成り行きアラカルト日記

人生は成り行きでありますが、日日是好日と考えて、日々の出来事を凡人の視点でアドリブ的に記載したいと思っております。

今夜も夜更かし「週刊ブックレビュー」をみてしまう!

2006-05-22 00:20:32 | 仲間
衛星第2で8時から放送されているのだが、何故か朝は見れない体質である。そんなわけで、0時から観て、風呂に入り寝るので、朝は睡眠不足である。

 2006年05月21日放送内容 (再放送:2006年05月22日)
司 会 児玉清 ・中江有里
出演・書評 高瀬毅 ・ 羽田詩津子 ・ 羽仁進
特 集 福井晴敏 最新作「Op.ローズダスト」を語る


■おすすめの一冊 様々なジャンルのゲスト3人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書 名 プリズン・ボーイズ―奇跡の作文教室
著 者 マーク・サルツマン著 三輪妙子訳
出版社 築地書館
書評する人 高瀬毅 (ジャーナリスト)
本の内容
少年院の作文教室を舞台に、著者と少年たちとの心の交流を綴った、ノンフィクションです。
ひょんなことからロサンゼルス中央少年院の作文教室で教えることになった著者。彼は、殺人や強盗という重い犯罪を犯した少年たちが生み出す文章の力に魅了されていきます。
「おれはひとりで海を見ている。そこに立ちながら、どうしておれはこんな人間になってしまったんだろう、どうして寒さと寂しさしか感じられないんだろうと、思い悩む。(本文より)」
文章から垣間見える少年たちの孤独。彼らとのふれあい方に戸惑いながらも、誠実に向き合おうとする著者の姿が胸を打つ作品です。
高瀬毅さんの「おすすめの本」(上記以外)
書名 著者 出版社
昭和史 戦後篇 1945-1989 半藤一利 平凡社
漱石文明論集 三好行雄編 岩波文庫

書 名 幸運は誰に?(上・下巻)
著 者 カール・ハイアセン著 田口俊樹訳
出版社 扶桑社ミステリー
書評する人 羽田詩津子 (翻訳家)
本の内容
2800万ドル、日本円にして30億円以上!超高額の当たりくじを巡る痛快ミステリーです。
ジョレイン・ラックスは毎週土曜日、決まった番号の宝くじを買い続けてきました。5年間買い続けてついに当選、その金額は2800万ドル!しかし、もう一本を買ったボードとチャブという白人二人組に、当たりくじを奪われてしまいます。どうしてもそのお金が必要なジョレインは、たまたま取材に訪れた新聞記者・トムの協力を得て、それを奪い返そうとします。当たりくじは果たしてどちらの手に?
ちょっと変な登場人物たちのドタバタ劇が楽しい、エンターテイメント作品です。

羽田詩津子さんの「おすすめの本」(上記以外)
書名 著者 出版社
あなたに不利な証拠として ローリー・リン・ドラモンド著 駒月雅子訳 ハヤカワ・ポケット・ミステリ
ガール 奥田英朗 講談社

書 名 何が映画を走らせるのか?
著 者 山田宏一
出版社 草思社
書評する人 羽仁進 (映画監督)
本の内容
映画評論家である著者が、百年の映画の歴史を軽やかな文章で綴った評論集です。
世界最初の映画、「列車の到着」。観客がスクリーン上で近付いてくる列車に驚き、逃げ惑ったという伝説を持つこの映画。著者はここで一言、「いまなお、列車の到着を最も効果的にとらえるにはリュミエール的な構図しかありえない!」
サイレント映画から映画ビジネスの裏側まで、あるときは情熱的に、あるときはちょっと皮肉な口調で、映画の魅力が存分に語られた一冊です。

羽仁進さんの「おすすめの本」(上記以外)
書名 著者 出版社
虫嫌いの田舎暮らし 今関知良 家の光協会
ハンター&ハンティッド 人はなぜ肉食獣を恐れ、また愛するのか ハンス・クルーク著 垂水雄二訳 どうぶつ社

■特集 旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。
書 名 Op.ローズダスト(上・下巻)
著者・ゲスト 福井晴敏
出版社 文藝春秋
テーマ
最新作「Op.ローズダスト」を語る
内容
特集は作家の福井晴敏さんをお迎えし、最新作「Op(オペレーション).ローズダスト」を中心にお話しを伺いました。福井さんは1968年東京都生まれ。99年「亡国のイージス」で第2回大藪春彦賞、2003年「終戦のローレライ」で第24回吉川英治文学新人賞を受賞されました。今回の「Op.ローズダスト」は東京臨海副都心を舞台に、テロリストとの攻防を描く1100ページの超大作です。みなさんもぜひこの大スペクタクル長編を堪能してください。

【内容】
現代の日本を舞台に、テロの恐怖と、その激しい戦いの中で自分を取り戻そうとする主人公の姿を描いた作品です。
10月6日。防衛庁情報局・通称ダイスに所属する丹原朋希は携帯電話の呼び出し音に起こされます。知った男の声が告げた、(やられた)の一言。それが「オペレーション.ローズダスト」の始まりでした。犠牲をいとわず作戦を遂行する5人の男女。彼らに引き寄せられるように戦いの場へと向かう丹原。彼らの間にある絆はなんなのか…東京・お台場を舞台に展開されるクライマックス・シーンも圧倒的な作品です。



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2 コメント

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わたしの興味を引いたのは (けい)
2006-05-23 12:59:16
ご紹介文で わたしの目を引いたのは「プリズン ボーイズ」かなぁ。

どんなふうに作文を書くようになっていくのか 読んでみたいなと思いました。

今日は 久しぶりに絵本以外の本を買ってきました。「Historian」上下巻ですが、衝動買いです。ちゃんと最後まで読み通せるかは神のみぞ知る!かなぁ(笑)

けいさん、こんばんわ。 (ウフフマン)
2006-05-23 17:03:05
コメントありがとうございます。そうですね、「プリズン・ボーイズ」は読んでみたいですね。内容からは、人は誰もが自分について、世界について語りたいのかなと思いますが。如何にその人なりに語り方を引き出すのが教育なのかもしれないですね。そして「癒し」にもなる。・・のかな?「Historian」を買われたとか、面白そうですね、歴史ミステリーのジャンルかな。今、「ダ・ヴィンチ・コード」などがありますし、映画化も又されそうですね。

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