庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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アニメ新番組『キラキラ☆プリキュアアラモード』

2017年02月07日 23時59分06秒 | Anime・特撮
……の前に前作『魔法使いプリキュア』から。
やはり最後に大人(大学生?)に成長した姿を見せたのは、かなり衝撃的でしたね。有る意味「ストーリーが終わっても、ヒーローとして戦い続けてる」というラストだった『ドキドキ! プリキュア』とは対極にあるラストだったと思います。
魔法という非日常をテーマにしていながら、最後にみらいたちも普通に歳を取り成長していくという当たり前の現実を見せたのは、全体的にヒーローものの構造である作品では珍しいですね。『GO! プリセンスプリキュア』でもラストに少し、成長した主人公たちの後ろ姿だけを見せたのですが、あちらとはまた似て異なるアプローチでした。

さて新作『キラキラ☆プリキュアアラモード』。なんと今回は肉弾戦封印とか。
上の『魔法使いプリキュア』のラストシーンもそうなのですが、この所謂「東映日アサ」枠の「スーパー戦隊」「平成仮面ライダー」「プリキュア」各シリーズが、それぞれ長くそれも切れ目なく続いているのは、継承するべき点は継承していきながら、時々、それを全てぶちこわしてでも新しい要素をいれていく事ではないかと思います。それが全て成功するわけでもないのですが、全体的な刺激となってるのかも知れません。

今回はテーマがパティシエ、そして変身後は動物モチーフですか。冷静に考えるとなぜパティシエで変身後が動物モチーフなのかと思ってしまいますが、30分前が医者でゲーマーですからね(^^;。
『魔法使い』が当初二人、最終的に三人。『プリンセス』が当初三人、最終的に四人だったのに対して、今回は最初から五人登場。これは『スマイル』以来ですか。その『スマイル』は最終的に追加戦士枠は無かったのですが、どうなりますかねえ。
キャラはよく動きますし、表情のデフォルメもかなり激しい。ノリとしては『ハートキャッチ』路線のようです。
面白いのがいわゆる「青」枠。青枠といえばかれんや六花のような頭の回転の速い、頭脳派タイプか、えりかやひめのようなお騒がせタイプ(どちらかというと水色枠?)だったのですが、どうやら今回はワイルドなタイプの様子。頭脳派は追加戦士枠が多かった紫に割り振られそうです。その紫枠と赤枠は年上の高校生で、この辺もどう扱っていくかが気になりますな。

肉弾戦封印とはいえ、普通にバトルは動きまくりですな。しかしお菓子を作って攻撃とか。もっともやや間延びする印象があるのですが、それがどうなるかですな。

それでキュアドリアンの凰蘭さんはまだ~~?(^^;

凰蘭さんで思い出しましたが、パティシエの女性形は「パティシエンヌ」なのですが、東映的にはあくまでパティシエで行くんですな。