改めて地図を確認すると、インターステートハイウエー IS70 はアメリカのほぼ中央を東西に横切っています。
と言う事は、デンバーを抜けたこの辺りが、アメリカのど真ん中になるのでしょうか?
ずー・・・ と真っ直ぐに、草原を突っ切って進む IS70 ですが、良く見ると両側の草地が微妙に変化します。
何れも、人の手が加わわる様子があります。
つまり全くの原野ではなさそうで、一番多く見られる状態が上の画像のような状況で、下の緑色の草地が稀に現れます。
先の写真のような状況で、畑にトウモロコシの切株状のものが突き刺さっている所もあれば、枯れ草だけが広がる場所もありました。
何より不思議なのは建物が殆ど見えないことです。
これらが牧草地であれば、牛舎などが見えて当然ですし、畑であれば農家の家屋などが見えて然るべきでしょう ???
不思議だな~ 何かヒントはないかと思いながら、平原に目を凝らしながら車を走らせました。
ロッキーに雪が残っておりましたので、作物が育つには時期がまだ早いのでしょうが、6月頃、この辺りはどんな光景を見せているのでしょうか?
如何ですか、この光景? あまりにも、何も無さ過ぎると思いませんか。
ハイウエーは、たまに曲がってくれます、
たまに人家などを見せてくれます。
本当にたまにですけど。
しかし、デンバーを過ぎて40分程度も走った辺りで、風景に変化が現れました。
ハイウエーの周囲に木立が見え始めたのです。
木立は直線状に並んでいます。
水路か、水脈に沿って並んでいるのだろうと推測しました。
そして、予想外なものを目にしました。
チェーンステーション 0.5 マイルと記された標識です。
と言うことは、この辺りは冬に、積雪状態となるのでしょか!
真っ白な大平原の中に伸びた、アイスバーンのハイウェイ。
そんな光景を想像し、背骨の辺りがゾクッとしました。
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