胆振東部地震

台風、雷と続き注意を払って過ごしてた6日未明、突然の揺れに襲われました。


マンション上階なので安定感のない家具は倒れ、タンスの引き出しも飛び出しました。
家族は怪我することはなかったです。
子供たちは意外と精神的には落ち着いてました。


すっかり明かりが消えた街。

マンションなので、停電によって断水に。
近くの公園で水を汲んで、トイレに備えて。
午後からは信号が消えて無法地帯となった街を恐る恐る車を走らせ、旦那実家に飲料水を給水に。

あとは家の中でキャンプをするように過ごしてました。食べ物やライトやランタン、ガスコンロやガスボンベなどは揃っていたので。

電気はその日のうちに回復。

旦那の仕事は軒並みキャンセル、私は自宅待機を言い渡され、学校は休校、幼稚園は登園停止になったので、本を読んだりお絵描きしたり、しりとりしたりして家族で平穏に過ごしてました。

震源地の町は、私の実家と今住んでる札幌の中間くらいに当たる地域。
あの規模の町でこんな大きな災害に見舞われ、たくさんの人が亡くなったのは、言葉で言い表せないくらい大きな打撃だと思う…。

札幌でも地域や近所で声をかけあい、助け合って過ごすことで過度に不安にならずに済んだ。
真偽のわからない情報が飛び交い、備えが充分じゃないと感じてる人が多いのか、スーパーやドラッグストア、ホームセンターは長蛇の列だった。
うちはあるものでとりあえず過ごせてるけど、買い出しせずにいつまで持つかな。

仕方ないことだけど、子供達の遠足、モエレ沼芸術花火、抽選で当たった道銀カーリングスタジアムでの小学生カーリング体験、友達との花火の約束、どれもこれも中止になったね。

そしてあちこちで「星がきれい」ってセリフを聞いた。
うちの旦那も実家の母もずっと星を見てたみたいだし、ライングループでもその言葉を呟いてる人が結構いたよ。
こんなことがあって自然の脅威と宇宙の美しさをみんな感じているんだなあって言う。

私個人のことでは、ちょっと色々あって思い詰めていて、週が明けてからは泣いてばっかりいて。それが地震前夜に底を突いて思い切り弾け、いろんなこと諦めて一からやり直そうって決めたところだった。
で旦那にも、久しぶりにいつものお前に戻ったな、辛かったなって背中をさすってもらいながら寝て、明日の朝からまた頑張らないとって思ってたところ地震が起き、強制的に生活のことを考えなきゃならなくなり。
でも結果的に考えがシンプルになり、本当に大切なものは何だって原点に帰ったのでした。
何だか不思議な一週間だった。
いろんなものを見失いかけてたので。


昨日も家族で散歩に行き、立ち寄った公園で夕焼けを眺め…



結果私はあっちこっち虫に刺されて帰ってきましたw

人生大事に過ごさなきゃだな。





にほんブログ村


にほんブログ村