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我想一個人映画美的blog

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運命のボタン /THE BOX

2010-04-29 14:55:44 | 劇場&試写★4 以下
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あなたなら、押しますか?

ボタンを押せば1億円、
ただし見知らぬ誰かが死ぬ


お金が欲しいとか、誰かが死ぬとか関係なく、
そこにそんな怪しいボタンの箱があったらきっと好奇心から押しちゃう


キャメロン・ディアス初のサスペンスなんて言われてます。

確かにこういうシリアスなキャメロン珍しい。(最近シリアス演技では「私の中のあなた」はあったけど)

去年10月全米ではコケたらしく、評価ではC。そんなこともつゆ知らず
12月に行ったタイで観られる♪と期待してたんだけどギリギリで終わってて
日本はいつかと思ったらこんなに遅れてやっと来月公開。先日、試写にて鑑賞☆

監督/脚本は日本でもコアなファンを持つ「ドニー・ダーコ」のまだ30代の若手監督、
リチャード・ケリー。
スティーブン・キングファンを自称するリチャード・マシスンの短編小説「死を招くボタン・ゲーム」が原作。


ある日の早朝、ノーマとアーサー夫妻のもとに箱が届く。
箱の中には赤いボタン付きの装置が入っていた。
その日の夕方、謎の男がノーマを訪ね、驚くべき提案を持ちかける。
「このボタンを押せば、あなたは 100万ドル(約1億円)を受け取る。
ただしこの世界のどこかで、あなたの知らない誰かが死ぬ。提案を受けるかどうか、期限は24時間。他言した場合取引は無効」。
ふたりは道徳的ジレンマに迷うが、目の前に1億円を見せられ生活が苦しいこともあり、結局ボタンを押してしまう。
果たして、ふたりの運命の行方は!?  1億円か死か?




ヘアスプレー」「魔法にかけられて」などのジェームズ・マースデン。
見た目若いけど夫アーサー役。 あんまり個性ない人だよね~。(ファンの人ゴメン)



そしてすごい存在感なのがこの方!
この人の怪しさでこの映画はチープにならなかったと言っても過言ではないかも
フロスト×ニクソンでも強烈なニクソンを圧倒的な演技と存在感で魅せ付けた
フランク・ランジェラ。(71歳!) 
顔半分えぐれた、ボタンの箱を届ける謎の男リチャード。





4/10(44点)



※ネタバレ込みの感想

いや~微妙だった~。というか、いまいち。
アメリカでコケたのもすごく分かるな。
好みには分かれるだろうけど 日本でも悪いけどヒットしないでしょうねー
でもこの監督が脚本の「ドニー・ダーコ」も「ドミノ」もどっちもダメだったしな。どうも相性悪いみたい


大好きなキャメロン主演だし、不可解な物語は大好き。
でも、その不可解さを楽しむようなストーリーの不可思議さはこの映画にはない。
例えばデビッド・リンチだったらあらゆる伏線が張り巡らされていて、
何度か観ていると繋がって来るという面白さがないというか。


そもそも、ボタンを押せば知らないどこかの誰かが死んで、
現金100万ドル(1億円)が瞬時に手に入る。
っていう切り口は面白いのに、それが全然ストーリーに活かされてないのが残念。



集団で不気味に追いかけて来たり、怖さを煽る演出。
話は複雑に描かれ、途中で宇宙人が絡んできてトンデモ系に。

ノーマの父親が刑事なので、アーサーは自分たちのせいで死んだ家族の事故現場に行ったり、
謎の男のナンバープレートから所在など調べることも可能だったりご都合主義。
アーサーはNASAに勤めていて宇宙飛行士に憧れを抱いてる。

結局、仕事中に雷にうたれて事故死したリチャードはNASA関連で雇われてる火星の研究員。
宇宙人に魂をあやつられ?
地球人は他人の命と引き換えにしてでも大金を選ぶかという実験を行っている。


そしてラストには想像通りの究極の選択が!
夫婦に子供がいて、母親(キャメロン)が激愛してる描写からも大体予想が付く展開。


息子をとるか、妻をとるかを迫られる夫。(夫はボタン押してないから生かすんだ?)
さもなくば、大事な息子は目も見えず、耳も見えなくなってしまう。

あ、さっき伏線がないと書いたけどありました
ここで、キャメロンの足が不自由だというところから
「わたしはあなたの顔を見たとき、怖いと思うよりも愛おしいと感じたわ」

えーーー!?夫に「怖い、ゾっとした」って言ってたじゃんー。嘘ばっかり!
ってつっこみ入れたかったけど黙って観てると
今度はとって付けたよな夫婦愛のシーンに。
涙ながらのキャメロンと夫が演じる芝居がどうにも嘘くさい感じがしちゃって
わざとらしく感じてダメ~。(素直に感動出来ればいいんだろうけど☆)

そして友人の夫婦ほか、皆がそうしているように 行動に出る夫。

今日もまた誰かがどこかでボタンを押し、ここで一人命を落とす、、、。


ラストでもっとびっくりな展開になってたらまた評価は違ったかも。

言いたい事書いたけど、全体的の雰囲気は暗く、
実際はええ?って展開でもやっちゃった系映画という感覚はない
どこか作品にカルト的な雰囲気が漂うのはやっぱりこの監督の手腕?

気になる方は劇場でどうぞ

結論。やっぱりキャメロンは笑顔で出る映画がお似合い


邦題はボタンだけど原題は箱。

公式サイト
THE BOX    2009年    アメリカ   116min
5月8日(土)よりロードショー


LAプレミアにて☆






キャメロンの次回作、「バニラスカイ」以来のトムちん共演「ナイトナイト&デイ」は秋公開超楽しみ

ほかにも元カレ、ジャスティン・ティンバーレイク共演コメディー「バッド・ティーチャー」、

おなじみフィオナ姫の声担当の「シュレック フォーエバー」(3D)は12月、日本公開。

ミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲン共演の「グリーンホーネット
リメイク、「The Green Hornet」
(エドワード・ファーロングも出演)
ほか4作くらい2012年までに待機中♪



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38 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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あはは (KLY)
2010-04-29 15:37:45
この手の話はmigさん厳しいもんねぇ。私もいま
いちでしたけど、キャメロンとフランク・ラン
ジェラに免じてってところかな。(笑)
というか、何か個人的にキャメロンが素敵に見
えた気がしました。
返信する
こんばんわ! (タケナカ)
2010-04-30 01:54:47
お久しぶりです。昨日「第9地区」観て来ました。
いやー面白かったです!
久しぶりに劇場に足運びましたが大満足でした。絶賛されてたのも分かります。
ピカデリーにエビちゃんが来たんですね
本物みてみたいですよね、映画を観てからだと^^

この映画「フロストニクソン」のフランクランジェラですか!
彼はいいですよね~。キャメロンディアスだし、ちょっと観たい気もしていますが僕も「ドニーダーコ」はダメでした。
返信する
みた。 (とく)
2010-04-30 10:10:47
わしは、結構、楽しめたわ!migさんと逆で「月に~」よか、こっちだわ~。わし「ドニー・ダーコ」あんま、わかってないけど、たま~に、見る。なんか、わし、この監督さん、好きかも。キャメロンだから、どんなんかな~と思ったが、この監督さんの雰囲気が出てたわ。原題のボックスがボタンになったの、ボックスって映画が、これから、あるみたいね。そっちは、興味ないけど。これって、ほんま、好みだね。キャメロンとトムちんのトレーラーは見たが、もう危険な臭いがしてるんで、見ないと思います。
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★KLYさん (mig)
2010-04-30 10:49:54
おはよ♪

そうなのそうなの、このてのにはやたら厳しくなっちゃうのよね、私。よく御存知で 
キャメロン、70年代風が良かったのかも。
チャーリーズエンジェルっぽい?


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★タケナカさん (mig)
2010-04-30 10:51:34
お久しぶりです♪

第9観ましたか!わたしももう一度絶対観るつもりです~
そうなのー、エビちゃん、というかクリストファーが握手会だなんて、、、、
仕事なかったら駆けつけたのに。

ドニーダーコ駄目だったらどうかな?
でも興味あったらみてみて下さい♪
返信する
★とくさん (mig)
2010-04-30 10:53:52
とくさんも観たのね?
意外!とくさんはこれ楽しめたんだ!?

確かに雰囲気があるから好みによるところが大きいのかも。
観た方のレビューではわたしが一番評価低いみたい 笑
ボックスっていうのは邦画なら知ってるケド?
キャミー&トムのは駄作でもいいの!ふたりを観るの
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こんばんは☆ (dai)
2010-05-05 17:48:57
微妙でしたね~(笑)

キャメロンはやっぱりこういう作品ではなく、
コメディの方がいいですよね。その点ではキャメロン×トムの作品の方が彼女の良さを発揮できそうですね。
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daiさん★ (mig)
2010-05-06 21:58:10
こんばんは★
微妙でしたよぉ~。
やっぱりdaiさんもですね。
ほんとキャミーはやっぱりあの太陽のようなくったくない笑顔!
でもこのごろ幅広がってトムとの楽しみ
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ん~ (miyu)
2010-05-08 17:25:06
あたしもmigさんと似たような感覚で観ては
いたのかもしれません。
夫婦愛とか、スチュワードに言ったセリフとか
ラストは確かに読めるのですが、
それでもSFだと思わずに観ていたものですから、
なんか予想外な展開に引き込まれてかなり楽しんじゃいました♪
返信する
スティーブン・キング (佐藤秀)
2010-05-08 21:21:02
>スティーブン・キングファンを自称するリチャード・マシスンの短編小説「死を招くボタン・ゲーム」が原作。

ああ、道理でスティーブン・キング原作の「ニーdpフル・シングス」と偉く似ているなあ、と思いましたよ。
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