goo

夕張岳 花を見ながら山登り

2016-08-22 18:05:27 | 花の山

 

 

 カエデ科の低木が道を葉で覆い、ササ茂る中を、一定のペースで登ってゆきます。

 


 

 数日前に空沼岳で見たハナヒリノキが、同じように実を稔らせていました。

 

 100㎞程も離れた山でも、同じ様な標高に育つようです。

 


 

 その頃、空に明るさが増してきました。

 

 今の場所は西向き斜面ですから、東の空に昇った太陽の光がまだ届いて来ません。

 


 

 斜面のあちらこちらに、水が湧き、小さな流れを作り、冷水の沢には、水場が設けられていました。

 


 


 水場の近くでは、オオバミゾホオズキがヤマブキ色の可憐な花を、小首を傾けながら咲かせていました。

 



 フキユキノシタがまるい葉の縁にギザギザを刻みながら、ひっそりと、岩の上に白い花を飾っています。

 



 水場から、数十メートルも進んだでしょうか、冷水コースを登り始めて1時間が経過した頃、突然太陽が、木立の中から輝きを見せ始めました。

 



 道の脇に咲いた、背の低いゴゼンタチバナの周りにも光が届き始めています。

 


 

 そして、前岳の沢の水場を過ぎ、

 



 朝の光りに照らされたダケカンバ林を抜けると、

 


 ほぼ7AM、馬ノ背コースとの分岐点に到着しました。

 


 ここから頂上までは4.5㎞と表示されていました。


 登山口に、頂上まで6.7㎞とありましたから、此処で、全コースの三分の一が終わったことになります。


 花を見ながら山を登ると、疲れを感じる前に登れてしまうもののようです。

 

 

 

 ※他の記事へは 花の山  index  をご利用下さい。

  

  他の旅の記事へは 旅の目次 をご利用下さい。

 

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。