シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

輝かしい新記録が出なくなったら引退か、高齢新記録と完走を細々とねらうか、どちらがよいか。

2021-08-14 15:15:00 | マラソン

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ウルトラマラソン・ランナーの目標はなにか。

早く走り、輝かしい自己ベストタイムで
ゴールしたい、・・・だろうか。


20年前、66歳でマスターズSKIとウルトラマラソン競技に
参加し始めた。

同齢のSKI仲間に、
「大会で、スタートできなかったら、
いくら早い実力の人でも、DNSで負けだ」、
とつぶやいた。
「相手がもっともよい状態の時に勝たなければ、
本当の勝ちとはいえない」、とかえってきた。

疑問におもったが、反論するのも、大人げないので、やめた。

マスターズ・アスリートは、大会にスタートするのが大変なのだ。
スタートできれば、50%以上は、勝ちに向かえるのだ。
目標は、自分なのだ。

「介護保険」を使わずに、自分の足で行動することが、
マスターズ・アスリートの大きな目標だ。

8/9の千葉県マスターズ陸上に参加した。
が、M85のシルバーは、1500mでは、全員に、1周、
3000mでは、全員に、2周以上、おいぬかれた。

「一人旅」(マラソンで前後の選手がいないで一人ではしること)
をした。ちょっとほろ苦く、ほこらしい。
それでも、最後の1周は、川内選手のつもりでスパートした。

 

1500mは、9分0秒94(マスターズ千葉県記録)で1位
千葉県M85記録 2017年 草刈 菫氏の9分28秒89
3000mは、19分30秒61(マスターズ千葉県記録)で1位
千葉県M85記録 2011年 齊藤諏恵一氏の19分41秒94

 

全参加者220人のうち、きついと思われている、

1500m参加者は17人、3000m(60歳以上)の参加者は、23人

1500m、と3000mの2種目でゴールした、アスリートは、
男性M70の. OさんとM85のシルバー2人、
女性W45のOさん、W40のMさん、2人。
計4人のみ。
それぞれ違うカテゴリーのため、全員1位。

例年よりも参加者が少なかったのは、
コロナ、猛暑他の理由でで参加できなかったのだ。

4人は堂々たる1位で「勝った」と確信しただろう。


新記録は、大会後に、千葉県理事長からつたえられた。
この記録が評価されて、「最優秀選手賞」をいただいた。
マラソン、SKI,マスターズを20年やっているが、
初めていただいた、素晴らしい、賞だった。
「一人旅」でも気おくれすることなく、スパートしてよかった。

千葉県総合陸上競技場、
無観客、競技マーシャルが、ポツントいるだけの、「一人旅」。
猛暑の3000m競技のラストスパート。


一生懸命走ってよかった。
まじめに、スパートしたことで、新記録になった。
嬉しく、誇らしい。

このウルトラマラソン・カテゴリーの皆様は、
キロ3分、4分、・・・でランすると、意気込んでいる。
ちょっと不本意なランをすると、「嘆き節」が乱舞する。

ウルトラも、マスターズ陸上も、
70歳をこえると、参加選手は、激減する。

若い時に、自己ベストを更新して、
70歳~80歳までに、「引退」するか、

80歳過ぎても、ウルトラとまでは行かなくとも、
フル、陸上競技を楽しむか、どちらがよいか。

シルバーは、若い時の「記憶」のような、
自己新タイムは持っていない。
だが、これからM85以上の、「現実」の新記録は、
ねらえそうだ。
「記憶」の新記録がよいか、
「現実」の新記録が、良いか。
今は、「現実」の新記録をねらいたい。

近くの、ファミリーレストランでも、
コロナ禍でビールのサービスはない、という。
M50の 5000m 2位の後輩のM君と二人で
コンビニでビールを買いこみ、
競技場近くの、桜の樹に寄りかかって祝杯した。
久々の大会もあって、身体にしみこむようで、特別おいしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コロナ禍の中、2年振りに「千葉県マスターズ陸上選手権大会」に参加できた。

2021-08-11 14:08:15 | マラソン

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2年振りの大会参加。
2021/8/9、千葉県マスターズ陸上競技選手権大会に参加した。

猛暑、台風性の夕立、台風からの強風、の中での開催。
もちろん、コロナ拡大すれば、「どた中止」承知の開催。
参加資格は千葉県マスターズ会員のみ、無観客。
一人2種目参加限定。

シルバーは、M85(85歳~89歳)カテゴリー、
3000m、1500mにエントリーした。

主催者の配慮からか3000mは涼しいうちのラン、
55歳以下は、9:00スタート5000m、
60歳以上は、9:30スタート3000m。

3000mは、男60歳以上12人と女全部4人、グループC、

同時にスタートした。
アッと言う間に、全員に2周抜かれてしまった。

M85は、シルバー1人のみ、完走すれば、優勝だから気楽?。
だが、最後1周400mは、去年の自己タイムに挑戦でスパートしたが、
やはり、ダメだった。途中夕立の中、
19:30.61でゴール。M85で1位。

 

 

 

3000mランでゴールしたら、
去年痛めた、脊柱管狭窄症の後遺症なのか、
左股関節が痛み、歩けない。
3時間後の、1500mまでに治るか不安。

何とか、自己マッサージ1時間で治した。
スタート13:30には、今度は強風が吹き荒れてきた。
向い風がきつい。

グループCは男2人、女6人。

アッと言う間に全員に2周抜かれた。


全員がゴールした横を「あなたはもう1周、カーンと鐘」と確認されて、
「一人旅」のもう1周ラン。それでも、去年のタイム目指して、
スパートラン。

9:00.94、でゴールした。M85で1位。

閉会式で、呼ばれた。「え・・・」
朝日賞だという。
後援の朝日新聞賞をくれる、という。
「え、わたくしに、なんで?」動転するほど、おどろいた。
最優秀選手賞、だという。
ありがたく、いただいた。

マスターズ陸上競技15年、マスターズSKI競技15年、しているが、
このような賞は、いただいたことはまったく無い。

最高齢賞は、いつもいただく。
歳とれば、だれでもいただける。

だが、この賞は、そんな生易しいものではない。
いただけるのは、なぜか。

分からなかったが、いただいた。

本当に誇らしい、とても気分のよい賞だ。
なぜ、この賞か、知りたかったが、わからない。

ビリ・ラン、ばかりだったのに。

賞状が大きくて、良いコピーができなくて、ごめんなさい。

シルバーは、どんな大会でも、走った距離、日数は気分がよい。
フル42㎞なら、42日間、ホカホカと、「やったあ」の気分。

今回は、3㎞+1.5㎞=4.5㎞、4.5日はホカホカできる。

このコロナ禍のなかで、ほんとうに、気分があかるくなり、
また、がんばろうという、気分・決意がわいてきた。

 

 

 

 

 

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