『革命機ヴァルヴレイヴ』第20話

「おわかりいただけだろうか」
凄いダイジェスト展開なのは分かりました（＾＾；。
なんか昔の打ち切りアニメを思わせる急展開ですねえ。冒頭のファントム宇宙船撃破なんて、本当なら丸々一話かそれ以上をかけて描写する予定だったんじゃないですかね。そもそもファントム宇宙船がなぜ月に向かっていたのかよく分からないままですし。ハルトとショーコの回想ももっと尺を取る予定だったような気もします。
神憑きが知られる事を嫌っていたはずのエルエルフさんが、サキと重要な戦力であるはずのカミーラを地球に置いてきてしまったのも、当初は地球から脱出する際、サキが陽動を買って出てアードライ辺りに撃墜される予定だったんじゃないかと(;´Д`)。
先週に引き続き悪いクセですが、どうしても「本当はこうだったんじゃないか」と考えてしまいます（＾＾；。
第三期が中止になるなどで、急に巻が入ったのならば、地球に降りたままでドルシア総統とカインを倒せばいいのでしょうが、メディアミックス展開してると、大筋では最後まで行かないとまずいのかも知れません。ハーノインの死も曖昧なままにしてるのも、多メディアで描くつもりかも知れませんね。
まあ最初からの予定通りなのかも知れませんが（＾＾；。

リーゼロッテを失ったエルエルフさんは絶賛落ち込み中。
まあエルエルフさんの最大のミスは「近くにリーゼロッテがいると知るや否や、ろくに作戦も考えずに飛び出した」事だと思うのですが。よく考えるとあの時ハルトも送り出すだけじゃなくて、慎重に行動するよう進言する事も出来たはずですね。
なんというかあれですね。
若さ故の過ちをまだ認められないという事ですか（＾＾；。
エルエルフはリーゼロッテを失い、これから本当にハルト達の仲間になるという展開かな。

イクスアインはハーノインの遺品であるピアスから何か見つけた様子。カインとの会話を録音していたんですかね。だとすればどこまで録音されているのかが問題ですな。その後の総統やマギウスとの会話も録音されているのか。

強引に話を締める時にはワイルドカード的なキャラクターがいるとやりやすいのですが、今回登場したニュースキャスターのバーネットさんがそれに当たるのかな。たれ込みというのが気になります。イクスアインからの情報というのは時間的に難しいし、リーゼロッテがクリムヒルト辺りに「自分にもしもの事があったら」と何かを託していたのかも知れません。
姿を消した女性リポーターと研究者たちも気になりますねえ。ドルシアに口封じの為に始末されたか。
しかしマギウスとしては神憑きを公表したのは下策かも知れませんね。まあそれが最終的に敗因になるのかも知れません。

イクスアインからカインと総統の正体を知らされたアードライがサキを連れて脱出。モジュール側について共闘。
カインと総統を倒すけど、マギウスの支配してる世界は変わらずモジュールは月からも脱出。第三銀河帝国を名乗り安息の地を求めて２００年後は他の星系にたどり着き、追ってきたマギウス支配の地球と交戦中というラストでしょうかね。

そういえばリーゼロッテの死で王子がエルエルフとリーゼロッテの子孫という展開はなくなりましたが、考えてみればアードライも王子なんですよね。こうなるとアードライが初代皇帝、王子はアードライの子孫という線が強くなりましたな。
問題は結婚相手ですが……。現状、候補はサキしかいないんですよねえ。そうなると２００年後のサキは自分の玄孫くらいを相手にしていたという可能性も。