「パリ、ジュテーム」のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイが、
ニューヨークをテーマに描くシリーズ第2弾。
10人の監督による10のラブストーリーを、
11人目が1つの流れにまとめあげていくラブ・アンサンブルムービー
いつもより力入って書いた長い記事、やっと全部書いてupしようとしたら
送稿中の方を間違えて削除!! ここまでひどいの過去初めて。超そそっかしすぎる
死んだ~
というわけで再び、、、、
またまたリンク貼ったら今度は最初の部分消えた~!もう何なんでしょう
ここ読んで下さってる方はご承知の通り、お金と時間が出来たら行っちゃうほど
ニューヨーク大好き人間なので「パリ、ジュテーム」の時に既に、次はNYって決まってたから
当然本作は相当楽しみにしてました~
しかし、買い付けてくれた日本の配給会社が経営破綻で公開延期!
劇場公開なしかと心配もしたけど、なんとか他の会社が買い付けて下さり
ついに日本公開張り切って初日鑑賞♪
たとえ狭い単館での上映でも、ちゃんと劇場公開してくれて良かった
「パリ、ジュテーム」(以後、パリ版)が20区のうち18の区を舞台に、
1区につき約5分間の短編でそれぞれひとつづつ完結するという複数の物語だったのに対し
ニューヨーク版では ブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、クイーンズ区、スタテンアイランドという五つの区ではなく、
ソーホー、チャイナタウン、イーストヴィレッジなどの区域ごとに
1つの作品で7分間、二日間という縛りで撮影された。
違う作品に出て来た人が、別のストーリーでもちょこっと出て来たりして
オムニバスっていうより、ひとつの大きな流れ的な感じで群像劇に近い、よりライブ感のある仕上がり。
パリ版とこちら両方に唯一参加したのは、
初監督&脚本作とは別に出演作もあるナタリー・ポートマン。
監督作では、バレエダンサーのカルロス・アコスタを起用で娘との愛を描いた
「セントラル・パーク」
自身の出演の方より良かった(笑)
スカちゃん(スカーレット・ヨハンソン)の監督作、
ケヴィン・ベーコン主演で楽しみだったのに、
一つだけ毛色が違うということで なんと全編カット!可哀想~
確かに今作、パントマイムのやチャイナタウンみたいなちょっと変わったのがあったパリ版とは違い、
全体のトーンが似ていてどれかが目立つ事もなく
わざと平にならしちゃったという感じするからスカちゃんのは浮いちゃってNGだったんだろうな~。ザンネン。
どんだけのものだったのか、観たい♪是非DVD特典として入れて欲しい!
他の監督もパリ版よりメジャーじゃなく地味だと思ったけど、調べると
あの作品の監督かぁ!という感じで大御所?もちらほら。
(タイトルと監督名は後で)
まず見どころは豪華キャスト
と言っても先日のL.Aが舞台の「バレンタインデー」には負けるかな?
いや、まけるとも劣らない。
主なキャストをざっと挙げると、
ヘイデン・クリステンセン、レイチェル・ビルソン、アンディ・ガルシア、イルファン・カーン、
ナタリー・ポートマン、オーランド・ブルーム、クリスティナ・リッチ、マギー・Q、
イーサン・ホーク、ロビン・ライト・ペン、クリス・クーパー、アントン・イェルチン、
ジェームズ・カーン、ブレイク・ライヴリー、ブラッドリー・クーパー、シャイア・ラブーフ、
ジュリー・クリスティ、ジョン・ハート、スー・チー、イーライ・ウォラック、ジャスティン・バーサetc、、、。
豪華キャストだけど主役はやっぱりニューヨークの街
セントラルパーク、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、自由の女神、
ダコタハウス、イエロータクシー、エンパイアステートビル、サブウェイ、
公園のリス、ダコタハウス、街のサイレン、ノイズ、雑踏、
マンハッタンの夜景、コニー・アイランド、、、、
どのシーンを切ってもあらゆるニューヨークが詰まってる
全部を紹介すると長くなるので気に入ったエピソードと注目エピソード、いまひとつだったものを感想交えて。
まずトップバッターで惹き込むのは、この共演がきっかけで実際に付き合い出した
ヘイデン・クリステンセンとレイチェル・ビルソン共演に、
大人の男、アンディ・ガルシアが絡む「チャイナタウン」
スリを生業とする青年ベンは、中年紳士ギャリーから財布を盗む。
中に入っていた写真の美女モリーを偶然、見かけたベンは声をかけ、、、。
「紅いコーリャン」「鬼が来た!」の中国のチアン・ウェン監督作。
オチまでテンポよく楽しめる♪
こちらもちゃんとオチがあって一番好きだったのが、ふたつの「ソーホー」
イーサン・ホークとマギー・Qのストーリー。
真面目風じゃなく、ワルっぽい方が実はハマってると思うイーサンと
魅力的なマギー・Q
イーサンが露骨なトークで口説こうとするも、クールに返すマギーのギャップがまたイイ。
同じく夜のソーホーの男女の会話
クリス・クーパーと、ロビン・ライト・ペン共演。
撮ったのは、シャルロット・ゲンズブールの旦那様で
「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」のイヴァン・アタル監督☆
どちらもタバコの火がキーアイテムになってる。
どこも禁煙でスモーカーも圧倒的に減ってるNYだけど、
タバコ吸ってるシーンがあったのはちょっと意外かな、さすがそこはフランス人監督?
ここで描かれる10のラブストーリーは、年代も様々。
若者の恋と、老夫婦の恋もそれぞれ面白かった
「チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室」のアントン・イェルチンと
「旅するジーンズと16歳の夏」のブレイク・ライヴリー、
ジェームズ・カーン出演「セントラルパーク」
「X-MEN ファイナルディシジョン」のブレット・ラトナー監督作。
イーライ・ウォラックとクロリス・リーチマン
口喧嘩しながらも仲良く歩く老夫婦の姿が微笑ましい。
「そして、ひと粒のひかり」のジョシュア・マーストン監督のブライトン・ビーチ。
イエロータクシーでの出逢いを描いた「グリニッジ・ヴィレッジ」は、
ジョニー・デップ主演の「フロム・ヘル 」のアレン・ヒューズ監督作。
ここ最近あらゆる話題作に出演で注目俳優ブラッドリー・クーパー
(現、レニー・ゼルウィガーの彼)
こちらも面白かった♪
いまひとつだったのは2本。ナタリー・ポートマン主演、
インドの女性監督で「その名にちなんで」「モンスーン・ウェディング」のミーラー・ナーイル作「ダイヤモンド街」
「Vフォー・ヴェンデッタ」以来のナタリーの丸坊主が見られる。
スーチー主演の「チャイナタウン」
死期迫る画家が永遠のミューズを最後まで追い求める話。
監督は「そして、私たちは愛に帰る」のファティ・アキン。
そして注目は日本の岩井俊二監督作。
ジャパニーズアニメ映画の作曲家、オーランドブル−ムと
監督アシスタントのクリスティーナ・リッチのストーリー。
オーランド・ブル−ムに指名されるも、岩井俊二監督はオーリーのことを知らず、
引き受けてから出演作を観たんだとか
オーリーは日本のアニメ映画の作曲家ってことで、雑然とした部屋には「デスノート」のポスターも(笑)
クリスティーナ・リッチの声の可愛さが生かされた脚本ではあるけど
登場シーン少な過ぎ?
「ドクトル・ジバコ」のジュリー・クリスティ演じる元有名オペラ歌手と
シャイア・ラブーフ演じるホテルマンの不思議なストーリー。
共演にジョン・ハート。
「エリザベス」の監督でインドのシェーカル・カプール監督が描く、「アッパー・イーストサイド」
それと、何故かほんのちょこっとしかなかったけど
「理想の彼氏」でキャサゼタ嬢のお相手を務めた、ジャスティン・バーサと
「ダイアナの選択」で、レイチェル・エヴァン・ウッドの友人役で
スーザン・サランドンの実娘、エヴァ・アムリも登場。
結局ほとんど書いちゃった!
全体的に派手な演出はなく抑えめ、インディーズムービーっぽさ満点
8/10(84点)
期待はしてたけど「パリ、ジュテーム」も好きだけどこちら更に好き
やっぱりNY好きだからね(←しつこい)
終始にんまりしながら観てたけど、退屈と評価する人もいるかもしれない。
でもわたしはニューヨークの街のあちこちがみられて満足
ストーリー1つ1つは、すごい面白いっていうのがあったわけじゃないけど
平均してどれも楽しめた
「パリ、ジュテーム」
よりも、オチがあるものが多くて、短編ならではの面白さがある脚本が多いような。
ニューヨークやキャストに興味あれば尚一層楽しめる作品
ただ音楽は綺麗だし良かったんだけど、
かかるのがボーカルなしの曲のみばかりで全体的に作品にメリハリなく淡々とした印象になってしまってる。
観る前にサントラ探したけどなかったのは、(スコア盤のみ?)そういうことかぁ。
ニューヨークは刺激的な街なんだから、
もうちょっと個性発揮したトンがった作品があっても良かったと個人的には思ったな。
そこは最初に書いた通り統一感を大事にしたっぽいから仕方ないか。
あと、地区がダブってるのももったいないなぁって。
10人いるんだから、どうせならブルックリンとか、ハーレムとかも欲しかったな。
(以上、勝手な意見)
ビッグアップルNY!世界中から色々な人々が集まり、日々刺激を受ける。
夢を叶える場所 地域ごとに色々な側面を持つのも魅力なNY.
やっぱり大好きニューヨーク
今すぐまた飛んで行きたい~!と思っちゃうのでした
眠らない街、ニューヨーク。
出会った瞬間恋に落ち、女子学生の心を盗もうとするスリの青年の愛や、死を目前にしてミューズを追い求める画家の愛。
ダイヤモンド街での文化の壁を超えた幻想的なロマンスや、
ホテルのボーイと元オペラ歌手の時を超えた不思議な旅。
めくるめくプロムの夜を過ごす10代の幸運な若者がいる一方で、
一夜の情事に永遠の愛を感じ再会を求め急ぐ男女がいる。
そして63回目の結婚記念日を迎えた老夫婦、、、、
ニューヨークを舞台に、さまざまな愛が交差する。
チアン・ウェン監督「チャイナタウン」
ミーラー・ナーイル監督「ダイヤモンド街」
岩井俊二監督「アッパー・ウェスト・サイド」
イヴァン・アタル監督「ソーホー」
ブレット・ラトナー監督「セントラル・パーク」
アレン・ヒューズ監督「グリニッチ・ヴィレッジ」
シェーカル・カプール監督「アッパー・イースト・サイド」
ナタリー・ポートマン監督「セントラル・パーク」
ファティ・アキン監督「チャイナタウン」
ジョシュア・マーストン監督「ブライトン・ビーチ」
最後に脚本で参加予定だったが2008年、突然の脳内出血急逝した
[アンソニー・ミンゲラ監督に捧ぐ]の文字が、、、。
あ、もしかしたらだからなんとなく全体的に落ち着いてて
ポップでゴージャスな感じにしなかったのかな?
公式サイト
NEW YORK,I LOVE YOU 2008年 アメリカ=フランス 103min
2月27日より、公開中~
続く第三弾は日本!って最初言われてたのに、何故か上海が舞台の「上海ウォーアイニー」だって
上海は確かにロマンティックな街だし、わたしは好きだけど映画の興行的にはどどうかなぁ?
キャスト、監督素晴らしい人たちにまた結集して欲しいな♪
あ、「夜の上海」のヴィッキー・チャオには是非参加してもらいたい!
どうなるか、楽しみ♪
☆追伸☆スカちゃん監督作「さすらいびとの靴」全編モノクロ
(ケヴィン・ベーコン主演♡)の本編がケータイ動画サイトの「QTVビデオ」にて27日~2週間限定で全編無料配信だって!!
私は観れなかったケド。
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ランディ・バルスマイヤー監督のエピソード間の繋いだエピソード間の映像のセンスの良さに惚れ惚れです。うーん、これはもう一度じっくり観ねばなるまいて…。
昨日レイトショー観終わってすぐここ覗いたら、工事中~ってなってたのね。だから「あらら」と思いながら、続いて『バッド・ルーテナント』を観て、イザ!って覗いたら力尽きたコメントがのこされてて。(苦笑)
ホントご苦労さまでした。^^;
私も書いていたものを消し去ること数知れず(^^;なので、migさんの脱力感すごくわかりました。本当にショックですよね(T^T)
楽天は最近は下書き保存と言うのができたので
記事が全て消える~と言うことはなくなりましたが、それでも、かなりできていたのに、保存忘れて、また途中からは、いまだによくあります(^^;
さて、肝心のこの作品の感想ですが、今日書こうと思っているので、migさんの記事さら~と
読ませて頂きました♪
全部消えたのに、migさん、頑張りましたね~
すごいです(*_*)ご苦労様でした^^
では、また後ほど(多分夜遅く・笑)
お邪魔します(^_-)-☆
>買い付けてくれた日本の配給会社が経営破綻で公開延期!
>スカちゃん(スカーレット・ヨハンソン)の監督作、
ケヴィン・ベーコン主演で楽しみだったのに、
一つだけ毛色が違うということで なんと全編カット!
>オーランド・ブル-ムに指名されるも、岩井俊二監督はオーリーのことを知らず、
引き受けてから出演作を観たんだとか
もう、知らないことばかりでビックリ。
勉強になりました。
スカーレット・ヨハンソン版観てみたいなあ。
『ロスト・イン・トランスレーション』風になっていたりして…。
私も記事が消える時って、ほぼ完成してるときだから、
その脱力感、とっても解る!
それでもこの量を復活させるって凄いです~
来週、時間ができたら観ようかしら?
なので今日は斜め読み。migチャンの評価もいいので楽しみ~
観たらまたお邪魔します♪
わたしはどうかな、音楽がもっと良かったら自分の中では更にポイント上がった気がするの、
「パリ、ジュテーム」つまらないのもあったけどあちらもかなりいいので
きっと先にみられてたらKLYさんあっちの方が更に高得点になってる気がします
あちらのナタリーポートマン出演作はいいですよ!
ほとんど名監督が撮ってるし、絶対に観なきゃソンです♪
わたしはやっぱりNY派だけど
でもどちらも大好きだな~。
次も楽しみ♪
何とか書いたけど、もう昨日は
blog削除ではこれまでにないくらい大ショックでした
書く前にまた、そんなお気遣いコメありがとうです
わたしもgooのシステムで保存前に途中で消えちゃうのはよくあるけど
今回、自分で削除押して、しかもいつもよりも愛情注いで(笑)かなり詳しく書いたのでもう、ほんと泣きそうでした
でも書く事もたまるし頑張りました
ひろちゃんは日比谷のほうで観たのかな?
どうだったかな?感想待ってまーす
何かお礼言われるようなことしたかな?って思ったけどそのことですか
えいさんにお礼言われるとは!
スカちゃんもケヴィンも好きなので
そういうネタは撮影中のゴシップネタで
随分前に情報仕入れてたのでものすごく楽しみだったんですよ~(泣)
特典として是非入れて欲しいですよね。
様々な監督が同じ都市を舞台に撮るのって面白いですよね~
もっと早いペースで色々やってほしいシリーズです★
パリ、ジュテームってもう3年前なんですよね
kiraさんー昨日みてくれたんですね!
今帰ってTVつけたら恭子ちゃん出てましたね★
=すぐkiraさん思い出しちゃう
お気遣いコメありがとです
これは色んなキャストでNYの街みるだけでも楽しめると思うので是非観て欲しいです~
愛情こめた記事を自分で削除って(^^;、私が考えていた以上に、migさんの精神状態大変だったんですね。そう言えば、死んだ~って書いて
あった(笑)よく立ち直りましたね^^
migさんほどの失敗ではなかったのですが、
実は私も今日も書いていて、下書きから、かなりつけたし、していて保存しなかったら、3分の一消えて(T^T)1時間以上余計に作業時間がかかってしまいました(T.T)
さて肝心のこの作品ですが、先にmigさんの☆
見ちゃったせいか4つけちゃいました
(笑)本来なら、3・5かもしれないと
思う自分です(笑)
なんで2年も公開が遅れたと思ったら
そう言う経緯があったんですね(*_*)
DVDスルーにならなくて良かった\(^O^)/
スカちゃんの作品のケヴィン観たかったなあ・・特典とかに入っているといいな^^
migさんのNY記事読んでも行きたくなる自分で
すが、この作品でまたまたNYに行きたくなりましたあ(^^;
日比谷シャンテで、60代後半くらいの夫婦と
50代くらいの夫婦に挟まれて、前は
20代のカップルで、そんな状況で
鑑賞してました(笑)
migさんはどちらでご鑑賞でしたか?
お疲れ様でした
お陰でもの凄く楽しみになりました(^_^)
『パリ、ジュテーム』もあらゆる監督が参加していて良かったですが、こちらも多彩ですね!