バレーボール、初戦敗戦

日本、台湾に敗れる バレー世界選手権が開幕(共同通信) - goo ニュース

 半月以上、毎日のように続く大会ですから、上位に進出するためには、どこにピーキングを持っていくのかがカギになります。今日の負けが、そうしたことを考えてのものなのか、あるいは必勝を期して叶わなかったものなのかは分かりませんが、今大会の戦略上に想定されたリスク(敗戦)だと思いたいものです。
 逆に台湾は挑戦者として、おそらく最初から全力で大会に臨み、今日の勢いで上位進出をはかりたいところです。
 4/6で次ラウンドに進出できる予選ですから、それぞれの国にそれぞれの戦略があります。目先の試合結果にパニックにならず、最後まで戦いぬいてもらいましょう。
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世界選手権開幕

 今日からバレーの世界選手権が始まります。(世界××という言い方は、競技よりも「日本代表」に重心が置かれすぎ。競技、競技者に敬意を感じられない広告屋さんのマーケティングフレーズなので、私は使いません)

 スポーツナビの米虫さんのコラムにあるように、世界選手権はオリンピックの中間年に行われる権威ある大会。世界中から高いモチベーションで最高のバレーボーラーが集いますし、日本のバレーボール強化が進むべき道を行っているのかを測る良い機会です。
 例のごとくアイドルが歌い踊り、客席が黄色い声に包まれ、実況アナウンサーが声を枯らす中継が繰り広げられますが、そんな演出を嫌うばかりに良い試合を見損ねるのはもったいない話です。私も相当イラッとするでしょう。でも張りつめた緊張状態での、選手達のすぐれた肉体表現、冷静な精神調律、そしてチームの阿吽の呼吸を堪能するために、しっかりとテレビ観戦したいと思います。
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監督の流動性と序列

ヒルマン監督、帰米し面談 3球団、12日以降に結論(共同通信) - goo ニュース

 日本にアメリカ人監督が増え、この国での実績を手みやげに母国で職を得る。アメリカから日本へ、日本からアメリカへ。人材の流動性が高まった今日、当然の傾向でしょう。よく言われるように、日本の球団が、しがらみのない外国人監督の有用性に気づき始めたという側面も大きいと思います。
 かつての「助っ人」たちには都落ちのイメージがありました。成績を残しても、それが母国で大きく評価されることはあまりなかったでしょう。それが、野茂、イチロー、長谷川…、多くの選手の活躍で日本プロ野球を見る目が変わり、日本での実績が選手・指導者ともにある程度の評価を得るようになったのは、喜ばしい限りです。

 でも、だからといって日本人監督がアメリカ球界に呼ばれることはありませんね。日本の球界が評価されるのであれば、日本人監督がメジャーや3Aで指揮を執ることがあっても良いのに…。日本人指導者がアメリカに行くのは、研修ばかりですよね。
 そういう意味では、まだまだ"アメリカ>日本"のヒエラルキーが存在するのでしょう。日本球界に韓国・台湾の指導者がこないように、アメリカにも日本人が行くことはありません。

 日本で韓国人、台湾人が指揮を執るのが先か、メジャーリーグで日本人が指揮を執るのが先か、あるいはさらにサッカー界で日本人監督がヨーロッパの一部リーグで指揮を執ることがあるのか?
 私が死ぬまでに、どれかが実現することあるのかなぁ。
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スポーツマスコミに考える

紋切り型・イメージ報道やめて 民放大会でシンポ アスリートがテレビに苦言 
 荒川(静香)さんは、金メダル獲得後の取材攻勢について「金メダリストの運命と、覚悟ができており、苦ではなかった。私自身は金メダリストを身近に見ていたので、対処法が身に付いていたのだと思う」と振り返り、「家族までもが取材対象になってしまったことの方が心配だった」と話した。
 栃東関は、「はたき込みで勝つとマスコミは『残念ですね』という。勝つためにやっているのに。おれは何のために頑張っているのか」と紋切り型の報道に苦言を呈した。沢野(大地)さんも「優勝しても、持っている日本記録と比較し『三十三センチ届かず』と言われてしまう」と苦悩を明かした。


 スポーツマスコミが暴走するのは、
・広告主優先主義
・過剰な選民意識
の2つが原因です。

<広告主優先主義>
 「スポーツマスコミ」なるものが世に出てきてから、幾日も経っていません。メディアの多チャンネル化によるスポーツの露出増加に対し、メディアは発展途上です。メディアとして確立していない以上、ジャーナリズムよりも広告主貢献の方が、彼らにとっては重大なテーマです。
 キャッチーなフレーズや下世話なネタで目を引こうというのには、視聴率、部数を稼いで、広告主を増やしたい=給料を増やしたい、という発想があるわけです。メディアバリューをはかる物差しが、視聴率・部数しかない今日では、彼らはこれを錦の御旗にして、選手の迷惑や不平も省みず、今日も下世話なネタに走らせるわけです。
 これに対抗するためには、安易なフレーズを多様するメディアを信用しない(見ない、買わない)、下世話なネタには反応しない、という消費者行動が必要です。あるいは批判もしていかなければならないでしょう。健全なメディア批判という新たな物差しが用意されれば、スポーツジャーナリズムも一つのジャンルとして確立されるはずです。

<過剰な選民意識>
 スポーツマスコミで働く人のほとんどは、スポーツが好きな人。それは間違いありません。そもそも悪意があって、選手に迷惑をかけたり、皮肉な報道をする人はいないでしょう。でも悪名高き記者クラブがあったり、スポーツメディアへの参入障壁があるため、彼らには「自分たちは、認められた人間。素人にはできないようなことだって、俺らにはできるんだよ」という意識が芽生えるわけです。
 テレビで車の助手席に乗り込んで、話を聞けるのは俺様だから。選手と直接交渉で取材依頼できるのは、私ぐらい。そんなことを売りにしているディレクター、記者、ライターは大勢います。というか、メディア側(テレビ局、新聞社、雑誌社)が、それを「スキル」として求めています。
 そこに選手の都合は存在しません。「仲が良いんだから良いでしょ」と一方的に思われて、断り切れない人もいることでしょう。でも「仲の良さ」を基盤とした取材の上に、ジャーナリズムは生まれるのか。大いに疑問の残るところです。選手に不快感を抱かせた上で、安易なお涙頂戴ものや裏話独白ものしか作れないのであれば、スポーツジャーナリズムなるものは、永遠に生まれないことでしょう。そして仲が良いはずなのに、その思いこみがかえって選手を不快にするケースも生まれてしまっているのです。

 金子達仁の最大の功績は、読者をロッカールームまで招き入れたことと言われています。彼の作品、それ自体は綿密な取材の下に生まれた著述であり、山際淳司以降、停滞気味だったスポーツノンフィクションに、新たな可能性を提示することに成功しました。問題は、それ以降、多くのライター、ディレクター、そして新聞記者がファンをロッカーへ招く金子的手法を踏襲しようとしたことです。オフ・ザ・グラウンドの選手の独白を独占的に入手できれば、それでスポーツ報道としての価値が生まれると勘違いしてしまったのです。
 本来ジャーナリズムの担い手であるべき「選ばれし民」達は、鋭敏な視座を見いだすことを放棄し(放棄せざるを得ない環境でもあった)、選手とのリレーションづくりという困難でありつつも安易な選択を選んでしまったのです。そこには、批判的視点の欠如という、ジャーナリズムの自己否定しかありません。

 今後、健全なスポーツジャーナリズムを生み出すために、私たちがしなければならないことに、どんなことがあるのか。先に挙げたような消費者活動も一つでしょうし、blog等のCGMを活用することも一つでしょう。スポーツを愛する人が増えてきている今、軽薄なスポーツマスコミを排除することは不可能ではない気がします。ファンの声が大きな波を引き起こして、スポーツに対する報道姿勢が変化する日が早く訪れることが願われます。
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Jリーグの熱い季節

柏と横浜Cが激闘、引き分け…J2(読売新聞) - goo ニュース

 「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ」ということをよく聞きますが、両チームとも「勝ちたい」という思いが伝わってくる好試合でした。スタジアムの雰囲気も、日立台ならではの一体感にあふれる盛り上がりが高揚感を演出し、最高の状態。まさに両者相譲らずの試合だったと思います。横浜の3点目は、野口ピントの気持ちが前に行きすぎたのかなぁ。恐らく柏ファンは勝てる試合を落とした気持ちなんだろうと察します。ひょっとしたら、自動昇格枠争いにも、少し弱気になってしまっているでしょうか?
 でも、この後の神戸-柏、神戸-横浜の直接対決で何が起こるかわかりません。今日、日立台でサポーターが掲げたフレーズは「一心同体」。今年の神戸のキャッチフレーズは「トモニイコウ」、横浜FCの今シーズンのコンセプトも「蹴りをつける(サポーターとともに、今まで夢でしかなかったJ1昇格に必ず決着をつける)」。3クラブがほぼ横一線に並んで、残り5節。1チームは入れ替え戦で、さらなる一体感を試される。J1で必死に残留を追い求める福岡、セレッソ、京都だって、皆が一体になろうとして戦っています。最後に、ともに喜びあえるのは、どのクラブか。
 浦和、ガンバ、川崎の優勝争いはもちろんのこと、昇格、残留争い、入れ替え戦。Jリーグの熱い季節がやってきました。
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テレビに殺されるオリンピック

競泳午前決勝を認める 国際水連が声明
 国際水連(FINA)は27日、国際オリンピック委員会(IOC)が2008年北京五輪の競泳決勝を通常の午後実施から午前実施にしたことを認める声明を発表した。

 「おうおう、良いコンディションで泳ぎたかったら、NBCと同じだけ金だしな!!」っていうこと?
 まぁオリンピックが記録会ではなく勝負の場だと思えば、午前決勝という同コンディションで戦うのだから、問題ないでしょう。でもこれで、「世界記録の一つもでねぇのかよっ!!」なんて怒り出すのが、アメリカのテレビ局だったりするわけです。
 速いスイマーが、最高の泳ぎを見せてくれる4年に1度の舞台なのですが…。この調子でいくと、他の競技も変なスケジュールになるんでしょうか。テレビのおかげでオリンピックを楽しめるといえ、競技が大事なのか、視聴率が大事なのか、スポンサーマネーが大事なのか…。困ったものです。
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昇格争い、しびれる

神戸引き分けで勝ち点84 Jリーグ2部第47節(共同通信) - goo ニュース

 ここまで来て上位3チーム、しびれる戦いに入ってきました。明日は柏と横浜の直接対決。柏は自動昇格枠に望みをつなぐために、負けられない戦いです。アウェーとはいえ、少し余裕のある横浜が有利か、あるいはホームで柏が気持ちのこもった試合を見せるか。バクスターが帰ってくる神戸も含め、混戦模様、もう一試合も目が離せない昇格争い。
 こんなに戦ってきたのに、このうち1チームは入れ替え戦に行くことになるわけです。昨日の中日もそうですけど、スポーツは残酷なものですね。
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北海道日本ハムファイターズおめでとうございます

日本ハムが44年ぶり日本一 プロ野球日本シリーズ(共同通信) - goo ニュース

 小笠原や金子、金村が喜んでいる姿は、ファイターズファンとして、何者にも代え難い喜びでしょう。テレビには映らなかったけど、田中幸雄も喜んでいたのかなぁ。
 それにしても、すべてが良い方へ、良い方へと向かってのファイターズの日本一。去年のマリーンズもそうでしたが、勝つ時というのは本当に何もかもが良い方へ向かって、実力が発揮されるものです。
 新庄の引退も、金村の監督批判も、外野陣のパフォーマンスも、一つ間違えばネガティブ要因になりかねないものなはずでした。なのに、それがすべて優勝パワーの源泉のように見えたのは、流れが良かったから。それにつきます。
 今後、本当に勝者となれるのは、そこに再現性を見いだし、この流れを継続できる者たちです。実力はそんなに大きく変化しないはず。今年の歓喜を呼んだ空気が生まれたのは、偶然なのか必然なのか、それは分かりません。ただ来年は偶然に頼るわけにはいきません。
 単なるフロックと言われないように、新庄がいなきゃダメじゃんと言われないように、コーチ陣には今年の勝因の分析と継続策の構築を期待します。

 ファンも含め、北海道日本ハムファイターズの皆さん、おめでとうございます。そして中日ドラゴンズの皆さん、ご苦労さまでした。プロフェッショナルらしい、素晴らしいシリーズでした。
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眼前のことに夢中になる

必修科目の履修漏れ、11県65校で…読売新聞調査(読売新聞) - goo ニュース

 きっと昔からある履修漏れの問題ですが、極めて日本的な気もします。現実問題、高校が大学進学のための場所と化している今日、必修なんて形骸化した「儀式」のようなものでしょう。やりたい学校だけやっていれば良いのではないでしょうか。
 これらの学校が、目先の大学受験だけを考えているように、スポーツでも目先の大会だけを考えてしまうことはよくありますね。甲子園で勝つために、エースに連投を課す。国立に行くために、ケガをおしてもピッチに立つ、一試合でも多く勝つために、休みもなく練習を重ねる、などなど。中学・高校でスポーツをしてきた人は、良かれ悪かれ、こうした無理をいくらかはしてきたのではないでしょうか。
 中高と軟式テニス部だった私も、下手なりに、盆・正月以外は毎日練習に明け暮れていました。おかげで、見事に浪人もしたし…。ん、もしかして、それはうちの高校が、必修をすべて履修させてたせいかも(笑)。
 そんなことはさておき、人が生きていくにあたっては、いくつかの視座が必要です。直近の大会に勝ちたい、高校生活最後の大会で良い成績を収めたい、とにかく上手くなりたい、死ぬまでずっとテニスを続けていたい…。長短それぞれのスパンで、複合的に時間を捉え、スポーツを捉えることが大切です。
 そういう意味では、中学・高校であんまり眼前の勝ち負けにだけとらわれるのは、美しいことではないかも知れません。でも、「目の前の試合に勝ちたい」、これがスポーツの、あるいは向上心を生むエネルギーの源泉ですよね。このエネルギーに身をゆだねて、一心不乱に競技に、勉強に取り組むことは、中学・高校時代にはあっても良いことだと思います。その刹那的な、悪く言えば目先だけしか見えない生き方は、どこか破滅主義的で、この年代に特有の美学なのです。
 もちろん無理をしてケガをすることはあってはならないし、そうした事態が起きないよう、教育者・コーチ陣は万全のケアをしてあげるべきです。今回の履修騒動で言えば、「卒業問題」なんかに巻き込まれないように、教師陣がケアしてあげるべきだったでしょう。
 人生って、本当にいろいろなことがあって、大学受験なんてほんの些細なことなのに、その大学受験で頭が一杯になっている高校がたくさんある。ん~、やっぱり甲子園に夢中になる日本ならではの話ですよね。
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1年の努力を分ける分水嶺

日本ハム、優勝に王手…中日に3連勝(読売新聞) - goo ニュース

 3-0なのに、4時間超の試合とは…。長い試合でした。それだけ両チームにチャンスがあって、紙一重だったということですね。
 一回の立浪のショートライナー、6回の井上のライト線のファールが…。それぞれ、あと数十センチずれていれば、試合は恐らくまったく違う展開に。2月のキャンプ、いや1月の自主トレから始まる選手たちの努力が、この数十センチで大きく左右されるとは、何とも本当にスポーツは、プロ野球は残酷なものです。

 中日が巻き返して名古屋へ帰るのか、日ハムがプレーオフに続いて札幌で胴上げできるのか。明日の試合には、どんな分水嶺が出現するのか。日本シリーズがますます楽しみになってきました。(といっても、明日の夜は仕事だ……)
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ヘルメット賛成

エッ!GKにヘルメット!?イタリア代表GKが珍提案(サンケイスポーツ) - goo ニュース

【ローマ24日】イングランドプレミアリーグ・チェルシーのチェコ代表GKペトル・チェフ(24)が頭がい骨骨折の重傷を負った事故に関連して、イタリア選手協会(AIC)のセルジオ・カンパーナ会長が23日、GKにヘルメット着用を義務づける意見が選手側から出ていることを明かした。

 ヘルメット(ヘッドギア?)賛成です。キーパーは危険な接触の多いポジションですから、頭部を守る工夫は必要だと思います。↑の記事を読むと、ブッフォンは賛成、レーマンは反対と、現役選手の意見は割れているようです。確かにキーパーにとっては、邪魔でしょうし、付け始めは違和感があるかも知れません。でも視野が欠けることのないようなデザインにすれば、慣れてくればプレーに支障は来さなくなるでしょう
 ケガで選手生命が脅かされることがあるよりは、絶対にヘルメットはすべきです。アメフトだって、アイスホッケーだって、年を追うごとに、ヘルメットなしから、軽くて丈夫なヘルメットに徐々に進化してきました。サッカーだって、道具の進化に合わせて、選手の装備を考え直すことがあって良いはずです。プロがつければ、子供たちもつけるでしょう。不要なケガをなくすためには、ヘルメット大賛成です。
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札幌ドーム、楽しむなら今のうち

日本ハムが勝ち2勝1敗 プロ野球日本シリーズ(共同通信) - goo ニュース

 札幌ドームの盛り上がりはすごいですね。長い潜伏期間を堪え忍び、ようやく迎えた祭を楽しむように、一投一打に歓声があがる様は、彼らが心からこのシリーズを楽しんでいることを如実に物語っています。もっとも、本当に長くつらい潜伏期間を過ごしてきた、古くからのファイターズファンが、あの中にどのぐらいいるのかということは気になりますけど。

 単純に考えて、プロ野球でリーグ優勝できるのは6年に一度。札幌のファンは、向こう5年間は、この楽しみを享受できなくなるかも知れません。楽しむなら、今のうち。明日、明後日も4万人がファイターズに声援を送るでしょう。私も、日本シリーズらしい盛り上がりをテレビの前で堪能したいと思います。
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アジア大会で女子選手は、どう見られる?

主将に北島、旗手に吉田 アジア大会日本選手団(共同通信) - goo ニュース

 そういえば今年はアジア大会の年でした。12月にカタールのドーハで開かれるそうで、楽しみです。けど、本来ならオフシーズンという競技も多そうですね。陸上競技も、インドアシーズンでしょうし、水泳も本来ならまだオフなのではないでしょうか。コンディショニングが心配です。
 イスラム圏で開かれる総合競技会に日本が参加することは珍しいことです。イランなどの保守的なイスラム国家では、女性が大衆の前で競技することは良しとされていないために、女性だけの大会は男性を完全にシャットアウトして、別に開催していると聞いたことがあります。
 アジアの女性スポーツ界では日本は中国と並んでリーダーの一員です。間違いなくドーハでも、大いに旋風を巻き起こすでしょう。そんな時に、カタールや近隣の国の女性たちに、日本の女子選手たちがどんな印象を与えるのか、興味があります。ポジティブなのか、ネガティブなのか…。話を聞いてみたいものです。
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シューマッハーのグランプリ

アロンソが総合連覇=M・シューマッハーは届かず-F1最終戦(時事通信) - goo ニュース

 母国GPでポール・トゥ・ウィンのマッサも、2年連続チャンピオンのアロンソでもなく、完全にシューマッハーのグランプリでした。一体、何台をパスしたのか。オーバーテークシーンの連続は、圧巻の一言。スタート直後の1、2コーナーや彼にとって、最後の追い抜きとなった、ライコネンをパスするシーンなどは、数ミリ単位のステアリング裁きとコンマ数秒でのブレーキング。ラストグランプリで、あらためてF1がスポーツであることを示してくれました。

 「今日のマシンは、真の速さがあって、他の誰にも負けない、本当に素晴らしいものだった。だから、マシンパフォーマンスについては、パーフェクトな形でシーズンを終えられたと言えるだろうね。でも、僕にとってはうまくいかなかった」(F1-LIVE.com)
というように、最後まで勝つことを考えつづけた本人にとっては、不本意なレースだったでしょうが、見ている側にとっては、予選のトラブルもパンクも、あらためて彼のすごさを実感できる最高の演出となりました。

 ところでフジテレビは、いつまで司会を「くん、ちゃん」づけで呼ぶ気でしょう? 敬意をもって起用しているなら「永井さん、優さん」と呼べばいい。結局、番組制作チーム内にも、彼らを軽視する空気があるのではないでしょうか。実況は叫びすぎだし、いつものことながら、「ムカッ」とさせられる中継でした。
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どちらがモメンタムをつかむのか

金子が逆転適時打 中-日評(共同通信) - goo ニュース
 5回の中日のバント失敗、7回の金子との勝負、タイムリーなどなど、試合の流れを左右するポイントはいくつかあったことと思います。国内最高の舞台での緊迫した試合ですから、両チームとも気持ちの入った一挙手一投足を見せてくれました。
 「流れ」、アメフトでは「モメンタム」と言って重視しますが、短期決戦だけに、これをいかに手にするかが重要です。試合の趨勢を決するポイントを見極め、そこに「集中の上の集中」という冷静、気合いの上の気合いという「熱意」をプレーにこめられた方が、勝利を手にするのでしょう。

 野球でもサッカーでも、「勝ちたいという気持ちの強い方が勝つ」とよく言われます。それはいかに冷静と熱意を、最適な場面で、チームが一体となって最高潮に到達させることができる方が勝つということです。「勝ちたいという気持ち」がなければ、冷静と熱意を同時に高めることなどできません。

 仕事の上で冷めていることが多く、上司に「もっと熱くなれ」と叱られてばかりいた私。その頃の上司は、冷静さと熱さの均衡がサクセスを生むことをよく知っていたのでしょう。
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