カンザスシティー(Kansas City)を抜けても、道は真っ直ぐ東へと伸びています。
しかし、デンバーとは異なり、ハイウエーの両側は豊かな緑です。
雑木林が連なる風景が、北海道の千歳から札幌へと続く高速道路を思い出させました。
何故そう見えるのだろう?と考えたのですが、多分右手に牧草地のようなものが見えている為でしょう。
畑一面にパープルピンクの花が咲いていました。
花の種類までは判別できませんが、春を彩るレンゲ草を思い起こします。
カンザスシティーを通過してから約一時間半、ハイウエーは再び川を渡りました。
どうやらミズーリ川のようです。
「ミズーリ川はアメリカ合衆国中部を流れる川で、ミシシッピー川の最も大きな支流です。本流の西側に位置し、全長は4130Kmあり、流域面積は北アメリカ大陸のおよそ6分の1にも達する」のだそうです。〔goo Wikipedia (ウィキペディア)〕
セントルイスと言えば「セントルイス・ブルース」
この作曲者 W.C.ハンディが70歳の時、彼の手元に一枚のレコードが届けられたそうです。
硫黄島の洞窟で発見された日本兵が持っていた日本語のセントルイスブルースでした。
彼は子供達に「これは、同じ歌が、敵も味方もなく聴かれたことを物語るかけがえのない一枚なのだ」と言って終生大事にしたそうです。
セントルイスの町が近づいてきました。
多分、今度もミズーリ川でしょう。大きな橋を渡ります。
ミズーリ植物園はセントルイスの旧市街地にあります。
ナビの案内の侭にハイウエーを降りて市街地を走ると、時代を感じさせる煉瓦作りの建物が並んでいました。
そして、やっと到着しました、ミズーリ植物園。
※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。
アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2
その他の「花の旅」はこちら → 旅の目次