先ほど峠を下った辺りで、ユタ州を抜けてコロラド州に入りました。
コロラド川。
ああ、そうか!
アリゾナ州のグランドキャニオンを流れる川がコロラド川というのは・・・・
コロラドに源があるからコロラド川だったんだ。
ウィキペディアによると「コロラド川(Colorado River)は、コロラド州のロッキーマウンテン国立公園内に源を発し、ロッキー山脈西部の乾燥地帯、アメリカ合衆国の南西部およびメキシコ北西部を流れ、カリフォルニア湾へ注ぐ」そうです。
そのコロラド川の対岸に、久しぶりの人家が見えてきました。
グランドジャンクションという町のようです。
後に続く丘は川コロラド川が削った河岸段丘でしょう。
暫く進むと、ちょっと面白いものを目にしました。
もしかするとジオグラフィーに詳しい人には珍しくないかもしれませんが。
下の写真で判別できますが、30メートル程の砂(砂岩)の上に幾重もの地層が見えています。
これだけの砂(砂岩)の高さがあるということは、この辺りは太古の昔、水の下だったと考えても良いのでしょうか。
そして、それが隆起し、その上に火山灰などが堆積した。
更にそれをコロラド川が浸食して現在の状況になった。
と推測しますが、これで正しいでしょうか?
私が気付いたのは砂(砂岩)の高さが、今まで見たこともないほどに厚みがあったからですが、推測通りであれば、ロマンを駆り立てる貴重な光景に巡り会えたことになります。
この道筋は、次から次へと本当に面白いモノを、休む間もなく見せてくれます。
延々と続く、一見単調にも思えるハイウエーに、興味深い事象があれこれと現れ、好奇心が存分に刺激されるドライブが続きました。
※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。
アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2
その他の「花の旅」はこちら → 旅の目次