闘争心の源

日本、4強入りならず バレー世界選手権第9日(共同通信) - goo ニュース
 もはや勝とうが負けようが、結果は大きく変わるわけではない試合になりましたが、選手たちは必死に飛び、打ち、拾う、気迫あふれるプレーを展開していました。とくに第2セット終盤のイタリアに食らいつこうとする姿勢は、未来への可能性を大いに感じさせるプレーだったのではないでしょうか。
 あきらめない姿勢が素晴らしいと、私のような外野が口にするのは簡単だけれど、選手達の闘争心を維持しつづけるのは、かなり難しいことのような気がします。監督・コーチ陣が、何らかのメソッドで彼女たちの気持ちに活力を吹き込んだのか、あるいは世界選手権という場が彼女たちに力を与えるのか、アリーナの盛り上がりなのか、アスリートの本能か…?
 闘争心の源泉が気にかかる今日この頃です。
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日本代表2次リーグへ

日本は2位で2次リーグへ バレー世界選手権(共同通信) - goo ニュース
 セルビア、イタリア、キューバと強豪国が待ち受ける2次リーグへ。4連勝でチームの雰囲気は上昇機運にあるでしょうから、2次リーグでも選手達の活躍を期待したいものです。台湾の勢いが減速してくれるのを望みながらの戦いですが、目標のベスト4に入るためには、セルビア、イタリア、キューバの3チーム相手に2勝はしなければなりません。当然、1次リーグでの偵察も万全でしょうし、会場は圧倒的なホームの雰囲気です。日本代表の総合力と選手達の底力に期待しましょう。
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バレーボール、初戦敗戦

日本、台湾に敗れる バレー世界選手権が開幕(共同通信) - goo ニュース

 半月以上、毎日のように続く大会ですから、上位に進出するためには、どこにピーキングを持っていくのかがカギになります。今日の負けが、そうしたことを考えてのものなのか、あるいは必勝を期して叶わなかったものなのかは分かりませんが、今大会の戦略上に想定されたリスク(敗戦)だと思いたいものです。
 逆に台湾は挑戦者として、おそらく最初から全力で大会に臨み、今日の勢いで上位進出をはかりたいところです。
 4/6で次ラウンドに進出できる予選ですから、それぞれの国にそれぞれの戦略があります。目先の試合結果にパニックにならず、最後まで戦いぬいてもらいましょう。
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世界選手権開幕

 今日からバレーの世界選手権が始まります。(世界××という言い方は、競技よりも「日本代表」に重心が置かれすぎ。競技、競技者に敬意を感じられない広告屋さんのマーケティングフレーズなので、私は使いません)

 スポーツナビの米虫さんのコラムにあるように、世界選手権はオリンピックの中間年に行われる権威ある大会。世界中から高いモチベーションで最高のバレーボーラーが集いますし、日本のバレーボール強化が進むべき道を行っているのかを測る良い機会です。
 例のごとくアイドルが歌い踊り、客席が黄色い声に包まれ、実況アナウンサーが声を枯らす中継が繰り広げられますが、そんな演出を嫌うばかりに良い試合を見損ねるのはもったいない話です。私も相当イラッとするでしょう。でも張りつめた緊張状態での、選手達のすぐれた肉体表現、冷静な精神調律、そしてチームの阿吽の呼吸を堪能するために、しっかりとテレビ観戦したいと思います。
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バレー協会のアカウンタビリティ

  昨日のブログになごやんさんコメントを寄せてくださっているように、自分をきびしくしつけられる方というのは、他人の意見を聞く力にも長けているもの。それは個人ではなく、組織も同じで、三菱自工のような組織には、自分で改革する力は他者のアドバイスを聞く力もなかったのでしょう。

では、↓の組織はどうなんでしょう?

五輪の優勝監督が意欲 バレー男子日本代表監督 共同通信

日本バレーボール協会の豊田博専務理事は11日、男子日本代表の後任監督に、ユーゴスラビア(当時)をシドニー五輪優勝に導いたゾラン・ガイッチ氏が就任したい意向を伝えてきたと明らかにした。イタリア代表のジャンパオロ・モンタリ監督からも打診があった。
(一部引用)


 日本代表監督のポストに金銭的な魅力があふれているのか、それとも純粋にバレー伝統国日本を復活させたいのか? ガイッチさんにもモンタリさんにもそれなりの考えがあるのでしょうけれど、気になるのはバレー協会がどんな対応をとるのか、ということ。

 男子代表の新監督選びに際して協会がまずすべきことは、田中前監督のどこがいけなかったのか、新監督には何を求めるのか、バレー協会はどのような体制で代表をバックアップしていくのか、などを明らかにすることでしょう。

 アカウンタビリティを果たせない組織では、高度なマネジメント力は望めません。ジャニーズ云々の話は、まあ私としては許容範囲なのですが、そこでファンを開拓しても、肝心の「顔」となるべき代表のバックアップが不完全では、リスクを犯してまでもマーケティングに走った意味がない。

 バレー協会には、組織内で徹底的に論議をかわし、真のバレーファンの声に耳を傾け、公にできる情報は公にして、全力で新しい監督のバックアップを望みます。それが、人気競技の団体に課せられた使命だと思うのです。
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