市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

どん底社会

2008-01-24 | Weblog
 これから景気も悪化し、生活はますます苦しくなり、生活はどん底になるのだろうかと、話題をふりむけられることが多くなった。公務員なら安泰だろけどねと、
自営業や派遣の若い人たちは、これからが不安げである。

 そんなとき、公務員ならという発想にかちんとくるのだ。景気がどんなに悪くなろうと、職がなくなろうと、死にはせんとぼくは思う。10年くらい景気が悪くても
なんとかほそぼそと食いつなげるほどのたくわえは、あるのではないか。すでに衣服などは、捨てるほど眠っているはずだ。親兄弟もいくばくかの貯蓄はあろう。これでローンの終わった持ち家にくらせるなら、心配はなんにもない。

 先ずは、金をつかわずに楽しめる方法を身につける。自動車を可能な限り、生活から排除する。自動車のかわりに自転車をである。基本的には市内と郊外、およそ
25キロ平方は、自転車で十分に対応できる。これはぼくの体験からはっきりしている。金を使わない、つまり消費のうえでの楽しみを一切捨てる。うまいものを食べる,呑む、旅行する、入場料がいるものを拒否する。テレビ、新聞の宣伝を一切見ない。できれば、その購読、視聴を止める。そのかわりインターネットを使う。

 自炊か、外食するならファストフードやチェーン店,大きなレストラン、有名店などより、ご近所の小さな食堂の中で、安くて、うまくて、安全な店を探し出し、その店のオーナーと仲良しになる。朝はかならずしっかり食べる。ぼくは、先日もぼくの朝食をこのブログで紹介したが、45分で料理はできる。その他、いろいろ金をつかわずに生きる方法は、いくらでもある。こうして、まず、消費から自由になる。消費から自由になるとは、仕事から自由になるということでもある。

 つまり、可能な限り仕事しないで生きられる体勢をまずととのえる。不景気になれば仕事もなくなるから、自然とそうなるかもしれない。ここで焦って、信じられないような非人間的な労働で、自分を崩壊させてはならない。

 こうして、不景気の間は、手にした自由時間で、まず学ぶこと、あるいは考えることといってもいい。それから行動を起こす。ます仲間を7人集める。7人気の合った仲間が集まれば、どんなことでもやれるといっていい。生活の最低費用を稼ぐことなど、簡単に見つかるといっていい。これもぼくの体験から言えることだ。

 こういう人々、そのネットワークが増えることで、下層社会は、自然と売り手市場になり不景気で弱りまくった企業への変革を及ぼすことになり、社会を変えることになる。    

 どん底に落ちる社会は、人々に社会変革という目標を与え、学ぶ、考えるという
自由時間をもたらし、人間的なネットワークの楽しさをもたらす。これが一番やれるのは、いわゆる下層社会の人々であろう。公務員生活など憧れる必然など、どこにないわけである。ぼくはこう答えている。
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1 コメント

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Unknown (しぇこぱ)
2008-01-24 15:13:57
ごもっとも、安定しているからという理由で公務員を志望するばか者が多い社会は不幸です。
「米の飯とおてんと様はついてまわる」というじゃありませんか。
悲観したって、始まらない。

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