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2012年 公開作品で映画館で観賞した作品のリスト(洋画)
■■■■■■ →生涯ベストクラス
■■■■■□ →大好き
■■■■□□ →結構好き
■■■□□□ →まあまあ
■■□□□□ →つまんない
■□□□□□ →最悪
(笑) →バカ映画
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外国映画 (全9作品)
ア行
■■■■□□ 愛、アムール [オーストリア] (ミヒャエル・ハネケ)
■■■■■■ 秋のソ . . . 本文を読む
74点(100点満点)
ネタバレ注意
2013年8月22日鑑賞
↓ 激笑
東宝風予告編
俺たちのオタク監督ギジェルモ・デル・トロ。全メキシコ人民の中で最も日本人的親近感のある男の怪獣&巨大ロボ愛だけで作られた怪獣タコ殴り映画。
太平洋に生じた次元の隙間から巨大怪獣が次々出現しては環太平洋諸国に甚大な被害をもたらすという本作。
怪獣好きもロボ好きもヒーロー好きも、かつて好きだった人たちも燃える . . . 本文を読む
77点(100点満点)
ネタバレ注意
ずっしりくるぜ。キネマ旬報第1位の難解作家ハネケ先生の見応えたっぷりの愛の映画。
老老介護を描いた映画、と言えば確かにそうなんだけど、それだけでは伝えられない愛の形の映画。
疲れることも、辛いことも、愛の一部なのだ。二人で幸せをすり減らして滅んでいくことも。
エマニュエル・リヴァおばあちゃんの美しくもどこか可愛らしいアップショット。その澄んだ瞳が、微笑みが . . . 本文を読む
70点(100点満点)
アカデミー賞作品賞受賞作品に私ごときが言うのもおこがましいが、惜しくも本物の映画になり損ねた作品…という印象
ネタバレ注意
最初にいいところから言う。
「それでも夜は明ける」の脚本で優れている点は、観客が主人公と同じ気持ちになるようになっていることである。
私たちはアメリカで昔、奴隷制度という人類史の汚点のような酷い制度があったことを知っている。しかし直接見聞きした . . . 本文を読む
98点(100点満点)
なぜ私は映画を観るのかと言えば、こういう映画に出会いたいからなのだ。
ネタバレ注意
稀に奇蹟のように美しい映画に出会う。しかしもっと奇蹟なのは、そうした奇蹟の映画を何度も撮っているテオ・アンゲロプロスという方がいたということだ。
アンゲロプロスの映画は映像がとにかく美しい。映画は芸術か娯楽かとよく言われるが、アンゲロプロスの映画は間違いなく芸術だ。
映像すべてに独特 . . . 本文を読む
65点(100点満点)
ネタバレ注意
アカデミー賞の作品賞と脚本賞にノミネートされたこの作品。さらに編集賞候補になっているあたりからもハリウッドでの評価の高さが伺える本作。
(アカデミー賞のここ30年くらいの歴史で監督賞候補にならず作品賞をとったことは2回あるが、編集賞候補になずに作品賞をとったケースは一度もない)
それよりも、マシュー・マコノヒーが主演男優賞、ジャレッド・レトーが助演男優賞を見 . . . 本文を読む
68点(100点満点)
2013年10月26日鑑賞
ネタバレ注意
さすが是枝監督だなあ、と感じるうまさ、良さは色々あって、台詞に頼らない物語運び、象徴的オープニングにラストの余韻、出演陣の自然な演技などなど、非常に上質な映画とはおもうのだけど、一方で「ザ・予定調和」な物語がなんか残念。
それで?
…とエンドロールの後に思ってしまった。
感動はしたっちゃしたんだけど、黒澤映画で言えば「静かなる決 . . . 本文を読む
99点(100点満点)
2013年10月12日鑑賞
塩尻東座にて鑑賞した巨匠ベルイマンの1970年代の作品のデジタルリマスター版。
イングリッド・バーグマンの最後の映画主演作品。
この映画はビデオも持ってて何度も観ていて筋も当然知っているのだけど、初めてスクリーンで観たら初見のような感動と興奮を覚えた。
物語としては娘が母に恨み辛みをぶつけるだけというそれだけのものだが、イングリッド・バーグ . . . 本文を読む
78点(100点満点)
忘れもしない2013年11月20日鑑賞
ネタバレ注意
2013年に鑑賞した映画の中で唯一の本当に涙をこぼした映画。
しかもボロボロと。
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脚本家になる夢をいつまでも諦めきれないまま、いい歳になった女性がついに夢を諦める物語。
主人公の境遇と自分のそれが重なるところが多く、またちょうどその時に映画を続けていくためにもがいてももがいても先の見えなかった状況とリンクし . . . 本文を読む
76点(100点満点)
2013年11月3日、富山短編映画祭にて鑑賞
ネタバレ注意
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同じ戦下のドラマならいい話の「永遠の0」より犯せ殺せな「戦争と一人の女」の方が心にぐいぐいくる自分の悪趣味。しびれます。
ネトウヨの皆さん、反日的自虐史観映画大好きでどーもすいません
戦争帰りの男が中国で行ってきた虐殺虐待行為の記憶の虜となり、日本で連続強姦殺人犯となる物語。
それと、厭世的な作 . . . 本文を読む
55点(100点満点)
この映画は2013年の年末に鑑賞しました。結果的に松本で観た最後の映画になりました。
たいした期待はせず、特撮を楽しんで、ちょっといい話に涙腺が緩めばヨシとしよう、くらいにハードルを相当下げての鑑賞でしたが、それすら下回るがっかりな映画でした。
松本では批判しにくい雰囲気があって今まであまりこの映画のことを語ってきませんでしたが、今や埼玉県民だし、ちゃんと正規料金払って鑑 . . . 本文を読む