雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

中身だけの男

2006-09-11 11:40:00 | 雑談(ジョーク)
生まれながらにあまり外見で得をしたことがない。

というよりわが風貌は他人の注意を引かぬらしい。

例えば髪を切って2週間ほどして同僚の二十歳前後の女性に「髪切りましたね?」と訊かれた。

二十歳前後の女性といえば、その辺りのことに最も感度の良いアンテナを持つ種族のはずではないのか。

またこの夏、無精ひげを生やしていた。

ひげはやがて口元を囲み、もみあげとあごをつないだ。

これでターバンを頂けば、どこからみても外見上はムスリムの男になる。

が、ばっさりと剃った。

その翌日、果たしてその違いに気づくものはいなかった。顔下半分のひげがなくなったのだから、本来なら顔を上下反転させたような大変化のはずだが、馴染みの店でも家族も気づかない。

仕方なく自分から言うとみな一様に、「あ、ほんとだっ」と叫ぶ。
まだ夏なのに木枯らしが吹いた




追伸:有栖川宮詐欺で懲役2年2カ月の実刑 東京地裁 (朝日新聞) - goo ニュース

最近犯罪というと、あまりにも自己中心的に残虐で、以前ビートたけしがいっていたように「その手があったか」などとは口が裂けてもいえないものばかりだった。

が、今回は久しぶりにどこか滑稽さのある事件で救いがないわけじゃない。

今となっては、人里はなれたところにあるATMをまるごとブルドーザーかなんかで持ち去ったなんてGood Idea 賞ものの犯罪が懐かしい(不謹慎ですか?)。

ところで有栖川といえば、徳川第15代将軍慶喜の母の実家。


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