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スミレの森を抜けて

2014-05-29 13:14:39 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 バンブーを過ぎた頃から急斜面は姿を消し、緩やかな坂道が続きました。

 

 心癒す、優しい道を歩き続けます。

 

 

 そんな森の道でスミレが午後の陽射しを浴びていました。

 

 サクラソウは枯草が褥を作る早春のエリアに咲いていましたが、スミレは緑のカーペットに花を咲かせています。

 

 

 そして頭を悩ませるのがスミレの種類です。

 

 はたして、下の写真は同じスミレの種類なのでしょうか?

 

 取りあえず写真を撮っておいて、帰国してから調べようとパチリ。

 

 しかし、ブログを書いている最中、スミレの同定作業やると、筆が一歩も前に進まなくなります。

 

 

 

 そうこうするうちに、シヌワのGH(ゲストハウス)が見えてきました。

 

 

 太陽が隠れているので、時間が分かり難いのですが、・・・ 

 

 え~と、つまり、私は普段から時計を持ち歩きませんので、太陽の角度などで時間を推測します。

 多分14時を過ぎた頃と思いました。

 

 脚力にはまだ余裕があります。

 

 随分と気が楽になって、すっかりお散歩気分になっていました。

 

 それにしても、目にするスミレは皆同じ種類に見えたり、さっきと違うようにも思えますし・・・

 

 

 

 何時かはスミレを、きちんと見分けられるようになりたいものです。

 

 あ、それとノギク、

 

 あぁ、それにアザミも。

 

 え、「勝手にしろ」ですって。 ごもっともです。

 

 

 シヌワの入口で二人の村人がノコギリで材木から板を切り出していました。

 

 凄~ぃ! ここにはまだ電気が来ていないのでしょうか?

 

 いや確か、GHに灯りが点いていましたが、モーターを回す程の電力が無いのかもしれません。

 

 

 石垣にヒマラヤユキノシタ(Bergenia stracheyi)が咲いていました。

 

 日本では最近、各地のフラワーパークなどで、よく目にします。

 

  

 空の明るさから考え、今日はチョムロンまで行けると判断しました。

 

 

 モディ・コーラの谷を振り返ると、V字形の谷の奥は、雲のベールに包まれていました。

 

 あんな所から下りて来たのかと、自分でも信じられません。

 

   

 そして、シヌワを過ぎた頃、道の真ん中にロバの糞を目にしました。

 

 神様がお住まいになられる場所から、人間が暮らすことを許された土地に戻って来たことを実感しました。

 

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

 

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