スランディドノウ(Llandudno)を出発して、ウエールズから再びイングランドへ入りました。
途中でガソリンを補給して、SPARでサンドイッチの朝食を済ませました。
イギリスのガソリンスタンドには必ずこのようなコンビニが付随してますので、私はここまで、ほとんどの食事をこのようなコンビニの食品で済ませてきました。
時には片手でハンドルを握り、片手で食べながら走り続けて来ました。
その甲斐もあってか、初日に心配した「イギリスを廻りきれるかな~」という心配も薄らいで、何とかイギリス周遊の計算が立ちそうです。
リバプール市街へ向かって、ランコーン(Runcom)で橋を渡りました。
リバプールへ来た一番の目的はリバプール植物園訪問です。
インターネットでリバプールに市立植物園があるとの情報を得ていました。
リバプール植物園は51haの広さで、温室があり、一万種類以上の植物が植裁されているのだそうです。
昨年のアメリカ横断旅行でロサンゼルスなどで植物園を見付けられなかった経験から、住所もしっかりと確認し、グーグルマップの地図もプリントして持参しました。
ナビにその住所(Nursery Lane、Liverpool L19 6PR United Kingdom)を入力し、車を走らせます。
閑静な住宅街の一角でナビが「目的地に到着しました」と告げました。
ん?
しかし、それらしきものが見当たりません。
嫌な記憶がよみがえりました。
ナビの画面の地図を操作しても、近くにそれらしきものが見当たりません。
散歩していた男性に尋ねたり、花屋で尋ねたりして、その時々の答えに従って繰り返し探しても、全く見当たりません。
そもそも、ナビで直接「リバプール植物園」を検索しても出てこないのです。
プリントして持参した、グーグルマップ地図の赤ピンの周囲2km四方は探したでしょうか、最後にはとうとう諦めました。
全く腑に落ちないので、帰国してから再度ネットで詳細に検索しますと、「リバプールの植物コレクション」というページを見付けました。
そこにはリバプール植物園は1964年に設立され、1984年に閉園されたと記載されていました。
何と言うことか! 安易にネット情報だけに頼ると、こんなこともありうるという、良い教訓となりました。
90分以上を費やし、植物園を探したのですが、結局徒労に終わり、がっかりして、次の目的地を目指しましたが、
「まて、まて、折角リバプールに来たのだから、せめて数か所程度は何かリバプールらしきものを見ておこう」 と思い直し、再度市内へハンドルを向けました。
その最初が、マージー川沿いにあるアルバート・ドック横のリバプール博物館(外観だけ)
次が、ビートルズ発祥の地であるマシュー・ストリート(Mathew Street )
そして、英国国教会系大聖堂として世界最大のリバプール大聖堂(これも外観だけ)
その次は、
ビートルズによって世界的に有名になったペニー・レーン(Penny Lane)を散策して、
「ふむ、ふむ、今日はこれで良しとしておこう」
ということで、湖水地方に向かおうとした矢先、
道路横に「ナショナル・ワイルドスラワー・センター」の看板を見つけて、黙ってやり過ごすこともできず、つい、フラフラと。
ここの野草園、内容は全くだったのですが、素人の小母さんがバザーで販売していた手作りのバーガーはとっても美味しかったです。
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