庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『BanG Dream!』第四話

2017年02月15日 22時49分23秒 | Anime・特撮
つうか、香澄ちゃん。コードも知らなかったのか(;´Д`)。

うーん、この作品。最初から「初めてのバンド活動」みたいなアプローチで良かったんじゃないかな。
香澄も最初からある程度はギターが弾ける。でもバンドをやった事がない。今までは一人で弾いてるだけだったが、高校デビューを機会にバンドをやりたいと思うようになったとか。
変に「憧れのライブハウス」や「キラキラ輝きたい」ではなく、それこそ「高校生になったんだから今までとは何か違う事がしたい」と思い始めた女の子が、身近にやはり楽器は出来るけど、バンド活動の経験がない、もしくは多少はバンド経験があるけど、今はやってない友達とバンド活動を始める。そういうのを等身大で描いた方が良かったかも知れませんね。

メンバー集めから始まり、練習場所の確保、楽器の搬送方法。映像ソフトジャケットにエフェクターらしきものがありましたが、それこそ「エフェクターってどう使うの? エコーとリバーブはどう違うの?」とか(すいません、前世紀の知識で書いてます(^^;)。
そういう「初めてのバンド活動あるある」パターンに持っていく手も有りましたねえ。まあ四話は割とそう言う方向性が出てきましたが。
まあ新メンバー候補と今までのメンバーの間で揉めるというのも割とよくあるトラブルのようですからね。
あ、ちなみに私もバンド経験はありません(^^;。

しかし元キーボード弾きとしては、ニヤニヤする有咲に思わず感情移入してしまいました(^^;。
いいよね、キーボード。スイッチやボタンが沢山あって、厨二心をそそるよね(^^;。
私の世代では、ライブの時ステージ上に要塞のようにキーボードを重ねてる坂本教授や、アナログシンセに埋め尽くされたスタジオでマッドサイエンティストのように佇むTOMITAこと故冨田勲氏に憧れたものですが(^^;。

さてさてようやくコードを理解した香澄ちゃん。有咲も機嫌を直してくれたようで文化祭へ向かって準備開始。
一緒にバンドをやって欲しいという香澄の願いを「無理」と断るおたえこと花園たえ。
うーん、これはライブハウスSPACEがたえにとって特別な場所だからなのか。だからこそそのステージに気軽に上がった香澄に釈然としないものがあるのか。あるいは音楽性や、自分と香澄たちの技量の差か。
案外、香澄が周囲を気づかう余裕がないのに気づいて、このままではバンド活動をやっても空中分解すると思ってるのかも知れません。そこで姉御肌の沙綾が参加ですかね。しかし沙綾もドラムやってる気配はないなあ。
リアルでバンド活動するとなると、一番のネックがドラムになりそうですからねえ。ましてやガールズバンドならなおさら。
まあ打ち込みでやるのが一番現実的ですが(^^;、オープニングやCMでは沙綾がドラムやってますから、加入はするんでしょうね。つかしないと困るし。

こういう作品には一人お金持ちがいると何かと便利なのですが、この作品にはいないなあと思っていたら、有咲がそのポジションなのか(;´Д`)。とはいえ、お金持ちというには、ちょっと地味ですねえ(^^;。