仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2024年4月上旬

2024-04-11 13:22:00 | 読書録(備忘)
『明治文学小説大全』 (全50篇)4月3日『続続金色夜叉』 長田幹彦初読『続』の続篇なので、作者はたぶん長田幹彦なのだろう。『続』の最後に貫一がみた夢の情景に塩原温泉郷で遭遇する。その温泉宿で、貫一は心中しようとする狭山と愛子を止めるのだったが、事情を聞くうちに愛子を身請けしようとする客がお宮の亭主、富山唯継であることを知る。身請話を蹴飛ばして狭山と心中しようという愛子の心根に感動した貫一は、 . . . 本文を読む
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