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2月16日「天気図記念日」 誕生花:ゲッケイジュ

2016-02-16 00:35:34 | 雑記

 記念日・年中行事

○天気図記念日
1883(明治16)年のこの日、ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングの指導のもと、7色刷りの日本初の天気図が作成された。 
天気図は1日1回発行されることになり、8月23日からは新橋と横浜の停車場に掲示された。 
※天気図(てんきず, 英:weather map, weather chart)とは、さまざまな規模の気象現象を把握するために、地図上に天気、地表における気圧、等圧面における高度、気温、湿数(気温から露点温度を引いた数値)、渦度などの値を、等値線その他の形で記入した図のことである。 
毎日、世界時0時と12時、加えてその間の3時間ごとに、世界中の地上気象観測地点数千箇所で、気象観測データをまとめて送信する。また、海上の船舶、上空の観測気球などからもデータが集められる。各地域の気象機関は、そのうち必要なデータを使用して天気図を作成し、現在の気象の解析や今後の気象の予報に利用する。
データの解析にコンピュータを使用することはあるが、天気図の作成には熟練した技術も必要であり、手書きに頼る部分もまだ残されている。
主要地点の気象観測データは、ファクシミリや無線などでも配信されており、気象関係者以外でも入手することができるため、天気図作成の知識があれば誰でも天気図を作成することができる。
一般に用いられる天気図は地上天気であり、等圧線の形で気圧が記入されている他に、前線や天気記号、低気圧や台風などの大気擾乱[じょうらん]の位置がプロットされている。
地上天気図や高層天気図などにおいては、世界的には世界気象機関(WMO)が統一基準を定めた国際式天気図が用いられている。日本では、地上天気図に限り、一般向けにより簡易で分かりやすい日本式天気図も用いられている。
 

○寒天の日
長野県茅野商工会議所と長野県寒天加工業協同組合が制定。
日付は2005(平成17)年2月16日、NHKテレビ『ためしてガッテン』で寒天が取り上げられ、その後寒天が大ブームとなったことと天然製造の寒天は、この時期に大詰めとなることなどから。
寒天の製法は、17世紀の中頃、京都伏見にある旅館の美濃屋太左衛門が、ところてんを寒い屋外に放置してしまったことから偶然に発見されたものである。 そこから、宇治の万福寺高僧の隠元が、「寒空」や「冬の空」を意味する漢語「寒天」に「寒晒心太[かんざらしところてん]の意味を込めてめいめいしたものである。 

◇全国狩猟禁止
11月15日の解禁日まで北海道以外の全国で狩猟禁止。
北海道は2月1日~9月30日。 

◇所得税の確定申告(2月16日~3月15日)

○アザレア展~道内最大級のコレクション~(北海道札幌市豊平区・豊平公園・緑のセンター 展示温室、2月16日(火)~28日(日) 8:45~17:15※期間中の開催日:2月22日(月)を除く)
早春の室内を彩るアザレアの展示会を豊平公園で開催する。緑のセンターのコレクションを展示する他、購入できるアザレア鉢も並ぶ。鮮やかな色合いでありながら、優しい雰囲気を持つ花が豊富に揃う。20年以上育てられた古木も展示予定。

○おひなさま展示会(北海道登別市・登別伊達時代村、2/16(火)~3/3(木) 9:00~16:00) 
女の子の健やかな成長を願うひなまつりに、立派なひな壇を飾るようになったのは江戸の後期ごろといわれている。豪華七段のおひなさま飾りがずらりと並んだ様子はまさに壮観。お好みのおひなさまをバックに記念写真撮影を楽しんでみては。

◇鴻巣びっくりひな祭り2016(埼玉県鴻巣市・エルミこうのすショッピングモール1階セントラルコート、2/16(火)~3/6(日) 10:00~21:00※2月17日(水)のみ10時30分~オープニングセレモニー開催。期間中無休。
第12回目の開催となる今回は、“日本一高いピラミッドひな壇”を鴻巣駅直結のエルミこうのすショッピングモールに移し、開催時間も朝10時~夜9時までと、より来場しやすくなった。また期間中は、例年どおりパンジーハウス、コスモスアリーナ吹上、花久の里、ひなの里など市内各所で様々なひな飾りを見ることができるので、ぜひ出かけてみよう。※今年度は鴻巣市役所では開催されないため注意 

□浄国寺のお宝めぐり(千葉県銚子市・浄国寺 10:00~15:00)
小林一茶、渡辺崋山の直筆の書や、「海上郡浄国寺事実」、「法然上人御掛軸」、「徳本上人肖像画」、「徳本上人請待記」、「釈尊涅槃御掛軸」、「地獄図御掛軸」、「海上氏烏帽子」、「称讃寺規式条々」、「墨画帳」など、浄国寺所蔵の宝物が年に一度特別公開される。

○第二回 ねこまつりat湯島(東京都文京区・ネコリパブリック東京 御茶ノ水店 ほか、2/16(火)~3/6(日) 15:00~20:00※定休日や開催時間は参加の各店舗によって異なる )
前回盛況で急遽期間を延長した「ねこまつりat湯島」。待望の第二回が2月22日(にゃんにゃんにゃんの日)を挟んで開催決定! 猫が似合うまち、下町情緒漂う湯島の片隅 清水坂~三組坂周辺の個性豊かな各店舗で猫ざんまいな一日を過ごそう。期間中はスタンプラリーも開催! 3店舗利用で「ねこまつりat湯島」のイベントオリジナルグッズがプレゼントされる。

○temame企画「本の時間、お菓子の時間展」(東京都新宿区・神楽坂temame、2/16(火)~27(土) 11:00~18:00※日曜定休)
年に一度、temameの白い空間に「小さな古本市」コーナーが出現。寒さも終盤を迎えるこの季節、温かく演出された空間で「本を見る、本を読む、お菓子を食べる。」などの時間を楽しんでみては?

○障害者福祉施設の自主製品販売イベント 「Unique Plus Market 2016」(東京都墨田区・丸井錦糸町店 1階催事コーナー、 2/16(火)~22(月) 11:00~20:30)
都内約80か所の障害者福祉施設で作られた多彩なアイテム(雑貨等)を一堂に集めた販売会を、丸井錦糸町店1Fにて、2月16日(木)~22日(月)の期間限定で開催! 
障害のある方々による作品「自主製品」の魅力に、触れて、感じて、手に入れよう。世界にたったひとつ、個性豊かな“もの”たちをお届けする。
 

○伊勢茶の美味しい淹れ方教室(2月)(東京都中央区・三重テラス2階 イベントスペース、2/16(火)~17(水)※1日目:14時~20時、2日目:11時~20時)
 生産者(お茶農家)主催のお茶淹れ教室。「かぶせ茶」と希少価値の高い「手もみ茶」を使って、簡単で美味しいお茶の淹れ方を生産者自らが伝える。自宅で、すぐに習ったお茶の淹れ方を実践できるよう「かぶせ茶」や急須のおみやげ付き! 事前の申込みは不要。開催期間内の都合のいい時間に会場へ。なお、会場では、伊勢茶の販売も同時開催。

○金沢・能登 味と技(神奈川県横浜市西区・そごう横浜店 8階催会場、2/16(火)~22(月) 10:00~20:00※最終日は午後5時閉場 ※イートインラストオーダーは閉店時間の1時間前)
加賀百万石の城下町「金沢」には、長い歴史の中で磨かれた伝統工芸や茶の湯、和菓子、豊富な山海の幸を活かした食文化が今も根付いている。
昨年3月14日には、待望の北陸新幹線が開業し、東京と金沢が最速2時間28分で結ばれ、現在も旅行客が後を絶たない賑わいとなっている。会場には伝統の和菓子、料亭のお弁当をはじめ、海の幸、工芸品、イートインコーナーなど約60店舗の味と技が集結。

奥山半僧坊火まつり(静岡県浜松市・方広寺)
家内安全、無病息災、火災除けを祈願するまつり。
18時頃~神事、19時頃~火渡り。約5mに敷き詰められた護摩の火を鎮めた後、行者を先頭に、火渡りの儀式が行われる。
 

○日本庭園 「石展」(愛知県長久手市・愛・地球博記念公園内 日本庭園 茶室「香流亭」、2/16(火)~21(日) 10:00~16:00※混雑時は入場を制限する場合あり)
 木の化石と呼ばれる珪化木や愛好会の方所蔵の珍しい石が展示される。和の雰囲気を存分に味わおう。

○ワンコイン名作映画シリーズ ミナミシネマvol.37 「ガス燈」(愛知県名古屋市南区・名古屋市南文化小劇場 13:30~15:30)
アカデミー主演女優賞を受賞したイングリッド・バーグマンの迫真の演技!! 発狂寸前まで追い詰められていく心理的サスペンス。 
※未就学児入場不可
 

○ターシャ・テューダー展(愛知県名古屋市中村区・ジェイアール名古屋タカシマヤ、2/16(火)~29(月) 10:00~20:00※最終日17時閉場、入場は閉場の30分前まで)
絵本作家でありガーデナーであり手作りの生活をし続けたターシャ・テューダーの生誕100年を記念して開催される展覧会。
ターシャが愛用していた家具やキッチン雑貨、ドレス等の紹介と日本初公開となりドールハウスも展示される。ひと手間かけたターシャのライフスタイルを体感できる。

○北海道展(京都市下京区・大丸京都店・7階催会場、2月16日(火)~29日(月) 10:00~20:00 最終日は17:00閉場 ※イートインはLO19:30(最終日はLO16:30))  
北の絶品が味わえる北海道展が2月16日(火)から29日(月)まで開催される。
地元で人気のラーメン店、麺屋 菜々兵衛から「鶏白湯スペシャル(塩、しょうゆ、1人前税込1200円)」が1日合計100杯限定で販売される他、北海工房からは、たらば・ずわい・毛がにの3種を使った「3大かに食べづくし弁当(1折税込3500円)」の実演販売を予定している。
また、美瑛牛をふんだんに使用した「びえい和牛コロッケ(1個 税込260円)」や、道産野菜を使用した「道産野菜のカニ味噌グラタンコロッケ(1個 税込518円、各日限定数100個)」などの惣菜も販売される。

○第3回橿原市観光ポスターデザインコンテスト応募作品展(奈良県橿原市・橿原市観光交流センター かしはらナビプラザ2F、2/16(火)~29(月) 9:00~19:00)
奈良県橿原市の観光をPRするポスターのデザインコンテスト応募作品を展示。
2015年6月1日~12月20日に募集した第3回橿原市観光ポスターデザインコンテストの応募作品をすべて展示し、最優秀賞1点、優秀賞2点の審査結果も発表する。
 

○CAT ART美術館-SHU YAMAMOTO 名画になった猫たち-(大阪府大阪市中央区・大丸心斎橋店・北館14Fイベントホール、2月16日(火)~3月1日(火) 2月16日(火)~2月29日(月) 10:00~20:30 最終入場20:00 3月1日(火) 10:00~18:00 最終入場17:30)
SHU YAMAMOTOが描く「キャットアート」は美術史を彩る絵画をモチーフにした猫絵画。
可愛さ、面白さだけでなく、オリジナルの作風、構図、色彩、タッチなどにも工夫をこらし、国内外からの評価も高い。
今回は古代から現代までの美術史を代表する70点が展示される。「モニャリザ」や「三毛ランジェロ」など、タイトルや作者のパロディもさることながら、各作品に付けられた猫美術評論家の絶妙な解説も見どころだ。
また、人気デザイナーや専門店の猫モチーフグッズが一堂に揃う「ニャンともマーケット」も同時開催される。
 

○北海道展(兵庫県神戸市中央区・大丸神戸店・9Fイベントホール・地下1F、2月16日(火)~29日(月) 10:00~20:00 9Fイベントホールは最終日2月29日(月)は18:00まで)
北海道駐在の本田大助バイヤーが道内を巡り、集めた北のグルメを出品。
初出店となる、札幌で人気のドーナツ店、ふわもち邸の「ホワイトフォンダンショコラ」や、ファームレストランハーベストが「農家のアップルパイ」を実演販売。
また、人気の海鮮弁当では、大丸松坂屋限定の北海工房の「豪快カニづくし弁当」や、ご馳走亭の「豪快貝づくし弁当」が各日限定で販売される。
地下1Fでは、若鶏時代なると「若鶏半身揚げ」や、マルヒロ太田食品「ジャンボタラバかにコロッケ」の実演販売が行われ、北海道の味が楽しめる。
 

○クリスマスローズ展(兵庫県神戸市中央区・神戸市立花と緑のまち推進センター、2/16(火)~28(日) 9:00~17:00※月曜日休園、展示最終日は片付けの為定時より早めに閉館)
家庭にも大人気のクリスマスローズ。クリスマスローズのみの展示は今回初めての企画となる。いろいろな品種やカラー、あまり店先では見かけない種類等、多種類のクリスマスローズが展示される。ぜひこの機会に鑑賞してみよう。 

 ゲッケイジュ(月桂樹) bay laurel

【花言葉】「勝利」「名誉」「栄光」「輝ける未来」

【概要】
ゲッケイジュ(月桂樹、学名:Laurus nobilis)は、クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木。地中海沿岸原産。雌雄異株。葉に芳香があって古代から用いられた。ギリシャ神話のアポロンとダフネの物語に由来し、ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視された樹木。古代ギリシアでは葉のついた若枝を編んで「月桂冠」とし、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者達、そして大詩人の頭に被せた。特に月桂冠を得た詩人は桂冠詩人と呼ばれる。月桂冠は勝利と栄光のシンボルとされ古代ギリシアではゲッケイジュの小枝で作った冠を勝者や英雄に授けて讃える習慣があった。芳香がある葉は香辛料として、カレーやシチュウなどの煮込み料理に利用される。
「月桂樹」の由来は、中国の古典「英華字典」には、ノーブル・ローレルを「月桂樹」と訳したという記述がある。 和名は、そのままを音読みしたものである。日本へ渡来したのは1905年、明治38年のことで、フランスから入ってきた。昔、中国では月面上の影を桂(けい)の木に見立てていた。日本にはカツラという木があり、中国のケイの木と同じ字が使われているが木の種類は別物でる。明治時代に月桂樹が渡来した際、それがカツラに似ているうえ、葉の香りが強いことから、中国の伝説に登場する「月の桂(けい)の木」、月桂樹をあてた。それが名前の由来とも言われている。 
属名 Laurus は、ケルト語を語源とするラテン語の「laur(緑)に由来する。常緑であることから。種小名の nobilis は、「気品のある・高貴な」という意味である。 

【特徴】
根元から萌芽し、叢生する。良く枝分かれし、樹高は10mを越える。材は堅く、香気があるので、細工物などに使われる。 
葉は互生し、長楕円形。質は革質で、やや厚め。両面無毛。縁は全縁で、波状になる。揉むと芳香がある。乾燥させた葉は、香料としてスープや、肉料理などによく使われる。 
雌雄異株。
花は4~5月に、葉腋から出る短枝に散形花序を付ける。一つの花序には、黄色い小さな花が、3~4個付く。 
秋に1cmほどの実が黒紫色に熟す。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4d/Laurus_nobilis_g1.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/b0/Laurus_nobilis_111.JPG
・葉
http://www.monde-de-lupa.fr/Invasives/Images%20I/Prunus%20img/Laurus%20nobilis%2019-04-08%20053.jpg
・雄花
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http://www2.jsf.or.jp/mailmaga/photo/photo/058/078_14.jpg
・雌花
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http://material.miyazaki-c.ed.jp/ipa/midikanakontyu/tree/kuke/gekkeijyu/q-jcc5.jpg
・実
http://plantsrescue.com/wp-content/uploads/2013/09/Laurus-nobilis-fruits.jpg

【主な原種・園芸品種】

‘オーレア’ (Laurus nobilis 'Aurea')
美しい黄色の葉が特徴の品種。日当たりがよいほど黄色の発色がよいので、庭に植えつける場合は植え場所の日照条件をよく確認しておく。 
http://www.pepinieresdekerzarch.fr/sites/kerzarch/pages/medias/photos/Exports/Plante_5/00004083.JPG

‘バリエガータ’ (斑入りゲッケイジュ)(Laurus nobilis 'Variegata')
緑の葉にクリーム色の斑あ不規則に入る品種。ただし、まだ流通量が少なく入手困難な現状。
http://shop.takii.co.jp/shop/img/product/l1/NHZ159.jpg
http://www.nihonkaki.com/shop/item/nihonkaki/picture/goods/6073_1.jpg

‘アングスティフォリア’ (Laurus nobilis 'Angustifolia')
細葉の品種でウィロー・リーフ・ベイ(柳葉ゲッケイジュ)とも呼ばれている。 
https://frustratedgardener.files.wordpress.com/2013/01/img_7821.jpg
http://mijntuin.s3.amazonaws.com/plants/15424.jpg

【詳しい育て方】

■主な作業
剪定芽吹く力が非常に強く、枝の伸びる勢いも強いので年に2回から3回、枝を刈り込む。刈り込みの適期は4月もしくは10月~11月。
特に細かく考えず、バランスを見ながら刈り込む。多少短く刈り込んでも生育に支障は来さないので、色々な仕立て方を楽しむことができる。
枝はまっすぐ上に伸びる性質があるので、円筒形や円柱形などのすらっとした仕立て方が一番簡単。丸く刈り込んで仕立てることもできる。
枝が混み合うと風通しが悪くなるので、重なり合った枝は切り落として、なるべく風がよく通るようにする。そうすることで生育もよくなる。
葉を収穫常緑性の樹木なので、葉は一年を通して収穫することができる。生育が旺盛な樹木といっても、苗が小さい内は生長させることに重点を置き、あまりとらない方がよい。
収穫する葉は若葉ではなく半年以上経過したものが適している。前年、前々年の葉でもかまわない。枝を刈り込んだ際、切り落とした枝からよさそうな葉を採れば手間も省ける。収穫した葉は水洗いして表面の汚れを落とし、ざるなどに広げて乾燥させて、空きビンや海苔の缶などの適当な容器に保存しておく。カレーやシチューなどの煮込み料理の香りづけの他にも、防虫剤代わりに米びつやタンスに入れても多少効果がある。

■栽培環境
日当たりのよい場所が一番適しているが、やや日陰気味の場所でもよく育つ。例えば塀と家屋の間の狭い庭や建物が密集して十分に日光の確保できない場所でも育てられる。枝が横に張らずにまっすぐに上に伸びるので比較的狭めの場所でも育てやすい樹木である。
植栽の北限は宮城県あたりで、 耐寒性は常緑性広葉樹としてはだいたい並くらいである。冬の乾いた風を嫌うので鉢植えなどで軒下に移動させるときは乾燥した場所に置くのは避ける。

■水やり
地植えは一度根付いてしまえば特に水やりを行う必要はない。苗を植えつけたときだけ、根付くまで水をやればよい。鉢植えもあまり水はやりすぎずに、多少ひかえめの方が無難。土の表面が乾いてから与えるようにする。

■肥料
生育旺盛なので肥料は必要である。冬は1~2月、夏は8~9月に1回ずつ油かすと粒状の化成肥料を同量混ぜ合わせたものを与える。庭木の場合なら2つかみほど、株元から少しはなした場所に施す。鉢植えの場合は鉢の大きさに応じて量を加減する。

■用土
丈夫な植物で特に土質は選ばない。庭植えにする場合は水はけがよい場所を選ぶ。鉢植えの場合は赤玉土(中~小粒)6:腐葉土4を混ぜたものを使用する。堆肥を1割ほど混ぜても良い。

■植えつけ・植え替え
植えつけの適期は5月頃である。植えつけた後はたっぷりと水を与える。余分な枝葉を落としてから植えると水分の蒸発が抑えられ、早く根付くようになる。
鉢植えは鉢の中が根でいっぱいになったら、一回り大きな鉢に植え替える。植え替える際は根を傷つけないようにする。植え替えの適期は4~5月。

■ふやし方
さし木で比較的簡単にふやすことができる。適期は6~8月でその年に伸びた枝で虫などの付いていない元気なものを選び、先端から10cmから15cmの長さに切り、1時間ほど水に挿した後、小粒の赤玉土を入れた鉢に挿す。日陰の場所で乾かさないように管理し、根が出たらそれぞれをポットや小鉢に移して育てる。 

■病気と害虫
存外に害虫がつきやすく、カイガラムシ、ハマキムシ、テッポウムシなどの被害が見られる。 

■まとめ
冬の乾燥した風に当てないようにする
年に2回枝を切り戻す
追肥は冬、夏の2回 
https://www.youtube.com/watch?v=k2_CGCXNy9Q


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