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いつもわくわくしていたい

愛着深いピアノのこと、頼りになる息子のこと

2022年09月18日 07時59分10秒 | 断捨離とミニマリスト

アトリエの片付けを進めています。今月中に箱詰めしておかなくては。

イエス様の言葉に、「あなたの宝のあるところにあなたの心もある」というのがあります。この場合は、宝物を天に蓄えなさいという言葉に続けて言われた言葉ですが、私にとっての宝物たちを置いていたアトリエ。ここには私の心、愛着、大好きな気持ち、そんなものが詰まっていたのですが、そこを処分するというのはとても骨の折れる仕事です。いちいち思い出がくっついていて、他人からはゴミに見えるものも、私にとってはスペシャルなもの。でも頭を切り替えて、死ぬときは何一つ持っていけないんだから、他人の目には価値のないものなんだからと、えいっとばかりゴミ袋に詰め込んでます。

それでもダンボール15こにはなりそうで、娘の家に持ち込むのも心苦しい。

なにより私の心が離れられなかったピアノ。以前から、大家さんにここを出るときには差し上げていく約束をしていたので、それに持っていく場所もないので、置いていこうとしていたビアノを、先日、娘が、私が使うから持ってきてほしいと言ったので、約束を破るようで辛かったけど、大家さんに頼んで運び出すことになったのでした。私は正直、とても嬉しかった。そもそも、娘はこのピアノをいらない!と言っていたので差し上げてしまう約束したんだったのに。私の愛着深いピアノが、アトリエから離れられないいちばんの理由だったから、ほんとうにホッとしてるんです。ごめんなさい、大家さん!

子どもというのは、「受け継ぐもの」と言ってたのは村上春樹さん。春樹さんには肉体の子どもはいないけど、彼の作品やコレクションは、彼の死後も誰かに受け継がれていく。魂の子どもを生み出した。プラトンの語った愛だ。ユーミンにも子どもはいない。

自らの遺伝子は途絶えても、魂の遺伝子は未来につながるって思えたら、自分の遺伝子を持った子供作りにこだわらなくなると思うけどね。魂の遺伝子を次世代に繋げる、そう簡単なことではない。

 

きのうは、アトリエにおいてあったDJセットを息子が取りに来た。ちょうど土曜で暇だったらしい。学生時代にダンスをしていて、そのころに買ったものらしい。転勤があるので私がアトリエで預かっていたけど、引き払うと言ったら来てくれた。同棲して2年半、結婚して一年の息子は、いろんな苦労もしてるみたいだけど、お互い思いやりを忘れないでやっていってほしいです。歳をきくと33だって!いつの間に?っていう感じだわ。私が39 になる少し前で産んだんだった。

これからも賢く幸せに生きていってください。

あ、彼が言ってくれた嬉しいこと。私が誰かのお世話にならないと生きていけなくなって老人ホームに入ったときは、足りないお金を出してくれるって!あーよかった。これで安心して歳とれる。安心して貯金を旅に使える。

 

ということで、気持ちが軽くなることが続いて起こり、コロナ、燃油サーチャージ高騰、円安にもめげず、4月には世界一周旅行、します!

 


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