手術前の同意書 身寄りがない人は？

２か月ごとの内科の診察に行きました。

おばあちゃん先生が引退されてからは毎年先生が変わり憂鬱な気持ちに。

今日からまた新しい先生の診察でした。

院長先生の娘さんがこの病院の内科医として頑張るみたいで期待してます。

大切に育てられた温厚なお嬢さんというイメージで話しやすいところはおばあちゃん先生の血筋だから？

血液検査と尿検査をして白血球数が10,500/μlと高いので原因を考える。

どうやら炎天下での畑仕事の疲れが出ているものと思われた。

患者の私生活なんて知らない医師にとって話術に長けているのも必須条件。

そういう点でもしおり先生は人気が出そう。

 

前記事で知り合いのTさんが手術に踏み切れなかった理由を詳しく記します。

全身麻酔をした手術では本人確認が出来ないので家族の同意と手術の立ち会いを求められます。

Tさんは遠方から７０代後半の妹に来てもらうので迷惑を掛けたくないのが理由です。

ネットでも調べたら　手術の同意　身寄りのない人は？

アラサー独身女性　親兄妹と疎遠で彼氏もいない　参考になるかも？

アパートを借りる時には保証人を求められ　身寄りのない人は保証協会の保証を利用します。

医療現場でも第三者による同意や立会いが可能になればと思います。

午前中、病院の事務員さんに聞いてみると病院ごとに判断が違うだろうし、とのことでした。

 

終わらない会話

餌やり仲間のTさんと１時間半ほどおしゃべりした。

この日はかなり踏み込んで私が立ち会うので手術してみませんか？

右側の肺に握りこぶし大の悪性腫瘍があるとのこと。

手術をしても助からない人もいる。

しかし現代の医療では腫瘍を摘出すれば完治する人も多い時代。

癌は不治の病ではなくなったのです。

コロナが発生する前に癌が見つかったから既に３年が経過している。

私も今月末に手術から３年が経過する。

Tさんと私の３年間の意識はまるで違うと思う。

高齢者は癌の進行も遅いがじわじわと肥大する悪性腫瘍を痛み止めで耐えるなんて消極的すぎる。

８０歳まで結婚もせずに一人で生きて来たからかなり頑固なところもある。

何度も「あの子を残して死ぬのが辛い」と口にするなら手術をしてみるのもあり。

赤の他人ではあるが野良猫の為に私財を投じて活動する者同士、信頼関係は生まれている。

Tさんは「今が一番幸せな気がするの」というので

「その幸せな時間がもっと長くなるようにするには、やっぱり手術しかないかな～（笑）」

としつこく説得を続けてます。