ハグルン自動車道を歩き、14時10分頃、ナウダンダに到着しました。
道路脇の商店で道を確認して、サランコットへ通じる道へ歩を進めました。
泥の道を予想していましたが、簡易舗装が施されていました。
稜線上の道を進んで行くと、眼下にのどかな田園風景が広がります。
牛が畑を耕していました。
耕作地の全てが斜面の中にあります。
それでも、モディ・コーラ沿いの山村と比べれば、はるかに恵まれた環境。なのが分ります。
民家の庭先にバナナやパパイアが稔っていました。
建築中の現場で、支持棒に竹が使われていました。
数年前に旅した、上海のビル工事現場を想い出します。
畑の中にシュロの木が見えていました。
温暖な気候に恵まれ、作物には不自由しない様に見えます。
道路端に緑色の実をつけたサクラの枝が落ちていました。
いつの頃からか一緒に歩いていた、40歳前後のネパール人男性に、この木は何時ごろ花を咲かせたのかと尋ねると、一ヶ月程前との返事でした。
ポカラ周辺では2月中旬頃にサクラの花が咲くようです。
もしかすると、年二回、米を収穫しているかもしれません。
道路脇の所々に溜池を見かけました。
農作物の生産に一番大きく影響するのは水なのかもしれません。
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