染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

もち無し正月である。米の団子作った!

2017-01-01 15:43:18 | 日々の政治・哲学

「餅」が無い。
暮れに弘明寺の「江戸屋」で少し買ったはず。(ここは和菓子屋だが、餅も売るのだ)

どこにあるかわからない。青くカビて出てくるだろう。

先祖は餅なし正月だったのだ、とよく父にきいていた。
昨年に引き続き、今年もやってみることにした。

うるち米の粉に湯を混ぜて練り、団子を作る。沸騰させた湯に落として茹でた。

粉を混ぜてねったボウルに水を入れて沸かした。とろみがついている。ゆだると、団子が浮き上がってくる。

器に取って水を切る。作っておいた雑煮の汁に入れる。鶏のドラムをだしとしていれた。
ナルト(買った)、そしてその他の野菜。高知の赤目芋、干し筍。人参、油あげ、干し筍。青みは小松菜だ。ゆでた団子、なんと美味であった。作っていたら、元旦の12時である。ぜいぜい。
写真は、団子をボウルに入れて茹でるところ。茹で上がった団子を黒塗りお椀に入れたところ。
鍋の中に団子を入れたところ。見た目は悪いが、このおつゆはおいしかった。






小松菜の根っこも、もったいない。細かい根をこそげて、刻んで雑煮に入れた。

なるべく買わないのは難しい

2017-01-01 00:55:59 | 日々の政治・哲学
なるべく買わないのでいるのは、難しい、難しい。
12月31日、古本屋に行って、安いマンガ少し買った。


弘明寺商店街で、ほうれん草、白菜、レンコン、かき揚げ(年越しそばに入れる)、油あげ、おから、福茶(1月1日に飲むお茶)などなどを買った。野菜は、「安売り」になっていたので、誘惑された。最後の投げ売りだ。

私は、かき揚げとか、福茶など、季節商品に弱い。「ひとつぐらい買ったって」 という気分になってしまう。
「買わない」というのはかくも難しいことなんである。

昨日(12月30日)も、正月のお飾りを売る店につい、よってしまった。

「小さい小さいのある?」と聞いたら、「あれ買っていかない?」と、奥にある、3800円のを差す。最後の一つなんだろうか。
「悪いけどお金がないから、とても買えない」「安くするから」

と言われた。悪いが値切って、1500円で買った。門松はもうなかったが、輪飾りを無料でつけてくれた。

お兄さん、ごめんね。もし今年、出世したら、ちゃんとした値段で買いにくるからねー。

というわけで、分不相応のお飾りを下げている。
外の小屋で正月飾りを売る人たちのところからでて、スーパーに行った。

スーパーでは、1000円前後で、正月のお飾りを売っていた。リースの形で、こじゃれたものが多い。リースの形の飾りは、定着したなあ。
1000円以下のものも多い。マンションのドアに付けることもできて便利。普通の家のドアにも付けられる。この頃、クリスマスリースを、一戸建ての家のドアに付けるのも、みている。

これでは、伝統的な正月飾りは、売れないだろうなあ。
なかなかきびしい。

先の写真2枚は、買った正月飾り。下の方は、スーパーの売り方。