画面の明るさを調整し、消費電力を最大24ワット削減する「ECO設定」もできる。デジタル映像と音声の信号などを1本のケーブルでやりとりするHDMI端子も備える。
価格はオープンだが、店頭想定は3万9800円程度。月3000台の生産を見込んでいる。

三菱電機-3Dプロジェクターを国内外で投入・企業研修や学校へ提案-
(2009/10/23  日刊工業新聞)

三菱電機は、3D(3次元)映像対応のデータプロジェクターを国内外に投入する。先行して10月末までに欧米で売り出し、国内は12月から販売を予定する。企業の研修や学校など教育現場のプレゼンテーションのツールとして受注を目指す。3D対応プロジェクターはまだ本格的に普及していないが、2010年に家庭用テレビが商品化されるなど3D市場の拡大が予想されるため、プロジェクターの市場投入に踏み切る。
三菱電機の3Dプロジェクターは、2台のカメラで撮影し、立体につくりこまれた映像を投映し、専用のメガネをかけて視聴する。通常の2D映像にも対応する。本体の重さは3.6キログラムで明るさは4500ルーメン。持ち運びしやすい軽量型だが、大きな会議室でも使える明るさを備えた。最大5000時間使用可能な長寿命ランプを搭載した。運転音は29デシベルと静音性能も高めた。実勢価格は40万円前後。
三菱電機は業務用と家庭用の両方のプロジェクターを手がけ、海外販売の比重が高い。3Dプロジェクターは業務用の中級機種のひとつに位置づける。たとえば工場の生産ラインを立体で映し、平面映像では確認できなかった場所も表示する活用方法など企業研修のツールとして提案。また海外を中心に学校の授業で使う提案にも力を入れる。
3Dの動向をめぐっては、3D映画をBlu-ray Disc(BD)でみられる規格は年内に策定される見通し。
3Dデジタルカメラなど対応製品も広がっている。3D対応プロジェクターの需要拡大も見込まれている。
特に、3D化による視覚効果で理解を深める使い方ができる業務用途で潜在需要が大きいと見ている。

韓国ベンチャー企業CT&T-2人乗り電気自動車を日本で発売へ-
(2009/10/23  日経産業新聞・日経)

韓国の電気自動車(EV)ベンチャー、CT&Tは22日、日本で2人乗りの電気自動車(EV)を発売すると発表した。電池の種類によって2機種あり、鉛電池搭載車は167万円。政府の補助金制度を利用すれば、実質的な購入額は100万円になる。
CT&Tは韓国現代自動車を退社した李英基・最高経営責任者が04年に設立した企業で、電動のゴルフカートなどの生産・販売を手掛けている。
発売するのは最高時速が70キロメートルのEV。電池は鉛電池とリチウムポリマーの2種類。いずれも家庭用電源で充電でき、1回のフル充電で70~120キロを走行できるという。リチウムポリマー電池搭載車の価格は205万円で、政府から72万円の補助金を受けられるとしている。
CT&Tは同日、日本の非営利組織(NPO)や不動産事業を手掛ける企業から4000台の電気自動車を受注したと発表した。将来は日本に組み立て拠点を設けることも検討しており、年3万台規模で供給したい考え。同社は、日本自動車公正検定協会(広島県福山市)から3000台、芝浦特機(北九州市)から1000台を受注した。

インドのタタ自動車-超低価格車「ナノ」でハンドル付近からの発火事故-
(2009/10/23  共同・産経新聞)

22日付のインド紙タイムズ・オブ・インディアによると、インド自動車大手、タタ自動車が販売を開始した超低価格車「ナノ」で、ハンドル付近から発火する事故が3件報告されていることが分かった。
タタ自動車は「リコール(無料の回収・修理)する予定はない」としているが、納車済みの車両についても点検する方針。同紙によると、発火はスイッチ結合部のショートが原因とみられる。
タタ自動車は7月から「ナノ」の初回予約受け付け分10万台の引き渡しを開始した。装備を最小限に抑え、ニューデリーでの販売価格は12万3000ルピー(約24万円)からで、中間所得層がターゲット。「国民車」として人気を呼んでいる。


電子書籍&電子ペーパー・新型ICカード・太陽電池搭載車・トヨタ不具合

2009-10-26 18:20:20 | Dニュース

米Barnes & Noble-Android搭載の2画面電子書籍端末「nook」を発売-
(2009/10/22  日経エレクトロニクス)

米国の最大手書店であるBarnes & Nobleは、自社ブランドの電子書籍端末「nook」を発表した。09年11月末に販売を始め、価格は259米ドル。同年7月にオープンした、同社の電子書籍ストアに対応する。
米Googleが開発した携帯機器向けのソフトウエア・プラットフォーム「Android」を採用する。端末にはWi-Fiおよび、米AT&Tの3G無線通信機能を搭載し、コンテンツを直接ダウンロードできる。
ディスプレイは、電子ペーパーと液晶パネルを一つずつ備える。電子ペーパーは読書用、液晶パネルは操作用という位置付けである。電子ペーパーは6インチの米E Ink。液晶パネル部にはタッチパネルを備える。電子ペーパーにタッチパネルを備える方式だと、電子ペーパーの反応速度が遅いため快適な操作が難しいという課題がある。今回の方式は、この課題に対処したアプローチと考えられる。米ベンチャー企業も、同様なコンセプトの端末を発表したばかり。
今回の端末には、「LendMe」と呼ぶ、電子書籍コンテンツの貸し出し機能を備えた。購入した電子書籍を14日間、友人に無料で貸し出すことを可能にするという非常に重要な新機能を盛り込んでいる。同社によると、ユーザーは友人のnook、iPhone、iPod touch、一部のBlackBerryとMotorolaスマートフォンのほか、「Barnes & Noble eReader」がインストールされたWindowsやMacに電子書籍を送信することができるという。
Barnes & Nobleの電子書籍ストアには今後、米Plastic Logicが2010年初頭に発売予定の電子書籍端末「QUE」も対応する予定である。
Amazon.comの「Kindle」と同様、nookには3Gワイヤレス接続(通信事業者はAT&T)が組み込まれている。
しかし、nookにはまた、Wi-Fi接続とメモリ拡張スロットが搭載されている。これにより、2Gバイトの内蔵メモリーに加え、microSDカードで最大16Gバイトまで拡張することができる。
nookの重さは、Kindleの10.2オンス(約316g)よりも1オンス重い11.2オンス(約347g)となっている。バッテリー寿命はKindleが14日、nookが10日。nookにはMP3オーディオの再生機能とスピーカーを備えているが、Kindleのようなテキスト読み上げ機能は搭載していない。

米enTourage-9.7型電子ペーパーと10.1型液晶パネルの-
(2009/10/22  日経エレクトロニクス)

米国のベンチャー企業であるenTourage Systemsは10月20日,電子ペーパーと液晶パネルを1枚ずつ備えた見開き型の電子書籍端末「eDGe」を発表した。2010年2月に発売し,価格は490米ドル。
見開きの左側には9.7型で白黒表示の電子ペーパー,左側には10.1型でカラー表示の液晶パネルを備える。電子ペーパーでは電子書籍コンテンツを読み,液晶パネルではWebサイトや動画などを見る使い方を想定する。例えば,電子ペーパーに表示されるコンテンツの言葉の意味などをWebサイトで調べ,液晶パネル側に表示させるといった使い方が可能になる。
端末にはWi-Fiの無線通信機能を搭載する。3Gの無線通信については,オプションで対応するとしている。
また,米Googleが開発した携帯機器向けのソフトウエア・プラットフォーム「Android」を採用する。
ここ数日で,電子ペーパーと液晶パネルを両方備えた電子書籍端末が相次いで発表されている。電子ペーパーの欠点を補う手法として,新たなトレンドになる可能性がありそうだ。

日本ゲームカード-新型ICカードシステム・初のフルカラー有機EL搭載-
(2009/10/20  月刊グリーンべると)

日本ゲームカード(日本GC)は10月19日、都内のホテルで新型ICカードシステム『B∞LEX』(ビーレックス)の発表記者会見を開催した。
商品ラインナップは「4金種入金可能」と「貸玉単価設定機能」(0.5円~4円まで最大21通り)が標準装備された『N』タイプ。『N』タイプに会員管理、再プレイが加わった『K』タイプ。『K』タイプにフルカラー有機EL表示機能のついた『P』タイプ。さらに『P』タイプに各台計数も追加した『PT』タイプの4タイプで、それぞれに「紙幣搬送タイプ」と「金庫内蔵タイプ」が用意された。
注目はフルカラー有機EL表示機能を搭載した『P』タイプ。表示部分はタッチパネル式で簡単操作を実現。
入金情報や貯玉数などファン向けガイダンスはもちろんのこと、計数箱を接続(PTタイプ化)すれば各台計数として運用できる拡張性も有しており、計数玉情報もフルカラー有機ELに表示される。貸玉および持ち玉の払出しには遊技機本体から行われるノズルレス式が採用された(本体払出しは25個刻みのため持ち玉の端数分は計数部の端玉払出口に払い出される)。
また『P』タイプではスタッフの作業効率を大幅に改善した「離席(休憩)モード」を搭載。これまでファンが休憩をとる場合は休憩開始時と遊技再開時の両方にスタッフが立ち会う必要があったが、休憩終了に伴う遊技再開時の立会いを不要としたのが特長。休憩開始時に受け取ったカードを遊技再開時にファン自身がカードを挿入することで(会員の場合は挿入後に暗証番号を入力)、離席モードは自動的に解除される。離席モード中にある台を当該ファン以外は打てない仕組みだ。さらに入金した金種の思い違いからくるトラブルを解消するため直前の入金状況等を確認できる「メンテナンスモード」も搭載。入金した金種が5000円札だったのに1万円札と勘違いしたファンからのクレーム等に冷静に対応することができる。
持ち玉共有(分割)では500円、1000円、1500円、2000円、2500円、3000円、4000円、5000円の8種類の中から3つの分割額をパーラー側が選択。ファンはこの3つの組み合わせから分割希望額を設定する。
分割されたデータは一般カードに書き込まれ、カードユニットから排出される。一般カードはカードユニット1台につき最大10枚ストック可能。消費電力も同社従来比でおよそ半分に抑えられている。同社では11月からフィールドテストを開始。11月下旬から販売をめざしている。
一方、会見の冒頭、挨拶にたった山田社長は、平成23年3月までにプリペイドシステムのシェア50%をめざす中期経営計画「ゲット50」を策定したことを明らかにした。価格は検討中。

日産やホンダ-太陽電池搭載車の開発に相次ぎ乗り出す-
(2009/10/21  日経)

国内自動車大手が太陽電池を搭載した新車開発に相次ぎ乗り出す。日産自動車は来年発売する電気自動車への搭載を検討。ホンダは太陽電池搭載の電気自動車を試作した。太陽電池をエアコンなどの補助電源に活用し燃費を向上させる狙い。トヨタ自動車の新型「プリウス」に続き、最新の環境技術で燃費効率を高める動きが加速してきた。
日産は5人乗り電気自動車「リーフ」の天井後部に太陽電池パネルを採用。主にエアコンや車載機器の補助電源に使い航続距離の減少を補う。日産はリーフを2010年後半に日米欧で売り出す計画で、太陽電池を搭載するグレードを設定する方向で検討する。
ホンダは試作した電気自動車「EV-N」の天井にグループのホンダソルテック製の太陽電池を採用した。
商品化は未定。三菱自動車も天井に太陽電池を搭載する技術開発を進めており、2013年までに電気自動車「iMiEV」などへの搭載を目指す。
エコカーに太陽電池を使う取り組みは、トヨタが今年5月に発売した新型「プリウス」で先行。京セラ製の太陽電池を天井に搭載しエアコンや車内モニターの電源用に使うもので、20万円強のオプション料金で導入が可能。初期受注18万台のうち約1万台で利用された。トヨタはこのほど試作した電気自動車「FT-EVⅡ」の天井に最新の太陽電池パネルを搭載するなど、さらに技術開発を進める考え。

トヨタ自動車-窓開け閉めで不具合・「ヴィッツ」8万台リコールへ-
(2009/10/22  朝日新聞)

トヨタ自動車は21日、乗用車ヴィッツ8万2226台(05年1月~8月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
運転席のドアにある窓を開け閉めする電気スイッチの内部がショートして、窓の開閉ができなくなる恐れがある。これまでに32件の不具合が報告され、08年11月には、島根県でスイッチから発火した事案もあった。けが人はなかった。


電子ブック&ペーパー・デジタルフォトフレーム・デジタル一眼・コンポ・中国の自動車生産

2009-10-22 21:32:21 | Dニュース

米Spring Design-Android搭載の2画面付き電子ブックリーダー「Alex」-
(2009/10/21  Itmedia)

電子ブックソリューションの米Spring Designは19日、米Googleの携帯向けプラットフォームAndroidを搭載した電子ブックリーダー「Alex」を発表した。モノクロとカラーの2画面、フルブラウザ機能を備える。
6インチのE Inkディスプレイと3.5インチのカラー液晶ディスプレイが縦に配置されており、この2つのディスプレイは“拡張版”Androidにより統合されているという。6インチのモノクロ画面で電子ブックなどを読みながら、関連する情報を3.5インチのカラー画面に表示するという使い方を想定しているようだ。ネットワークはWi-FiとEVDO/CDMAおよびGSMに対応。イヤフォンとスピーカー、SDカードスロットが付く。
Spring Designは現在、コンテンツ提供パートナーを検討中で、年内にAlexを発売する予定としている。

英Plastic Logic-ブックリーダー「QUE」を発表・発売は2010年に-
(2009/10/21  Itmedia)

電子ブックリーダー開発の英Plastic Logicは19日、ビジネスユーザー向け電子ブックリーダー「QUE」(これまで「Plastic Logic Reader」と呼ばれていた)を発表した。発売時期や仕様などの詳細は、2010年1月7日からラスベガスで開催のCES(Consumer Electronics Show)で発表するという。09年のホリデーシーズンは狙わないということだ。
QUEは、E Inkの技術を採用した8.5×11インチ(21.5×27.9cm)、厚さ4分の1インチ(6mm)のデバイスで、Wi-FiおよびAT&Tの3Gネットワークに対応する。
これまでの娯楽としての読書を目的としたリーダーと異なり、ビジネスツールを目指しているという。電子版新聞や書籍のほか、PDF、Word、PowerPoint、Excelなどのビジネス文書に対応し、こうしたコンテンツを管理する強力なツールを備えるとしている。
Plastic Logicは、米USA Todayや英Financial Timesなどのオンライン新聞と配信契約を結んでいるほか、7月には米書店大手のBarnes & Nobleと同端末の独占販売の契約とAT&Tのネットワーク採用を発表している。

台湾AUO-業界最大の20型電子ペーパーなどを展示へ-
(2009/10/21  日経エレクトロニクス)

台湾AU Optronics(AUO)は,業界最大をうたう20型の電子ペーパーをはじめ,複数の電子ペーパーの開発品を,10月28~30日にパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2009」で展示する。「我々が電子ペーパー市場に参入する意向および,研究開発成果を明示する」(AUO)としている。同社は09年3月に電子ペーパーを手掛ける米SiPix Imagingを買収するなど,同市場に積極的に取り組む姿勢を見せている。
20型の電子ペーパーは,デジタル・サイネージに向けたもの。表示階調は16。消費電力は2W以下という。
2010年にサンプル出荷を始める予定とする。
電子書籍端末に向けた電子ペーパーも展示する。画面寸法が9型や6型の試作品である。このうち9型の試作品は,画素数が1024×768で,タッチパネル内蔵型の電子ペーパーという。このほか,棚札に向けた2型の電子ペーパーも披露するとしている。
AUOで電子ペーパー事業を率いるCT Liu氏は,「我々が保有する第4世代のTFTガラス基板工場は棚札向け,第5世代工場は電子書籍端末向け,第6世代以上の工場はデジタル・サイネージ向けの電子ペーパーに振り向けられる」としている。

ソニー-プリンター内蔵のデジタルフォトフレームを発売へ-
(2009/10/21  Itmedia)

ソニーは20日、プリンターを内蔵したデジタルフォトフレーム「DPP-F700」を11月6日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は2万5000円前後。
7インチ(800×480ピクセル表示)のディスプレイの背面に、昇華型プリンターを搭載。表示している写真を、Lサイズかポストカードサイズでプリントできる。
印刷時は本体を寝かせて給紙トレイを差し込み、専用の用紙とインクリボンをセットして印刷する。独自のインクリボン「スーパーコート2」を採用。Lサイズで約39秒、ポストカードサイズで約45秒で印刷できる。
日付を入れたり、カレンダーのように仕上げたりと多彩な印刷様式が選べる。容量約1GBの内蔵メモリーを搭載しており、規定の「アルバムサイズ」の場合で約2000枚の画像を保存できる。本体サイズは、276(幅)×150(高さ)×186(奥行き)mm、重さは1800g
SDカードやUSBメモリーなどの記録媒体に対応しており、パソコンに接続しなくても画像を取り込める。月に5000台の生産を計画する。紙や印刷に必要なインクリボンは別売りで、Lサイズ用紙40枚とリボンのセットは1397円。
また、9インチの液晶を搭載したデジタルフォトフレーム「DPF-D92」と、スワロフスキークリスタルをフロントパネルに埋め込んだデジタルフォトフレーム「DPF-D72(BQ)」も、11月6日に発売する。

キヤノン-プロ向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D MarkIV」-
(2009/10/21  日経)

キヤノンは20日、プロ向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS―1D MarkIV」を12月下旬に発売すると発表した。夜間やスポーツ撮影に対応し、撮像感度を幅広く設定できるようにしたほか、オートフォーカス機能を高めた。
07年5月に登場したプロ向けモデル「EOS-1D MarkIII」の後継モデルという位置付けで、先日発表されたニコンの「D3S」に対抗する。
有効画素数が約1610万画素のCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーを搭載。画質が粗くならないように高速で処理する装置も2基内蔵した。設定できる撮像感度はISO100~12800で、1秒間に最高約10コマの連続撮影が可能。被写体を検出するセンサーを45個と従来機種の2倍以上に増やし、動きの速い被写体を確実にとらえ、ピントを合わせやすくした。フルハイビジョンの動画も撮影できる。
ストロボを使用して撮影できないスポーツ競技や自然の動物などを撮影するプロフェッショナルユーザーの需要を見込む。オープン価格だが店頭実勢は57万円前後。月産5000台を目指す。

日本ビクター-iPodやiPhoneを2台同時接続できるコンポを全国発売へ-
(2009/10/21  日経産業新聞)

日本ビクターは20日、米Appleの携帯音楽プレーヤー「iPod」や多機能携帯電話「iPhone」を2台同時に接続できるコンポ「NX―PN10」を11月上旬に全国発売すると発表した。9月からインターネット上などで限定販売してきたが、好評のため全国の量販店でも取り扱う。
2台同時搭載できる製品は業界初。使い勝手の良さを訴え、月間1000台の生産台数を目指す。
価格はオープンで店頭想定は1万9000円。iPodを接続すると、収録した音楽を2つのスピーカーで聴くことができる。接続中には自動で充電されるほか、再生や一時停止といった操作も可能。
大型のタイマー機能付き時計、FMチューナーを内蔵した。手を近づけると操作パネルがライトアップされる「モーションセンサー」、iPodやiPhoneをライトアップする「ブルーアクリルエッジライト」なども搭載している。

中国-09年の自動車生産1000万台突破・日本抜き世界一へ-
(2009/10/21  日経)

中国自動車メーカーの業界団体である中国汽車工業協会は20日、09年の自動車生産台数が1000万台を突破したと発表した。中国が年1000万台を超えるのは初めて。部品などの関連産業の集積も進んでおり、規模を生かした製品の高度化にも弾みがつきそうだ。
中国の1~9月の国内生産台数は前年同期比32.0%増の961万台。通年では「1250万~1300万台」(自動車大手幹部)との見方が多い。中国の自動車生産台数は08年に米国を抜き、日本に次ぐ世界2位に浮上した。
米ワーズ・オートモーティブによれば、09年1~9月の米国の自動車生産台数は前年同期比43.3%減の390万5965台。メキシコ、カナダを加えた北米全体でも同41.5%減の594万7489台にとどまる。
一方、今年の日本の1~8月の国内生産台数は前年同期比41.5%減の463万台。通年では700万~800万台とみられ、中国が日米を抜くのは確実の情勢。
部品メーカーや鋼板などを供給する素材メーカーも育ってきている。エンジン部品の錦州万得工業集団などは世界自動車大手の大半に部品を供給し、鉄鋼大手は自動車用鋼板の開発に力を入れる。中国の自動車大手は部品や素材メーカーと一体となって電気自動車の開発も推し進め、その普及では世界に先行する可能性も出てきた。
中国機械工業連合会によると、オートバイを含めた自動車産業の収入は08年で約3兆元(約40兆円)で、周辺産業も含めると雇用者数は3000万人を超えているとされる。自動車産業のすそ野は広く、先進技術の集積が進めば自動車以外のほかの産業でも競争力を高める力となる。
中国の生産台数のうち95%以上が国内販売で占められ、輸出は数%にとどまる。国内販売の好調は政府の需要喚起策の効果が大きい。1月に小型車の取得税を半減したのを手始めに、3月には農村での購入補助を開始。6月には環境性能の低い旧型車種の買い替え補助も始めた。
優遇税制などを受け、排気量が1600cc以下の小型車が大きく伸び、すべての乗用車に占める比率は7割弱まで達した。小型車に強いBYDは2.7倍に急増し、重慶長安汽車も8割近く伸ばした。


立体ディスプレイ・ガンガンメール・オンキヨーブランドパソコン・フーガハイブリッド

2009-10-21 18:43:19 | Dニュース

ソニー-360度どこからでも見られる立体ディスプレイを試作-
(2009/10/20  CNET)

ソニーは、360度どの方向からでも立体映像が見られる円筒形のディスプレイ「360度立体ディスプレイ」を開発した。メガネを装着せずに立体映像を見ることができる。
360度立体ディスプレイは、96×128ドットの解像度を持つ立体型ディスプレイ。視聴場所を選ぶことなく、複数の人間が同時に立体映像を見られることが特徴。
本体サイズは直径130mm×高さ270mmの卓上サイズ。発光素子にはLEDを利用し、24ビットフルカラーで表示される。ソニーでは、デジタルサイネージ、医療立体画像の可視化などのほか、立体図鑑、立体フォトフレームなどを想定用途としている。
10月22日~25日まで、東京・江東区にある日本科学未来館&東京国際交流館等で開催されるデジタルコンテンツEXPO2009で展示される。

KDDI-7機種を30日に発売・「ガンガンメール」など新料金プランも開始-
(2009/10/20  日経)

KDDIは19日、2009年秋冬と2010年春に発売する携帯電話の新機種を発表した。発表済みの製品を含め全20機種で、うち7機種は10月30日に発売する。19日の発表会見では「高画質カメラ」「映像」など5つのキーワードで新機種の特徴を示した。端末価格は3万円台~6万円前後となる見込み。また、送信相手やデータ量にかかわらずメールが無料になる新たな料金プランも併せて発表した。
上位機種ではカメラや映像機能を強化した。1秒間で20枚を高速連写する「EXILIMケータイCA003」(カシオ計算機製)、タッチパネル操作で写真を再生・操作できる「AQUOS SHOT SH003」(シャープ製)、Blu-ray Disc(BD)レコーダーから動画を転送できる「BRAVIA Phone U1」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)などを発売する。
その他のキーワードは「スリム&コンパクト」「エルダー・ジュニア」「法人・データ通信端末」の3つ。薄型モデルでは、厚さ11.9mmでスライド式のワンセグ機能付き携帯では世界最薄という「SA001」(三洋電機製)、折りたたみ式の防水仕様で最薄となる11.6mmの「T003」(東芝製)などを用意した。子供向けでは、セコムのサービスを使い防犯機能を高めたモデルを発売する。
11月9日に始める新料金プランの「ガンガンメール」は、基本使用料を含め最低月額1095円でメールが無料になる。「従来サービスでは送信相手の携帯会社が違う場合や、添付容量が大きい場合に有料になることに顧客の不満があった」(小野寺正社長兼会長)ことから発案したという。また、音楽や映像の配信サービス「LISMO」では19日から書籍の取り扱いも始め、関連する音楽、映像、書籍のパック販売にも取り組む。
KDDIはソフトバンクなどに押され顧客獲得競争で苦戦が続いていたが9月の純増数は2位に浮上、秋冬商戦でさらなる巻き返しがなるかが注目される。

オンキヨー-音質重視の自社ブランドパソコンを順次発売へ-
(2009/10/20  日経産業新聞)

オンキヨーは19日、ブランド名を従来の「SOTEC」から「ONKYO」に変更したパソコン計6機種を22日から順次発売すると発表した。いずれも米Microsoftの新OS「Windows 7」を搭載。同社がオーディオ機器の開発で培った音楽再生能力の高さを生かし、音質を重視する消費者の取り込みを狙う。
デスクトップ型は22日に発売する「E705A7B」など3機種。E705A7Bの価格はオープンだが、店頭想定は15万9800円前後の見込み。ディスプレーから独立した高音質スピーカーを搭載。付属品として、米Appleの携帯音楽プレーヤー「iPod」との接続や充電ができる専用台が付く。画面のふちを黒くするなどオンキヨーの高級オーディオを意識したデザインを採用した。

日産自動車-「フーガハイブリッド」は12個直列の電池モジュールを使用-
(2009/10/20  日経Automotive Technology)

日産自動車は、東京モーターショーで2010年秋に発売予定の「フーガハイブリッド」に搭載するLiイオン2次電池を公開する。8枚のセルを直列接続したモジュールを計12個、直列接続する。セルの電圧は3.7Vで、合計96セルを直列接続することで355.2Vにする。
同社が2010年度に発売する「リーフ」などEV(電気自動車)向けに開発したLiイオン2次電池は、モジュール当たりのセルは4枚にしていたが、ハイブリッド向けではモジュール当たり8枚を搭載する。また、EV向向けモジュールは、モジュール内の4枚のセルのうち2枚を並列接続していたが、ハイブリッド向けではすべてのセルを直列接続した。


スマートフォンとNetbook・薄型モバイル・PS3・ハイブリッド車

2009-10-21 18:41:14 | Dニュース

台湾Acer-Android搭載のスマートフォンとNetbookを発表-
(2009/10/17  Itmedia)

台湾のAcerは14日、GoogleのAndroidを搭載した新しいスマートフォンとNetbookを発表した。
新スマートフォン「Liquid」は、Android 1.6とQUALCOMMのSnapdragonプロセッサを搭載した初のスマートフォンという。タッチ式のワイドVGAディスプレイを搭載しHSPAネットワークに対応。アドレス帳にFacebook、Twitter、YouTubeなどのネットサービスが統合されており、リアルタイムでアップデートの通知を受けられる。
Netbook新モデル「Acer Aspire One with Android」はAndroidを搭載するだけでなく、Windows 7とのデュアルブートが可能。リブートしなくてもOSを切り替えられるという。高速で起動し、18秒でチャットやメールの送信などができる状態になり、3秒でシャットダウンできる。

韓国サムスン電子-中国・蘇州のノートパソコン開発拠点がオープン-
(中国  2009/10/16  人民網)

中国・蘇州工業パークに拠点を置く蘇州サムスン電子コンピュータ有限公司の「新研究開発棟」が15日、オープンした。見た目は「地味」なこの建物で将来、世界に広がるサムスンのノートパソコンの研究・開発が半数以上行われる。このことは、蘇州が将来、同社のノートパソコンの主な研究開発の中心となることを意味する。中国新聞網が15日伝えた。
蘇州サムスン電子コンピュータ有限公司は三星集団の子会社で唯一、ノートパソコンを開発・製造している。今回新たにオープンした開発センターは投資総額5000万元、敷地面積1万1880平方メートルに3階建ての建物が立つ。サムスンは、製品の核心競争力を高め、世界をリードする開発技術と確かな製造技術によって市場のチャンスを先取りするねらいだ。
蘇州サムスン電子コンピュータ有限公司は今年の第1四半期だけでノートパソコン130万台を生産、これは昨年の年間生産量の半分近くに相当し、前年同期よりも70%以上増加した。中国経済回復への自信から、今年のノートパソコンの販売目標を800万台と定め、今年の年間生産量は前年同期比120%増を目指す見通し。

NEC-09年冬モデルは薄型モバイルや無線TVモデルを追加-
(2009/10/17  日経)

NECは16日、ノートパソコン「LaVie」シリーズの09年冬モデルを10月下旬から順次発売すると発表した。
モバイルノートの新機種として低価格で薄型な「LaVie M」を追加したほか、A4ノートの「LaVie L」に業界初という無線LAN経由でデジタル放送を視聴できるモデルを用意した。OSはすべてのモデルでMicrosoft「Windows 7」を採用する。
モバイルノートは、13.3型ワイド液晶のLaVie Mと、10.1型ワイド液晶の低価格ミニノート「LaVie Light」の2機種構成となる。
LaVie Mは、インテルの超低電圧版デュアルコアCPUを搭載し、最薄部は27ミリ。上位モデルはメモリー容量が4GBで大容量バッテリーを搭載する。下位モデルはメモリーが2GBで標準バッテリーとなる。A4ノートとほぼ同じキーピッチ19ミリのキーボードを搭載し、大容量バッテリーでは約8時間駆動する。HDMI端子を搭載し、薄型大画面テレビと接続することもできる。
LaVie Lightでは、メモリー容量やOS、HDD容量の違いなどで4モデルを用意。最上位の「BL530/VH」はメモリー容量を2GBに増やしており、OSもWindows 7のホームプレミアム版を採用する。他のモデルは機能を限定したWindows 7スターター版を採用している。デザインや基本機能は09年夏モデルから大きく変っていない。
16型ワイドまたは15.6型ワイド液晶を搭載するスタンダードなA4ノートのLaVie Lシリーズは6モデルを用意した。このうち「LL770/VG」と「LL570/VG」には、アンテナ線とつないで地上・BS・110 度CSデジタル放送を受信する専用端末「ワイヤレスTVデジタル」が標準で付属する。この端末から放送内容を無線LAN経由でパソコンに送るため、パソコン側はアンテナを気にすることなく家の中の好きな場所でテレビを楽しめるという。
09年夏のLaVie Lシリーズに比べ、Blu-ray Disc(BD)ドライブを搭載するモデルを増やした。上位モデルで曲面を多用した新筐体を採用したほか、09年夏モデルでは高機能AVノートの「LaVie C」のみにあった画質向上機能「彩りプラス」を一部モデルで採用している。

米ソニー-PS3の250Gバイトモデルを11月に発売-
(2009/10/17  Itmedia)

Sony Computer Entertainment America(SCEA)は、「プレイステーション 3(PS3)」の250GバイトHDD搭載モデルを11月3日に発売することを明らかにした。価格は349.99ドル。
この新モデルは、9月に発売されたスリムな新PS3と基本的に同じで、HDD容量が120Gバイトから250Gバイトに増え、価格が50ドル高くなっている点が異なる。

米Ford-ハイブリッド車の販売が前年同期比73%増-
(2009/10/17  日経Automotive Technology)
米Ford Motor社は、09年1~9月の米国のハイブリッド車市場が前年同期比14%減っている中で、同社のハイブリッド車の販売台数は2万6016台に達し、同73%増加したと発表した。Ford社のハイブリッド車は、「Fusion」「Escape」「Mercury Milan」「Mercury Mariner」の4モデルに設定している。
ハイブリッド車の購入者は、他のメーカーのモデルから乗り換える新規顧客が多い。Fusion Hybridの購入者の6割以上は新規顧客で、そのうち半分はトヨタ車、ホンダ車からの乗り換えユーザーという。Fusion HybridとMilan Hybridの燃費は高速モードが41mpg(17.4km/L)、市街地モードが36mpg(15.3km/L)であり、トヨタ自動車のハイブリッド車「Camry Hybrid」と比べて高速モードで2mpg(1.9km/L)、市街地モードで8mpg(3.4km/L)上回っている。同社は、Fusion HybridとMilan Hybridが米国で最も燃費の良い中型セダンであることが、新規顧客の獲得につながっているとした。
米国内で最も燃費の良いSUVというEscape Hybridの燃費は、高速モードが30mpg(12.8km/L)、市街地モードが34mpg(14.5km/L)。タクシー業界や政府関連団体の車両として人気が高いという。早くからタクシーにハイブリッド車を採用したサンフランシスコ市では、現在ハイブリッド車が全タクシーの14%を占め、約200台のEscape Hybridが稼働している。ハイブリッドタクシーが北米で最も多いNY市では、1万3237台のハイブリッドタクシーのうち2000台がEscape Hybridという。
政府関連では、連邦機関がFord社から3000台のハイブリッド車を購入している。これには、政府の保有車両の燃費改善を目的に、09年米国経済回復・再投資法(American Recovery and Reinvestment Act)の一環として購入された1900台を含む。また、政府関連で最大顧客の米陸軍は400台のFusion Hybridを購入した。
Ford社は、08年からロサンゼルス郡消防署のライフガード部門に、南カリフォルニアの海岸線116kmのパトロール車両として延べ45台のEscape Hybridを納車している。ロサンゼルス郡ライフガードは、通常のガソリンSUVを使用した場合と比べて燃料代を25%削減することができ、6カ月間で5000ガロンのガソリンを節約できたという。